透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「社畜童謡」

2014-12-15 20:50:30 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温-12.1℃、最高気温-2.8℃。

今日の北海道新聞夕刊に興味を引かれるコラムが掲載されていた。「社畜童謡」という見出しだったが、何のことやらさっぱり分からない。読み進めていくと、「社畜」というのは造語で、家畜のように働かされるサラリーマンを指すという。その響きの何と痛々しく切ないものか。

一方、「童謡」というのは言葉のゆりかごのようなものといえないだろうか。ゆりかごをゆするように優しく歌われる替え歌。その中身があまりにも現実味があって、怖すぎる。そのギャップが大きくて、可笑しいのに笑えない。インターネット上で話題になっているという「社畜童謡」。これから先、どのような替え歌が生まれるのか、見たいような見たくないような・・・・・・・。

               

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パイナップルをよく見ると

2014-12-14 19:33:06 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温14.7 、最高気温-4.5℃。

5年間、ひたすら観葉植物として育ててきた(放任していた)パイナップルです。春には新しい鉢にして、土も入れ替えようと思っていました。しかし、今は冬期間なので、そっとしておこうと水やりも控えていました。ところが、ここ数日、パイナップルの中央部分が白っぽく、何かが芽生えているような感じです。今は何かがはっきりしないのですが、とりあえず、写真を撮ってみました。

                              

                               《5年目のパイナップル》

                          

                                    《中心部》

                                       

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「税」という世相

2014-12-13 22:24:11 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温-13.3℃、最高気温-3.5℃。

午前、野幌森林公園大沢コースを散歩する。文教通りの路面も歩道もアイスバーン状態で滑りやすく、危険度が高まっていた。バランス感覚が試される日々となっている。そういえば、12日、恒例となっている日本漢字能力検定協会による、その年の世相を表す漢字一文字が発表された。2014年の今年は「税」。そういえば、財布のひもがきつくなりがちで、なんか息がつまりそうな気分だったような・・・。「禾偏」を「立心偏」にしたら「悦」になるのだけれど・・・・・。

                        

                                   《文教通り》

                        

                                   《文教通り》

                        

                                《野幌森林公園大沢口》

                        

                                《野幌森林公園大沢口》

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野幌森林公園

2014-12-12 21:16:36 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-9.0℃、最高気温-0.8℃。

午後、野幌森林公園ふれあいコースを散歩。一度解けた雪が再び凍りついて、路面はかなり滑りやすくなっていた。転ばないように慎重に足を運んだ。最低気温の-9.0℃は16時56分の記録で、その後また徐々に気温は上昇してきているようだ。

                          

                          

                          

                          

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マララ・ユスフザイさん

2014-12-11 21:42:19 | 日記

曇り時々雪時々雨。最低気温-3.6℃、最高気温3.7℃。

 今日の北海道新聞日刊紙にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんがノルウェー・オスロで行ったスピーチの全文が掲載されていた。最年少の17歳で受賞した彼女の言葉は明快であり、重苦しい現実としっかり向き合いつつも理想を失わずに突き進もうとする強い決意に満ちていた。17歳の少女のスピーチとは思えないほどの説得力ある堂々としたものだった。マララという名前はパシュトゥン人のジャンヌ・ダルク(民族的英雄)マイワンドのマラライにちなんで付けられたとあったが、まさにそのねらい通りになっているように思える。

故郷がテロの舞台となった10歳以降、女子は学校に通うのを禁じられ、彼女の中で優先順位が変わった。黙って殺されるのを待つのか、声を上げて殺されるのかという二つの選択肢へだ。後者を選び、声をあげようと決めた彼女は2012年10月9日にテロリストに襲撃された。

「でも、彼らの銃撃は勝てませんでした。私たちは生き延びました。」ときっぱり言い切る彼女は、いくつかの問を投げかけている。なぜ「強い」といわれる国々は、戦争を生み出す力があるのに、平和をもたらすことにかけては弱いのか。なぜ、銃を与えることは簡単なのに、本を与えることは難しいのか。なぜ、戦車をつくることは簡単で、学校を建てることは難しいのかと。

現代に暮らす中で、私たちはみな、不可能なことはないと信じている。それならば、21世紀には全ての子どもたちが、良質な教育を受けられるという夢もかなうという決意を持たなければならないと。「子どもが学校に行けない状況はもう終わりにしましょう。終わりにすることを始めましょう。私たちで終わりにしましょう。今ここで、より良い未来を築きましょう。」このスピーチはこう結ばれている。

2013年7月12日に行われた国連でのスピーチ、「言葉の力と強さを私たちは信じます。私たちの言葉が全世界を変えることもできるのです。一人の子ども、一人の先生、一冊の本、そして一本のペンが世界を変えられるのです。」というフレーズはとても感動的だった。この度の平和賞受賞スピーチも忘れ難いものとなるだろう。

