透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

葉を落とした木、葉が残っている木

2021-11-08 19:58:14 | 日記

晴れ。最低気温−1.2℃、最高気温14.2℃。

今日も小春日和の穏やかな日。

習い事の帰りに森林公園大沢口付近を歩いてきました。

森は常緑樹を除けば葉を落としている木がほとんどで、ガランとした光景です。

ただ、自然ふれあい交流館へ続く道の傍らに立っている白樺の木にはけっこうな葉が残っていました。そこへ、風がさぁーっと吹いてきて、葉が一斉に小刻みに震え始めます。一斉とはいえ、動き始めは一緒でしたが、ソロ歌手のように、個々の揺れ方はふぞろいで、それがとても綺麗だったのでした。

 

久しぶりに手に取った『金子みすゞ童謡集』の中から一篇を。


「 木 」

お花がちって

実がうれて、

 

その実が落ちて

葉が落ちて、

 

それから芽が出て

花がさく。

 

そうして何べん

まわったら、

この木はご用が

すむかしら。

                『わたしと小鳥とすずと』より


 

コメント
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