気づけばもう1週間。すっかり昔の事のように思ってしまうUTMF。
数日前からやっぱり風邪、昨日からぶっ倒れておりまして、今日、やっと少し復活。
今更ながら、顛末を書いておきます。(自分のために)
---------------------------------------------------------------------
下りに入ったのだが、で、その長い長い下りを下り終えると
この天子山塊は終わりなのだが、
ココでもなぜだか私はもうひと山越えるのだと思っていた。
で、なかなか登らないので、へ???と周りの人と話した時に聞くと、もう下るだけですよと。
うわぁよかった。もう相当登りには疲れていて、一足一足息切れして休まないと登れなかったから。
しかし、下りなら行ける。心底ホッとした。
で、ホッとしながら下っていくと、声をかけられた。
ヘッドライトで見えなくて「誰~??」と聞くとN君。
ここまでいい調子だったのに、膝をやってしまい、もう歩いてしか下れないと。
なんとか歩いて次のエイドにたどり着いて終わると。
あああ、終わるのか。悔しいね。しかし、私も間に合うのか?あと何kmなんだ?
下りに入ってから、なんとなく後ろに人がいるので、飛ばさないし先に行ってくださいと言うのだが
いや、このペースでいいですと言って前に行ってくれない。
なので、下り始めてから私がずっと前を牽いているのだ。
で、ずっとおしゃべりしているんだけど、足元危ないし、後ろ向けないからどんな人からもわからにゃー。
でもその方は前の関門(麓W1)を1分前に入ったそうな。
私はOUT時間の12分ほど前に出ているから、その人はワタシより10分以上速いペースでここまで来ているんだね。
ま、私が遅いんだけど。
すごいですね~なんて話しながら、降りてからは3kmだの15kmだの、いろんな話が飛び交っている。
いったい何kmなんだ・・・
数時間前に登りで一緒になったkobitokuちゃんが富士中学校から3kmはあると言っていたし、富士中学校まではまだ結構あったはずだし・・・
ちゃんとコース予習して来なかったから・・・(゜Д゜;)
胃の調子はよくなく、固形物を食べられない。なんとかゼリーだけ食べて持ちこたえていた。
でも食べなければと食べられそうなバナナチップと柿の種をジップロックにミックスして時々口に入れた。
あとはハイドレーションバッグい水をひたすらちびちび入れる。
でないと胃がからっぽになってより気持ち悪くなる。なんとか持ってほしい・・・
しかし、そればっか飲んでいたのでハイドレーションの水が終わった・・・(゜Д゜;)
まだ胸ポッケにボトルの半分麦茶が残っているからなんとか持たせよう。
それにしても、ほんとに長い長い下り、段差も大きく、脚の置き場にとても気を使ったし捻ると終わりだし
とても神経を使った。
下り切った時間は
3:50だった。
熊森山が1:34だったから2時間20分?かかったのか・・・?
そしてそこにいたコース案内のスタッフさんにあと何kmですか?と聞いたら
『あと10kmちょっとです』
『えぇぇぇぇぇ10km・・・・』思わずがっくりと驚愕と混じった声をあげてしまった。
頭のどこかであと7kmくらいかと思っていたような気がする。
楽なほうへ楽なほうへと考えちゃうのね('◇')ゞ
後ろの人ともそう話していたし。で、次の関門まで1時間。
でも後ろの人はそれを聞いて、『さぁがんばりましょう』とサーと走り去っていった。
前にエイドも1分前に入ったのに、すごい力がある人だったのだと思う。
しかし私はそれを聞いて、絶句してすぐにがんばろうと言う気になれなくて、
km6で走れたとしても間に合うか間に合わないか。ましてこの状態でkm6で走れるわけないじゃん。
間に合わないよ・・・
しかし、ここであきらめることはできない。
行くしかない。
そしてお腹も張っていてトイレも行きたくて、10kmは持たないので、簡易トイレを使うしかないのかと考えていたらちょうどトイレらしき建物があった。
そして用を足す。そこでは少し小でないほうも足せて、お腹の張りも少し治まった。ホッ。