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生田原から戻る

2014-12-10 21:13:39 | 日記

江別の最低気温-4.3℃、最高気温-1.2℃。

生田原から我が家へ戻る。雪がまとまって降ったようだったが、ご近所の方が道路から玄関までを除雪して下さっていて、本当に有難かった。先ずは、部屋に戻り、10℃にセットしていたストーブの火力を最大にする。次に落としていた水道の元栓を、すべて元通りにする。今年の2月、3日間ほど留守をした際に凍らせてしまった苦い経験があり、特に念をいれることになった。あの時は、急きょ、業者の方にきてもらって、床下に潜って頂くなどしてやっと直してもらったのだった。

                     

                     

                        《深川付近の高速道路から 13:19》

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生田原へ その3

2014-12-09 20:31:46 | 日記

江別の最低気温-10.0℃、最高気温-1.8℃。

借家のベランダ越しに朝焼けを見る。午後、家人の運転で、義父をかかりつけの北見の病院へ送る。夜、社会福祉協議会支所へ。徒歩で5分もかからない近所にこうした公的機関があるのは心強いことだ。ケアマネージャーの方達との懇談も懇談も回を重ねるごとにスムーズになってきているのが有難い。                                                                                    

                                       《7:13》

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生田原へ その2

2014-12-08 20:07:53 | 日記

江別市の最低気温-9.6℃、最高気温0.0℃。生田原の最低気温は二桁となっていたようだ。実家の近くに借りた家の窓からは美しい夕焼けが見えた。昨晩は外が妙に明るいので窓を開けると、月が中空に煌々と輝いていたのだった。月明かりがまぶしくて眠れないなどという経験は遠い子どもの頃にあったような・・・・・・・。

                       

                                    《16:09》

                       

                                    《16:09》

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生田原へ その1

2014-12-07 19:55:09 | 日記

雪時々雲り。最低気温-9.9℃、最高気温-1.2℃。

午後から生田原へ向かう。江別東インターチェンジから高速道路を使う。ずっと圧雪アイスバーンだったが、北見峠を越えた丸瀬布辺りから雪はなく、運転がしやすくなった。遠軽を過ぎた頃、きれいな月が顔を見せていた。

                         

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冷え込む朝

2014-12-06 19:31:46 | 日記

雪時々曇り。最低気温-11.3℃、最高気温-1.1℃。

午前中も気温が上がらず、風花が舞っていた。その後も断続的に小雪が降っていはいたものの、積雪は今の所まだない。

                                                

                                                

                                               

                                               

                                              

                                              

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真冬日

2014-12-05 21:12:56 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-9.2℃、最高気温-1.1℃。

今日は一日中冷凍庫状態の真冬日となった。凍ったままの沼や水たまり。大型の冷凍庫のような中でも歩いたり、笑ったり、走ったりと何事もなかったかのように過ごしている私たち。なかなか逞しいものだ。ただ、ストーブの火力はいつもより少し強めにしている。やはり、野生の動物の逞しさには遠く及ばないと実感。

                            

                                   《近くの公園の水たまり》

                            

                               《近くの公園の水たまりを拡大したもの》

                            

                                     《大沢口附近の沼》

                             

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『きいろの童話集』

2014-12-04 20:45:48 | 日記

晴れ。最低気温-5.6℃、最高気温1.2℃。

「アンドルー・ラング世界童話集」の第4巻『きいろの童話集』を読み終える。その中の「北方の竜」という童話が印象深かった。

あらすじの一部は以下の通り。訳を担当されたおおつかのりこ氏にはあらかじめ私の勝手な言い回しの失礼をお詫びします。

恐ろしい怪物が北方からやってきて各地を荒して人も獣も食べつくしていた。このままの状態でいけば、生きとし生けるものはこの世から姿を消すということで皆は恐れていた。その怪物は竜で雄牛の体に、蛙のような短い前足と二本の長い後ろ足をもち、蛇に似た長さ18メートルに及ぶ尾を持っていた。一つの所に数年留まり、辺りの生き物を食べつくしてから次の地に移るという習性があり、これは不幸中の幸いだった。石よりも鉄よりも固いうろこで全身がおおわれていて、この怪物をしとめるのはなかなか難しかった。

このあたりの王様は困って「とにかく怪物を退治したものには、たくさんのほうびをつかわす」というおふれをこぞって出した。ある者が竜の居ついた広大な森に火を放ったが、火などものともしないこの竜には無駄なことだった。

さて、この国の賢者の間には言い伝えがあり、それはソロモン王の刻印の入った指輪を持つ者が竜を倒すというものだった。その指輪には秘密の文句が刻まれていて、これを読み解くことのできる知恵者にのみ、竜を退治する方法が明かされる。けれども、その指輪のありかを知る者はいず、指輪の文句を解き明かせる魔術師や賢者がいるのかどうかさえ不明だった。

だが、ついに善良で勇気溢れる若者が登場して指輪探しの旅に出ることになった。この若者は数年かかって名高い東の魔術師に出会う。「人間の知恵などわずかなものじゃ。そなたを助けることはできぬ。だが、鳥の言葉が分かれば、鳥が指輪へ導いてくれるだろうて。幾日かここに留まるのなら、鳥の言葉が分かるよう、わしが手をかしてやろう。」とこの魔術師は申し出、若者はこれを有難く受け入れた。

