透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

チョコレート(卓上四季から)

2016-02-14 20:28:10 | 日記

雪時々曇り。最低気温0.3℃、最高気温3.5℃。

今日はバレンタインデー。いつの頃からかチョコレートに注目が集まる特異な日となっています。チョコレートの原料はカカオ豆。その生産国の一つガーナでは児童労働で数万人の子どもたちが朝早くから夜まで、学校にも行けずに働かされているということをラジオで聞いたことがありました。数10kものカカオ豆を頭に載せて運ぶことも。それなのに、そのカカオ豆から作られたチョコレートを口にすることができないのだともいっていました。

本日付の北海道新聞の卓上四季ではカカオ生産国の児童労働のことや適正価格で取引する「フェアトレード」についても取り上げられていました。甘いチョコレートの向こう側に、辛い状況の中で働かされている子どもたちがいることを、今日は再び考えさせられました。

   

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『銀河鉄道の夜』から「重力波の観測」へ(卓上四季にて)

2016-02-13 21:23:34 | 日記

晴れ時々曇り時々雨。最低気温2.3℃、最高気温4.8℃(江別)。  最低気温-5.4℃、最高気温8.1℃(生田原)。

生田原では低気圧に伴って暖気が入り込んだ影響か、最高気温がプラス8.1℃と高くなり、午後からは雪ではなく雨が降ってきました。

北海道で2月に雨が降るのは、そう珍しいことではないのですが、心配はこの後に気温が下がってアイスバーンになることなのです。ツルツル路面のスケートリンク状態になると、車はスリップしやすくなり、歩く場合は重心を下にしながらペンギン歩きになり、倍の時間がかかるのです。と、これは地球上のこの辺りの話です。

北海道新聞の「卓上四季」では宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の一節を引き、国際チームが重力波の観測に初めて成功したことを取り上げていました。アインシュタインが100年前に予言した重力波というものの存在がこれで証明されたということなのでしょう。それは13億光年も離れたところで発生した波を捉えることができたということらしいのですが、壮大すぎて、想像することさえ無理な感じです。

それにしても、100年前に予言した人がいたということも、それを受けて観測し続け、キャッチしたということも凄いことだなと思いました。宇宙は謎に満ち満ちていて、だから惹きつけられる面もあるのでしょう。

そういえば、賢治の作品にも同じことが言えるような気がしました。

    

 

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第51回網走オホーツク流氷祭りへ

2016-02-12 20:29:15 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-14.1℃、最高気温2.5℃。

義妹を駅で見送った後、網走の流氷祭りを見に家人の運転で出かけました。雪が解け、路面が出ていたこともあり、運転はそうとう楽だったようです。

第51回目を迎えた網走オホーツク流氷祭り会場へは14時頃着きました。まだ主役の流氷は姿を見せていませんでしたが、会場内では氷像や雪像が私たちを迎えてくれました。出店や輪投げなどのコーナーも設けられており、明日からの連休は大勢の人たちでにぎわうことでしょう。

生田原から網走までは車で片道およそ2時間。風来坊のような流氷はいつ訪れるのやら分からないのですが、それもまた一興かなと思いつつ、車窓からの雪景色に目を遣りました。

                 

                                   《メインステージ 網走刑務所正門》

                 

                 

                 

                 

                                     《流氷祭り会場付近の様子》

                 

                 

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夕暮れ時の生田原川

2016-02-11 23:18:48 | 日記

晴れ時々曇り時々雪。最低気温-8.1℃、最高気温0.0℃。

今日は家人と義妹と三人で我家にてランチタイムを過ごしました。おにぎりと肉じゃがとサラダ、味噌汁、ナマス、煮豆など。コーヒーを飲みながらおしゃべりに花が咲き、15時ころお開きとなりました。

その後、定番となりつつあるいつもの生田原川へ向かいました。夕暮れ時の陽射しを受けた生田原川の川辺を歩き、役場付近にて友人に出会い、借家へお誘いしておしゃべりしました。

夕食はノースキングにて義妹二人と家人の4人で夕食のひとときを過ごしました。今日はおしゃべり続きの楽しい一日となりました。

                

                             《中央橋から信盛橋を望む 15:34》

                

                                 《中央橋から平和橋を望む 15:34》

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平和橋にかける思い

2016-02-10 21:51:04 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-2.9℃、最高気温0.8℃。(江別)、最低気温-12.8℃、最高気温-0.3℃。(生田原)

午前、散歩に出かけました。平和橋の方をを見ると、川面がきらきらと銀色に輝いていました。それはまるで、命のきらめきのように思えました。

この生田原川は平和橋の下を通って流れてきます。平和橋と名付けられたその橋は、「平和」であってほしいとの思いが込められたのに違いありません。その思いが今もこれからも永久に踏みにじられないでほしいと願うばかりです。

ネコヤナギが新緑の葉をつけ、深緑になり、秋風に揺れ、再び雪に埋もれることを何年も繰り返すように、平和もこの先ずっと続くのだと思っていたいのですが・・・・・・。

                

                

 

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ふくら雀

2016-02-09 20:27:36 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-7.4℃、最高気温4.2℃。(江別)

生田原に来てから9日目です。生田原でも最低気温-19.9℃、最高気温2.5℃と最高気温はプラスに転じていました。

写真の雀たちは玄関横の木に止まっていたもので、まだ氷点下時の様子です。寒さのため全身の羽毛を逆立ててふっくらした感じに見えます。こういう雀のことを「ふくらすずめ(脹雀・福良雀)」というそうですが、縁起がよさそうな呼び方ですね。

私たち人間でいえば、コートの襟を立てたり、帽子を目深にかぶったりするのと似ているのですが・・・・・・。何と言っても、あちらは自分の持ち物で、自力で寒さに向かっているのですから一枚上手です。その道の師匠といえるかもしれません。

「ブッダ」(手塚治虫作)を第6巻まで読んでくると、「生きとし生けるものはみんな兄弟」のような感覚になってきました。「鹿だけが、つらく苦しい一生をすごすのではない。どの生きものもおなじだ。生きものはみんな平等なのだ。」とは同第5巻の中の一節です。 

                   

                   

 

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ありがたき故郷の自然

2016-02-08 20:40:45 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-8.6℃、最高気温-3.3℃。

生田原の中央橋を通って丘を登っていくと、左手にお寺があり、さらに進んで行くと畑地が広がっていました。横一列の木々の向こうに山が見えてきたのは、歩き始めて30分ほどの頃でした。

再び戻って橋にさしかかる頃には晴れ間が広がり、美しく彩色された風景が浮かび上がってきました。

光が雲に遮られ、はなびらのような雪のベールを透かして見るぼんやりした無彩色の景色も、雲が取り除かれて光が射して、色を取り戻した景色もそれぞれに美しいと感じました。

                      

                                           《生田原 11:16》

                      

                                          《信盛橋から 11:29》

             

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遠軽町の瞰望岩(がんぼういわ)

2016-02-07 21:19:48 | 日記

晴れ。最低気温-17.0℃、最高気温-3.0℃。

先日、遠軽町の瞰望岩(がんぼういわ)を見てきました。遠軽町のシンボル的存在のこの岩は、町のあちこちから望むことができます。北海道にはアイヌ語に由来する地名が多く、その場所の特徴をとらえたネーミングにいつも感心させられていました。この瞰望岩(がんぼういわ)もアイヌ語で「インカルシ」といい、見晴らしの良いところという意味だそうです。

20年ほど前、遠軽町に住んでいた時に度々登ったことがありました。地上から約78mのこの岩の上に立つと、確かに遠くまで見通せました。遠軽(えんがる)の地名はこの「インカルシ」に因んでいるとのことも、この度初めて知り、なるほどと思いました。

瞰望岩(がんぼういわ)は北海道自然百選にも選ばれています。

こんな風に世間に認められても、「おれ様は偉いんだぞ!」などとイワずに、でーんと構えているところは、さすが大物です。

瞰望岩(がんぼういわ)について詳しくはこちら。

                 

                

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日が長くなってきました。

2016-02-06 23:14:06 | 日記

晴れ。最低気温-13.4℃、最高気温-2.7℃。

遠軽に買い物に出かけた後、16時近くにいつもの信盛橋から中央橋へ向かうコースを歩きました。外はまだ明るくて、日が長くなってきているのを感じました。今日の生田原の日の入りは16時42分とのこと。

帰りに図書館へ寄り、手塚治虫の「ブッダ」を借りてきました。昨日、第1巻を借り、あっという間に読んでしまったので、今日は残りの8巻までを借りました。のめり込んで他が手薄にならないようにと思っているところですが・・・・・。

                

                              《信盛橋から中央橋を望む   15:46》   

                

                             《中央橋から平和橋を望む 北見方面 15:58》

                

                                  《中央橋から信盛橋を望む 15:58》                

 

