雪のち晴れ。最低気温-9.2℃、最高気温0.8℃。
いつの頃からか、水車に惹かれていた。もし自分で作れるのなら、小さな手のひらサイズのただ回るだけの物でも良いから作ってみたい。そして、小さな流れに置いてじっと水車が回るのを見ていたい。水車の輪が回る度に上下運動をする仕掛けができたらなおのこと嬉しいだろう。さらに、その仕掛けが小さな粒を砕くお仕事ができたなら、この上なく魅力的だ。
昔話には粉屋が水車小屋で麦を粉にしていたりする。昔から水力を日々の生活に取り入れて暮らしに役立てていたのだ。川の水が枯れない限り、水車が壊れることがない限り、寝ている間にもお仕事を淡々としてくれる。こういうことを想像するだけで嬉しくなってくる。
今日の北海道新聞夕刊のコラムでは、水車にまつわる話しが取り上げられていた。ただし、ここに登場する水車は発電というお仕事をするものだが。電気は今の生活に欠かせないものとなっている。でも、安心・安全な暮らしの源の一つとなっている電気が、目にも見えず、頭で理解しようにも無理という状況で作られるのだとしたら、どう考えても体に悪そうだ。