でもとにかく食べないと走れない。食べられないでなくて食べよう。
と気をしっかり持ち、一番食べやすそうなゼリーKOOを一口口に入れた。ううっ・・・
でも少しでもカロリー摂らなければ・・・とまた一口。
しかし、一気にムカついてきた。(怒っているのではなく胃が・・・ね)
ムカムカ・・・やっぱダメだ・・・食べられない。
一瞬、吐いたら治まるかと道端で挑戦してみるが、吐こうと思うとなかなか吐けないもので。
しばらく歩く。こんな歩いたら絶対間に合わないのに。気持ちだけ焦る。が走れない。
で進んでいたが、ふいにムカムカが一気にピークに達し、道端にうずくまってゲーゲー、
二日酔いのおっさんのようにゲーゲーすごい音を立ててしまった。
(汚くてスンマセン)
でも上がってくるだけで、胃の中はからっぽなので出るものが胃液しかないのだ。
でるものがないのに、治まらないのはきつかった・・・・
が、数分ゲロゲロしていたら、胃のひくひくは治まって一息。
しかし、全身の力が抜けて、そこにそのまま体育座りしてしばらく休んでいた。
もう・・・・間に合わないじゃん・・・ただでさえkm6なんかで走れないのに・・・
しばらく座っていたが、どうにもならないので、フラフラと立ち上がって歩き始めた。
もうそこの道も決して下りではなく、結構登ったりもした。
当然、登りはもう歩く。下りもほとんど歩くような速さになっていた。
身体もだが間に合わないと思い気力もなくなっていたんだな。
だんだん薄明るくなってきただろうか。
胃のムカムカも治まり、小走りできるようになった時、前にいた若いお兄さん選手二人が仲間の様子をスマホでチェックしながら歩いていた。
そのお二人。お世話になりました。
で、話すと、地元の選手らしく、コースもよく知っていて、次の関門まであと8kmくらいだけど、ちょっとトレイルみたいなところも入るし、もう間に合わないとわかっていてずいぶん前からあきらめて歩いているらしい。
もう少しでおばあちゃんの家があり応援してくれるそうな。
ならばおばあちゃんの家でお風呂入って帰るかねなんて冗談を言ったりもして・・・
で、もうすぐ着くよみたいな電話をしたのか、その時に「えええ?伸びた???」
どうやら連絡をとったおばあちゃん側で誰かが1時間関門が伸びたと走って行ったと言う。
で、彼らが大会のHPを調べると、A2本栖湖以降の関門の延長はありませんと上がっていると言う。
はぁ、やっぱりがせネタか・・・とがっくり。
で、さらに見ると、ショートメールが入っている!!
で、関門の延長だと。そしてHPを見ると先ほどよりさらに新しい情報で関門の延長の連絡が・・・
私もiphoneに電源を入れて確認して1時間延長を確認した。
で、彼ら二人をまだ間に合うか??の算段をする。こどもの国は11:20、ならば関門を通過したらなんとか間に合うかも!!
しかし、その時に素直に喜べなかった事実もある。
もう、今更伸びたって・・・もうだいぶ歩いちゃったじゃないか・・・
今さら間に合ったっって次に間に合わなくなるよ・・・
そう思いつつ、あきらめてはいけないと走り出した。
でもそう甘くはなく、身体は全然進まない。結局歩いたり、小走りしたり。
間に合うはず、がんばらねばとは思っているのだが、食べられないから力も入らない。
それでもなんとか進んでいると、後ろからユカリちゃんがきて
「まきさん、がんばりましょう。がんばったら間に合うかも」
その姿を観てハッとした。もうすっかり私はあきらめていたんだな。ダメじゃん、それじゃ。
最後までがんばらないとって。
もう5年前か、富士五湖112kmで関門にかかる前に辞めてしまったあの時のことずっと後悔していた。なぜ関門にかかる前に辞めてしまったのだろうと。間に合う時間ではなかったけれど、最後まで走ればよかった。進めばよかったと。
だから絶対、最後までやらなくちゃ。
そこから進まないなりにも一生懸命走ったよ。ユカリちゃんを追って。
で、だいぶ進んだだろう、あと3km位か?と思っていたころ、道路に出た。
もうすぐ??
と思ったら、案内の方が「あと5kmです~」
「え・・・・・・・・・・・・・・・」
時間は・・・あと21分。
「・・・・・・・・・・・・」
その次、500mも行かないうちに今度は「あと4kmです~」
「へ???」
そんつぎあたりにまた5kmって言われたような?もうあまり覚えていないけれど。
しかし、伸びた関門時間6時だと思っていたらIN時間は5時50分であり、
まだエイドは見えないのに、前を行くユカリちゃんの足が止まった・・・
時計を見たら5時50分だった。
終わったんだな・・・
そこからは私ももう走ることはできなくなってしまった。
トボトボ歩いた。あと2.5km位のところだったのか。ずっと歩いた。
こちらに歩いてきた応援の人?に「もう終わりましたか」と聞くと
すごく申し訳なさそうにうなづいてくれた。
ああ・・・終わったんだ。
歩いていると、後ろからkobitokuちゃんが来て、一緒に話しながら歩いた。
だいぶ歩いてやっと関門、エイドA3富士宮に着いた。
6:21 A3 富士宮 タイムオーバー
kobitokuちゃんとカラッと話していたんだが、関門に着いて、スタッフさんや応援の方が拍手をしてお疲れ様と迎えてくれたら、一挙に涙が出てきた。
「よくがんばりました。お疲れ様」
私、がんばれなかったんだよ、なのに・・・
そしてN君のサポート役のカトちゃんがいて、顔を見るともうボロボロになってしまった。
抱き付いて泣いちゃったよ・・・
同じくサポート役のミムたんにも会えた。みんなみんな終わって会うのでなく
途中で会いたかったよ。
でも、体調云々は関係ない。関門が伸びたと聞いたときも素直に喜べず、今更・・・と思ってしまった時点で
もう終わっていたんだなと思う。
天子山塊を下り切った時に後ろにいた人があと1時間だと走り去っていったあの気持ち。
ユカリちゃんも間に合わなかったけれど、それでも間に合うかもと一生懸命にゴールに向かう気持ちが私には失せていた。
たぶん、関門を越えたところで先へ進む気力はなかったのでは・・・と思う。
関門では
ゆーこりん~ww
おーちゃんも~
きっと救護のほうにはヒラリンさんもいらっしゃったのに、余裕なく唖然として観に行けず・・・
そしてふとベンチを見るとK嶋隊長が・・・(゜Д゜;)
げげげ、隊長は抜けたのかと思ったのに・・・
で、N君、HIDEKIも終わり。でもシマちゃんは進んだね。がんばれ~
そしてシモさんも行ったね。がんばれ~。
それからバスが来るまで長い長い時間、待機して、スタート地点へ戻ったのでした。
8回目にして初めて完走しました♪
そうやってゴールできなかったのね、UTMF~と思ったら
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今更ながら、顛末を書いておきます。(自分のために)
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下りに入ったのだが、で、その長い長い下りを下り終えると
この天子山塊は終わりなのだが、
ココでもなぜだか私はもうひと山越えるのだと思っていた。
で、なかなか登らないので、へ???と周りの人と話した時に聞くと、もう下るだけですよと。
うわぁよかった。もう相当登りには疲れていて、一足一足息切れして休まないと登れなかったから。
しかし、下りなら行ける。心底ホッとした。
で、ホッとしながら下っていくと、声をかけられた。
ヘッドライトで見えなくて「誰~??」と聞くとN君。
ここまでいい調子だったのに、膝をやってしまい、もう歩いてしか下れないと。
なんとか歩いて次のエイドにたどり着いて終わると。
あああ、終わるのか。悔しいね。しかし、私も間に合うのか?あと何kmなんだ?
下りに入ってから、なんとなく後ろに人がいるので、飛ばさないし先に行ってくださいと言うのだが
いや、このペースでいいですと言って前に行ってくれない。
なので、下り始めてから私がずっと前を牽いているのだ。
で、ずっとおしゃべりしているんだけど、足元危ないし、後ろ向けないからどんな人からもわからにゃー。
でもその方は前の関門(麓W1)を1分前に入ったそうな。
私はOUT時間の12分ほど前に出ているから、その人はワタシより10分以上速いペースでここまで来ているんだね。
ま、私が遅いんだけど。
すごいですね~なんて話しながら、降りてからは3kmだの15kmだの、いろんな話が飛び交っている。
いったい何kmなんだ・・・
数時間前に登りで一緒になったkobitokuちゃんが富士中学校から3kmはあると言っていたし、富士中学校まではまだ結構あったはずだし・・・
ちゃんとコース予習して来なかったから・・・(゜Д゜;)
胃の調子はよくなく、固形物を食べられない。なんとかゼリーだけ食べて持ちこたえていた。
でも食べなければと食べられそうなバナナチップと柿の種をジップロックにミックスして時々口に入れた。
あとはハイドレーションバッグい水をひたすらちびちび入れる。
でないと胃がからっぽになってより気持ち悪くなる。なんとか持ってほしい・・・
しかし、そればっか飲んでいたのでハイドレーションの水が終わった・・・(゜Д゜;)
まだ胸ポッケにボトルの半分麦茶が残っているからなんとか持たせよう。
それにしても、ほんとに長い長い下り、段差も大きく、脚の置き場にとても気を使ったし捻ると終わりだし
とても神経を使った。
下り切った時間は
3:50だった。
熊森山が1:34だったから2時間20分?かかったのか・・・?
