透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「ウポポイ」(民族共生象徴空間)へ

2022-07-12 22:20:38 | 日記

晴れ。最低気温20.6℃、最高気温26.6℃。

民族共生象徴空間「ウポポイ」を初めて訪ねてきました。

国立アイヌ民族博物館

国立アイヌ民族博物館からの眺望

歓迎の広場の「カフェ・リㇺ」にて

チェプオハウセット

 

 

登別から一般道で約40分で白老のウポポイの駐車場へ。

入場する前に体験交流ホールで伝統芸能上演時間が11時半から20分間と教えて頂き、入場券を求めて鑑賞することができました。

博物館への入館時刻が11時だったのですが、案内の方に11時から12時までに入館すればよいと伺い、伝統芸能の舞台を鑑賞することにしたのです。

舞台の上演までの間があったので、ウポポイの敷地内を散策。広々とした敷地内に涼しい風が渡っていきます。

ウポポイには児童生徒の皆さん、家族連れの方々など多くの方々が行き交っていました。

気になっていたアットウシの仕上がりまでの行程については実演や展示などで目にすることが出来ました。特に糸にするまでは約2か月ほどを要するとのこと。オヒョウの木の内側の皮を割いた、糸に仕上げる前の状態のものに触れることができ、その柔らかな手触りに驚きました。

糸から布を織り、アットウシ衣に仕上げるまでには約1年を要するのだと実演されていた女性の方が話されていました。

ひと通り見終えた後のランチタイムは「チェプオハウセット」を外のテーブルで頂くことに。アイヌの伝統料理を舌で味わうことができました。

初めて訪ねたウポポイでのひととき。あの空間は創られたものではあっても自然豊かで落ち着いた雰囲気があり、居心地が良かったです。

これから、この地がアイヌの方々の想いに沿うように、何よりアイヌの方々の精神性が発揮される場となることを願います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする