透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

空に残る月

2016-12-16 21:04:05 | 日記

晴れ。最低気温-12.3℃、最高気温-3.8℃。

朝の光が差しこみ、明るくなってきた東の空。反対側の空にはお月さまが見えました。

こういう月を「有明の月」と呼ぶのでしょう。

広辞苑で「有明の月」を引くと、「夜明けになお空に残る月。八雲御抄『-は十五日以後を云う由匡房往生伝に在り』」とありました。 

今日は旧暦 の11月18日にあたり、月齢は16.6。

「有明の月」という名も風流で、歌にも詠まれているようで、空に残っったお月さま、見える世界が広がって、一体何を思われることやら。

 7時26分

7時26分

 

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氷点下の青空の下

2016-12-15 20:15:49 | 日記

晴れ。最低気温-14.5℃、最高気温-5.1℃。

澄み切った青空にナナカマドの赤い実がよく映え、空の下まで続く雪原は白さを際立たせていました。 

真冬日の晴れた日のあれこれです。

不思議なもので、日が差していると氷点下を忘れて暖かく感じました。

 

 

 

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「第10回かでる講座」へ

2016-12-14 20:05:06 | 日記

曇り時々雪。最低気温-7.7℃、最高気温-0.3℃。

先日、北海道生涯学習協会主催の「かでる講座」を受講してきました。第10回目となった講座の講師は荒井昭吾氏。北海道日本ハムファイターズコミュニティーグループ長を務められている方でした。

北海道日本ハムファイターズの前身は日本ハムファイターズ、その前の前の前・・・・と辿っていくと最初は1946年の東映セネターズまで遡ります。まるで、出世魚のように名前を変えてきたのですね。

荒井氏は日本ハムファイターズ時代は選手として活躍されていました。現在の北海道日本ハムファイターズではコミュニティーグループ長として球団を支えられています。

チームの成績についていえば、

2004年に北海道日本ハムファイターズが誕生してからは、13年間でリーグ優勝5回、日本シリーズ優勝2回、今年の観客動員数は207万8000人とのこと。

2004年以前の成績はというと、1962年フライヤーズ時代のリーグ優勝、日本シリーズ優勝と1981年日本ハムファイターズ時代のリーグ優勝のみだったそうです。

 

今のような底力をどのようにつけたのか、というのが今日のお話の核心だと思います。

 

大きくは3点に集約されるでしょう。

一つ目は企業理念を持つこと。

スポーツは人々の健康に貢献し、人と人が触れ合う交流の機会となり、 人と人との心がつながるコミュニティを創造する力となる。 ファイターズは「スポーツと生活が近くにある社会=Sports Community」の実現に寄与したい。

二つ目は夢をあきらめないこと、三つ目はファンサービスです。

なるほど、こうした企業理念が根底にあると安定感が増しますね。この3点は企業に限らず、様々な事柄にも通用するなと思いながら帰途につきました。

 

    

講師の荒井昭吾氏

 

 

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野幌森林公園へ

2016-12-13 21:23:46 | 日記

雪のち曇り時々晴れ。最低気温-15.6℃、最高気温6.2℃。

久しぶりに真冬日から脱出です。午後、野幌森林公園大沢口へ出かけました。最高気温が一桁でも、とても暖かく感じました。

大沢口の雪の多さは一目瞭然。大沢コースは踏みつけ道となって、歩くのも一段と難易度が高まっていました。

 

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二宮金次郎像現る

2016-12-12 22:01:00 | 日記

雪のち晴れ。最低気温-14.7℃、最高気温-3.7℃。

札幌の紀伊国屋書店1階のドアを開けると二宮金次郎像が本を手に立っていました。

手にしている本は藤倉徹夫著『金次郎はどこへいった―道内の像と昭和をめぐる旅―』。


江別市内の市民文化団体「ユベオツ書房」が刊行。240ページで、300部発行。定価2千円。紀伊国屋書店の札幌本店とオーロラタウン店、厚別店、小樽店で販売するほか、江別市内では市役所と市立病院の売店で取り扱うとのことです。


著者の藤倉徹夫さん(74)は「ユベオツ書房」の代表を務める元江別市役所職員。

2001年から15年かけて全道各地の廃校や学校を回り、約400体の金次郎像を調査したそうです。

その結果、金次郎像の建立ブームは戦前と戦後の2回あり、戦前は国威発揚、戦後は連合国軍総司令部(GHQ)による占領からの解放と戦後復興が背景にあったと分析するに至ったとか。


時代の風潮で持ち上げられたり、遠ざけられたリする金次郎さんも大変ですが、その辺りを掘り下げてくれる本のようです。

これまでは、質素で勤勉のイメージが強い金次郎像に親近感を持てなかったのですが、賭博とは無縁のこの像が今は正気を取り戻させてくれる清涼剤のような存在に思われました。

 

二宮金次郎像

 

『金次郎はどこへ』の本を持っていました。

 

駅前付近の冬景色

 

 大雪で歩道は細めでした。

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吹雪の後に

2016-12-11 14:16:07 | 日記

雪時々晴れ時々曇り。最低気温11.2℃、最高気温-3.7℃。

吹雪がひと段落し、小雪が舞う朝を迎えました。日中は晴れたり曇ったり、雪が降ったりと天候がくるくると変わりました。

午前中に出かけた野幌森林公園ふれあいコースでは誰の靴跡もないまっさらなところがあり、ひざ下までの雪道を長靴で歩くことになりました。

百年記念塔が見えるところまで歩き、そこから戻って大沢口に向かいました。

うっすらと青空がみえたと思うその数秒後には、雪に百年記念塔がかすんでいました。

太陽が雲間から顔を見せるとあたりは明暗がくっきりとしてきます。光がなければ影もなく全体が無彩色のグラデーションとなっていきます。

自然の姿は時々刻々(じじこっこく)と変化していくもので、だからいつも新鮮なのだと思いました。

10時31分

10時32分

10時41分

10時42分

10時50分 大沢口

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猛吹雪でホワイトアウト

2016-12-10 16:44:09 | 日記

雪。最低気温-4.5℃、最高気温-1.8℃。

14時47分

14時48分

今朝、訪問者数が10万を超えました。ブログを訪ねてくださった皆様、本当に「ありがとうございます!」。

2004年4月にHPを開設し、2013年からはブログに切り替えて今日まで、何ということもないことをアップしてまいりました。細々と続けてこられたことが奇跡のようにも感じられます。

これからもマイペースで綴っていこうと思っておりますので、のぞいて頂ければ嬉しいです。

外は朝から吹雪模様。夕方までに40㎝ほどの積雪となりました。肩の痛みが薄らいできたので(数年来の石灰沈着性肩腱板炎)、今季初除雪もしてきました。

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『クリスマスの絵本』

2016-12-09 21:24:54 | 

雪のち曇り。最低気温-3.8℃、最高気温-0.1℃。

朝から細かな雪が静かに降っていました。まるで、砂時計ならぬ雪時計です。雪が積もった分だけ、師走の時が蓄積されていくようです。

午後、北海道立図書館からスベン・オットー作の『クリスマスの絵本』を借りてきました。

スベン・オットー作『クリスマスの絵本』(奥田継夫・木村由利子訳 昭和551210日初版発行・評論社)   

表紙を見て、すぐ手にした一冊です。

子どもから大人まで、お金持ち風の人から貧しい人々まで、服装はもちろん表情も一人一人細やかに描き分けられています。広場はこうした大勢の人々でにぎわっています。

背景の建物とその手前の馬車の御者なども丁寧に描かれ、時代の雰囲気が伝わってくるものでした。

  

作者紹介によると、スベン・オットー氏は1916年生まれ。デンマークで最も精力的に仕事をしているイラストレーター。子どもの本の分野では1978年度、国際アンデルセン賞、画家の部で受賞。

 

オットー氏曰く、古き良き時代のクリスマスを貧しい人々の立場から描いたと。当時は外側から傍観することしかできなかった貧しい庶民の視点を意識して描いたということでしょう。

貧富の差や身分の差が対照的に描かれる場面、一方でそれらをすべて包み込むようにクリスマスの自然や時の流れが描かれる場面が用意されています。

貧富の差のリアルな描写に古き良き時代の光と影が浮き彫りにされています。ページを繰るごとに優しさの質が問われ、心が鎮められていく作品でした。

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公園の遊具は冬休み

2016-12-08 20:17:52 | 日記

晴れ。最低気温-12.1℃、最高気温-1.0℃。

  

近所の公園のブランコと滑り台は冬の間使えなくなります。もちろん、砂場は雪の下になってしまい、使えません。

ブランコは鎖がひとまとめにされて上の鉄棒に縛り付けられ、滑り台は黄色の立ち入り禁止のテープがぐるりと巻かれていました。

空っぽの白いお皿のような誰もいない公園に氷点下の空気が張りついていました。ブランコも滑り台も砂場も春までお休みです。

金子みすゞさんの童謡を思い出しました。どこか淋しげな雰囲気が感じられる作品です。

 

「こだまでしょうか」

遊ぼう」っていうと

「遊ぼう」っていう。

 

「ばか」っていうと

「ばか」っていう。

 

「もう遊ばない」っていうと

「遊ばない」っていう。

 

そうして、あとで

さみしくなって、

 

「ごめんね」っていうと

「ごめんね」っていう。

 

こだまでしょうか、

いいえ、だれでも。

 

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大雪(たいせつ)の日は真冬日

2016-12-07 20:59:23 | 日記

晴れ。最低気温-11.2 ℃、最高気温-2.7℃。

二十四節気の大雪(たいせつ)。広辞苑では「太陽の黄経が255度の時で、11月の節(せつ)。太陽暦の12月7日頃に当たる。」とあります。大雪(たいせつ)の今日は真冬日でした。

 

昨日は18時頃、我家に戻ってきたのですが・・・・・。

神戸空港発13時10分予定のスカイマークが、新千歳空港が雪のため約1時間遅れとなり、しかも新千歳空港で降りられない場合は再び神戸空港へ引き返すという条件つきでの飛行となったのです。

新千歳空港では雪は止んでおり、16時頃、無事に着陸できた時はホッとしたものです。札幌の手前の新札幌でJRを降り、バスで我家へ向かう頃には吹雪模様。玄関付近には少し吹き溜まりができていました。

 

日本列島は南北に細長く、その北にある我町と南にある神戸や京都との気候の差をしみじみ感じています。

雪が降り積もり、寒さ厳しい当地の師走。今日もつるつる路面に滑って転びそうになりましたが、大丈夫でした。 

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神戸の北野異人館街へ

2016-12-06 22:36:06 | 日記

神戸は晴れ。江別は吹雪。江別の最低気温-5.4℃、最高気温1.6℃。

異人館街まで三ノ宮駅から家人と歩きました。約20分で異人館の一つ、風見鶏の館へ。

限られた時間内だったことと、現在非公開のところもあり、実際見学したのは風見鶏の館、オランダ館、デンマーク館、オーストリア館、うろこの家、北の外国人クラブ、バラスティン邸(喫茶)、神戸北の美術館、英国領事館、洋館長屋(仏蘭西館)、ベンの家です。

このうち、中に入って見学したのはオランダ館、デンマーク館、オーストリア館の三館です。特にその中のオランダ館はオランダ総領事邸として使われた建物で、先の阪神・淡路大震災の時にも損なわれることなく、当時のままの姿を残しているとのことでした。

実は館内を見学するつもりはなかったのです。オランダ館の写真を撮っていた時に、掃除していた方がこの館のあらましを説明してくれ、三館のパスポートがあると勧めてくれたのでした。立て板に水のように弁舌爽やかで、中国語のようなイントネーションをもつ親しみやすい中高年の女性でした。

ふと、もう、この急な坂を上ってここにくることはないかもしれないと思ったことが背中をドーンと押したのです。

実際、ここが他の二館より興味深く印象に残ることになりました。生活の場であり、社公の場であったこの館。バラのシャンデリアという現在地になかったという凝ったデザインの照明器具が目を引きました。質の良いものを選ぶ目を持った方がこの館にかかわっていたのでしょう。

また、機会があれば、この異人館街に触れたいと思いますので今日はこの辺で。

風見鶏の館

オランダ館

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京都へ

2016-12-05 19:27:30 | 日記

京都にやってきました。

三ノ宮駅から約1時間です。近さにいと驚き、晩秋の京の都へは10時15分に着きました。

青空が広がり、コートを脱ぐほどの暖かさに師走を忘れるほど。北海道の師走は銀世界。こちらは紅葉を残しています。北海道の10月下旬頃の景色と重なり、今が師走というのを忘れるところでした。 

自力で路線バスを使い、三ヶ所を観光して、夕方6時には宿泊先の三ノ宮に戻ることができました。

もとはと言えば、大阪に行く予定だったのですが、その大阪行きの列車が京都まで行くことを知り、急きょ京都まで行ってしまおうと思い立ったのです。

京都に行ってみたいという願いは、こういう形で叶ったのでした。

 

 

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神戸ルミナリエを見て

2016-12-04 19:51:16 | 日記

神戸からです。こちらは雨です。神戸ルミナリエを見て参りました。傘の向こうに光り

輝くルミナリエ。平成7年1月の阪神淡路大震災での犠牲者への鎮魂と神戸の街の復興と再生への夢と希望を託して、この年の12月に初めて開催されました。第22回目の今年は12月2日から12月11日までとのこと。 

神戸ルミナリエの作品は、毎年、その年のテーマにそってデザインされ、用材はイタリアから調達し、イタリア人の職人と日本人スタッフの手で組み立てられているそうです

直線道路上には光りの回廊「ガレリア」、終点の広場には壁掛け「スパッリエ―ラ」

で構成されています。

エキゾチックな雰囲気に包まれた神戸の街を目に焼き付けてきました。

 

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野幌森林公園の恩恵

2016-12-03 22:51:34 | 日記

晴れ。最低気温-2.5℃、最高気温6.5℃。

久しぶりに青空が広がり、午前に野幌森林公園へ向かいました。駐車場がほぼ満車だったのはそれだけこの公園に惹かれる愛好家が多いということの表れでしょう。

季節や、天候、時間帯などで様々な表情を見せるこの公園に足を運んでくる思いはよくわかります。

我家から5~6分で公園内に行くことができるので、様々な恩恵を受けていることをうっかり忘れそうになるのですが、ありがたいことですね。

 

北海道新聞日刊紙

自然豊かな野幌森林公園とは真逆のカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案が審議入り3日目で衆院委員会で可決したそうです。

冗談かと思っていたカジノ施設が現実味をおびてくるとは驚きです。

「賭博は貪欲の子供であり、不幸の父である」とのワシントン初代アメリカ大統領の言葉が引用されていました。すでにカジノ施設があるマカオやシンガポールでは売り上げが頭打ちとのこと。

悪魔に魂を売り渡して、不幸になる人が生まれることを予測できるのに、一部の誰かのいっときの利益のためにこのような地に足がつかない法案を通そうとして、いったい、この国をどうしようとしているのか、まったく訳が分かりません。

「人生に賭けるのに値するのは賭博ではない。」の結びの言葉に全く同感です。

 

 

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新しい長靴で

2016-12-02 21:05:32 | 日記

雪時々晴れ。最低気温-1.4℃、最高気温4.1℃。

天候が大荒れとなる予報だったのですが、風も弱く、雪もさらっと積もっただけで除雪はしなくても済みました。

午後からいつも利用している商業施設で食料品等を買い終え、靴のお店を素通りしようとして安売りをしているのが目に入りました。「今なら、二足めが半額になります」と。

以前から散歩用の冬靴と膝下丈の長靴が欲しかったので、購入することに決めました。長靴の方が高めの値段で、こちらが半額になると思ったのですが・・・。

二足のうち、高い方の値段がそのままで、もう片方が半額になるとのことでした。

なるほど、敵?もさるものです。

こうして手にした長靴でしたが、さっそくこれを履いて散歩に出かけました。暖かくフィット感があって、履き心地は最高。つるつるになりかけた路面を歩くのも楽でした。

手に入る時というのは、物と自分の意思がスムーズにかみ合い流れるようにことが進むものですね。多少の勘違いはあっても。

これで、師走の日々を一歩一歩です。

 

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