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吹く風と福風

2016-02-05 20:36:45 | 日記

晴れのち曇り時々雪。最低気温-3.5℃、最高気温-0.9℃。

生田原の最低気温は-13.1℃、最高気温は-2.6℃と、氷点下ながら比較的暖かな一日となりました。時折雪は交じりましたが、吹く風も穏やかでした。

「吹く風」が、「福風」と変換されたのを見て、福がつく縁起の良い風に吹かれたならば、みんなが笑顔になれそうな気がしました。同音異義語は、時にややこしいけれど、時に可笑しく、味わい深く、頭の中をリズミカルにしてくれそうです。

国道沿いのネコヤナギが風に吹かれていました。三寒四温を繰り返しながら、春に向かうこれからです。

                 

                                          《光の春》

                 

                                      《信盛橋から 遠軽方面》

                 

                                     《国道沿いのネコヤナギ》

 

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立春の日あれこれ

2016-02-04 20:02:37 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-6.6℃、最高気温1.7℃。

今日は立春。氷に閉ざされていた生田原川が顔を覗かせ、勢いよく流れています。すぐそばの柳の先が確かに光ったようで、気になってよく見ると銀毛の花穂でした。ネコヤナギです。立春の光を浴びてキラキラと光っていました。目覚めたばかりのネコヤナギはこれから春に向かって夢の続きを見ながらふくらみ続けるのでしょう。

雪ぼうしを被ったままの川の上には足跡が点々と続いていました。敏捷で軽やかな足跡は誰のものか分かりませんが、暖かな息遣いが感じられました。

生田原も最高気温が0.5℃とプラスに転じ、待ち遠しい春に一歩近づいたようです。立春の日のあれこれでした。

               

                

                   

 

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節分で形だけ冬とお別れ

2016-02-03 20:29:10 | 日記

晴れ。最低気温-8.9℃、最高気温-2.4℃。

散歩の途中、民家の庭先の木に雀が身を寄せていました。体の向きもそれぞれで、空と枝と雀のバランスがいい感じです。自然の為せる采配は面白いものだと思いました。

さて、今日は節分です。災いを遠ざけるために豆まきをしたり、恵方巻きをほおばったりと私たちは涙ぐましいイベントを試みて、ささやかな幸せを人知の及ばない世界へ発信し、ひたすら願うのです。昔からの季節の見送り方や迎え方には意味があり、丁寧で心を通わせる所作となっているように思います。

我家では恵方巻きは一口サイズにして頂き、「節分豆」はまくというよりは床にさっと置いて、ぱくっと口に運んでみました。心を通わす時間を短縮してしまい、御利益はあるのかないのか。こんな風ではありますが、大寒の最後の日を見送り、明日の立春を待ちます。                 

 

                                 

                                                                  《朝焼け 7:00(-19.2℃)》

               

                                       《雀たち 14:28》

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春を待つ生田原の山川2016

2016-02-02 20:07:04 | 日記

晴れのち雪。最低気温-15.9℃、最高気温-2.7℃。今日から天気は生田原、気温は江別の記録を掲載します。気温を江別にセットするのは後に比較をしてみることもあるだろうと思ってのことです。

とはいいつつ、あまりに寒く感じたので、今日は、生田原の気温も記しておきます。生田原は最低気温-25.8℃、最高気温-3.1℃でした。

日中こそ氷点下の一桁となりましたが、ピリッと張りつめた空気に精神も鍛えられる思いが・・・・・。しただけでした。

            

                                               《信盛橋から遠軽方面を望む 14:17》

            

                                  《信盛橋から中央橋を望む 14:17》    

            

                                  《中央橋から信盛橋を望む 14:23》

            

                                 《中央橋から平和橋を望む 14:24》

 

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生田原(2016年如月)

2016-02-01 21:07:51 | 日記

晴れ。最低気温-12.9℃、最高気温-4.0℃。

今日は生田原へ向かいました。3月上旬まで、こちらで過ごす予定です。江別東インターチェンジから美唄までは通行止めとなっていたので、一般道を走ることに。岩見沢付近から雪が激しく降りだし、前方を走る「引越しのサカイ」が頼りとなるシーンもありました。

三笠付近になると天候は一転して晴れ間が広がり、美唄インターチェンジから道央道へ入り、丸瀬布まで順調に走ることができました。

生田原の借家に着いたのは、我が家を出てからほぼ5時間後。250Kmの道中は、晴れたり、曇ったり、雪が降ったりとくるくると変わる空模様で、まるで人生模様のようにも思えたりして・・・・・・・・・・。

                 

                                    《岩見沢付近 11:30》

                 

                                  《三笠付近 11:57》

                 

                                    《三笠道の駅 12:12》                         

                                 《美唄インターチェンジへ 12:35》

                 

                                    《上川層雲峡付近 14:32》

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