魔術師は月夜の晩にひとりひそかに九種の薬草を積み、煎じて強い薬を作り、三日の間、日に9サジずつ若者に与えた。若者はこれで鳥の言葉が分かるようになった。魔術師はもしソロモンの指輪が見つかったなら、もどってくるようにという。指輪に刻まれた文句を読み解ける者は自分以外にはいないからと。

ここで話を飛ばすのをお許し願いたい。結論をいうと、この竜は若者に倒されたのだった。軍隊が束になってかかっても倒せなかった怪物をたった一人でしとめたこの若者は英雄として王様のお姫様と結婚することになった。数日のちには盛大な結婚式がとり行われ、宴は4週間も続いた。

ところが、国中が浮かれていたために、竜の巨体を埋めなければいけないことに、気づく者がいなかった。この間に竜の死骸が腐りだし、ひどい臭気に辺りにはだれも住むことができなくなり、そればかりか、国中に悪い空気が満ち満ちて、疫病がはやり、何百という人が亡くなった。 

 

悪銭身につかずということわざ通り、ぬすんだ指輪は最後には王子に悪運をもたらしたと文中にあり、この後も話は続くのだが、今日はこの辺で。

最後に、印象深かった箇所について一言。「この間に竜の死骸が腐りだし、ひどい臭気に辺りにはだれも住むことができなくなり、そればかりか、国中に悪い空気が満ち満ちて、疫病がはやり、何百という人が亡くなった。」という部分に、毒性の強い物質が採取場一帯を汚染したとも思われ、今でいう公害のようなものが連想された。また、臭気がなくても、悪い空気が満ち満ちて誰も住むことができなくなると考えれば、福島第一原発の被災後の姿が思い起こされる。さらに「国中が浮かれていたために、竜の巨体を埋めなければいけないことに、気づく者がいなかった。」という部分には当座の目的を達成するも、後先を考えずにはしゃいでしまい、リスクを倍増させてしまう愚かしさを見てとることができる。昔から語り継がれた物語には、しばしば現代にも通じる生きるうえでの大切な戒めが秘められているように思う。

                               

                                 《きいろの童話集》  

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「はやぶさ2」打ち上げ成功

2014-12-03 20:26:38 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-3.2℃、最高気温1.0℃。

今日は最高気温が1.0℃と急に冷え込みが強まった北海道の我町。一方、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターからは小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が打ち上げられた。有機物や水を含む岩石があると考えられている小惑星「1999JU3]を目指すという。2018年にこの小惑星に到着し、1年半の滞在を経て、20年末に地球へ戻る予定という。この星のサンプルは太陽系や生命の起源を知る貴重な手がかりとなるものだ。持ち帰ってくれたならば、たいそう嬉しいことだろうが、とりあえず、無事に戻ってきてほしい。

小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の弟分の「はやぶさ2」。この時期に打ち上げ成功のニュースは嬉しい。カウントダウンが始まり、テレビ画面に釘づけになった。関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

                                                   

                                        《民放テレビから》

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菅原文太さん死去の記事

2014-12-02 20:34:24 | 日記

雪時々曇り。最低気温-2.8℃、最高気温7.6℃。

本日付の北海道新聞日刊紙のコラム卓上四季においても菅原文太さんが取り上げられていた。菅原文太さんが出演されていた映画も見たことがなく、よくは存じ上げなかった方だったのだが、体調を崩された頃から脱原発や反戦・平和を訴えて活動をされていたことを知った。物事の本質を見抜き、示してくださる方がまた逝ってしまわれた。

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12月の始まり

2014-12-01 21:11:43 | 日記

曇りのち雨。最低気温4.9℃、最高気温10.4℃。

今日から12月。気温は高めで推移していた。午後近くから雨が降り始めたが、雪にならずに夜を迎え、積雪のない12月初日となっている。本日付北海道新聞日刊紙の札幌圏の紙面にぶんちゃnミニ知識というコラムがあり、「つららが軒下に発生したら根雪になることが多い」という見出しに目が止まった。

これは空知管内旧栗沢町(現岩見沢市)に伝わることわざだという。北海道日本海側で積雪が解けきらず根雪となる時季の目安として、つららが注目されている。屋根の雪が解けたり凍ったりを繰り返して成長するつららは、日中の気温が高すぎると解け落ちてしまうので、日中の気温がそこまで上がらなくなることが条件となる。この条件下では雪も解けきらずに根雪にもなるということだろう。

明日からは雪の予報がでていて、この辺りも「雪の降る街」になることと思う。根雪はその先になる。このコラムによると、札幌の根雪初日は平年12月4日とのこと。危ないことを隠しておいて大丈夫だと言われても不安が募る今日この頃。昔話の「あとかくしの雪」のように、自分のためではなくお腹をすかせた旅人のために犯した罪をそっと隠してくれた雪は別として、雪に心があるならば、いましばらくは全てを覆い尽くす根雪となるのを思いとどまってほしいものだ。

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