そしてそこにいたコース案内のスタッフさんにあと何kmですか?と聞いたら
『あと10kmちょっとです』
『えぇぇぇぇぇ10km・・・・』思わずがっくりと驚愕と混じった声をあげてしまった。
頭のどこかであと7kmくらいかと思っていたような気がする。
楽なほうへ楽なほうへと考えちゃうのね('◇')ゞ
後ろの人ともそう話していたし。で、次の関門まで1時間。
でも後ろの人はそれを聞いて、『さぁがんばりましょう』とサーと走り去っていった。
前にエイドも1分前に入ったのに、すごい力がある人だったのだと思う。
しかし私はそれを聞いて、絶句してすぐにがんばろうと言う気になれなくて、
km6で走れたとしても間に合うか間に合わないか。ましてこの状態でkm6で走れるわけないじゃん。
間に合わないよ・・・
しかし、ここであきらめることはできない。
行くしかない。
そしてお腹も張っていてトイレも行きたくて、10kmは持たないので、簡易トイレを使うしかないのかと考えていたらちょうどトイレらしき建物があった。
そして用を足す。そこでは少し小でないほうも足せて、お腹の張りも少し治まった。ホッ。
でもとにかく食べないと走れない。食べられないでなくて食べよう。
と気をしっかり持ち、一番食べやすそうなゼリーKOOを一口口に入れた。ううっ・・・
でも少しでもカロリー摂らなければ・・・とまた一口。
しかし、一気にムカついてきた。(怒っているのではなく胃が・・・ね)
ムカムカ・・・やっぱダメだ・・・食べられない。
一瞬、吐いたら治まるかと道端で挑戦してみるが、吐こうと思うとなかなか吐けないもので。
しばらく歩く。こんな歩いたら絶対間に合わないのに。気持ちだけ焦る。が走れない。
で進んでいたが、ふいにムカムカが一気にピークに達し、道端にうずくまってゲーゲー、
二日酔いのおっさんのようにゲーゲーすごい音を立ててしまった。
(汚くてスンマセン)
でも上がってくるだけで、胃の中はからっぽなので出るものが胃液しかないのだ。
でるものがないのに、治まらないのはきつかった・・・・
が、数分ゲロゲロしていたら、胃のひくひくは治まって一息。
しかし、全身の力が抜けて、そこにそのまま体育座りしてしばらく休んでいた。
もう・・・・間に合わないじゃん・・・ただでさえkm6なんかで走れないのに・・・
しばらく座っていたが、どうにもならないので、フラフラと立ち上がって歩き始めた。
もうそこの道も決して下りではなく、結構登ったりもした。
当然、登りはもう歩く。下りもほとんど歩くような速さになっていた。
身体もだが間に合わないと思い気力もなくなっていたんだな。
だんだん薄明るくなってきただろうか。
胃のムカムカも治まり、小走りできるようになった時、前にいた若いお兄さん選手二人が仲間の様子をスマホでチェックしながら歩いていた。
そのお二人。お世話になりました。
で、話すと、地元の選手らしく、コースもよく知っていて、次の関門まであと8kmくらいだけど、ちょっとトレイルみたいなところも入るし、もう間に合わないとわかっていてずいぶん前からあきらめて歩いているらしい。
もう少しでおばあちゃんの家があり応援してくれるそうな。
ならばおばあちゃんの家でお風呂入って帰るかねなんて冗談を言ったりもして・・・
で、もうすぐ着くよみたいな電話をしたのか、その時に「えええ?伸びた???」
どうやら連絡をとったおばあちゃん側で誰かが1時間関門が伸びたと走って行ったと言う。
で、彼らが大会のHPを調べると、A2本栖湖以降の関門の延長はありませんと上がっていると言う。
はぁ、やっぱりがせネタか・・・とがっくり。
で、さらに見ると、ショートメールが入っている!!
で、関門の延長だと。そしてHPを見ると先ほどよりさらに新しい情報で関門の延長の連絡が・・・
私もiphoneに電源を入れて確認して1時間延長を確認した。
で、彼ら二人をまだ間に合うか??の算段をする。こどもの国は11:20、ならば関門を通過したらなんとか間に合うかも!!
しかし、その時に素直に喜べなかった事実もある。
もう、今更伸びたって・・・もうだいぶ歩いちゃったじゃないか・・・
今さら間に合ったっって次に間に合わなくなるよ・・・
そう思いつつ、あきらめてはいけないと走り出した。
でもそう甘くはなく、身体は全然進まない。結局歩いたり、小走りしたり。
間に合うはず、がんばらねばとは思っているのだが、食べられないから力も入らない。
それでもなんとか進んでいると、後ろからユカリちゃんがきて
「まきさん、がんばりましょう。がんばったら間に合うかも」
その姿を観てハッとした。もうすっかり私はあきらめていたんだな。ダメじゃん、それじゃ。
最後までがんばらないとって。
もう5年前か、富士五湖112kmで関門にかかる前に辞めてしまったあの時のことずっと後悔していた。なぜ関門にかかる前に辞めてしまったのだろうと。間に合う時間ではなかったけれど、最後まで走ればよかった。進めばよかったと。
だから絶対、最後までやらなくちゃ。
そこから進まないなりにも一生懸命走ったよ。ユカリちゃんを追って。
で、だいぶ進んだだろう、あと3km位か?と思っていたころ、道路に出た。
もうすぐ??
と思ったら、案内の方が「あと5kmです~」
「え・・・・・・・・・・・・・・・」
時間は・・・あと21分。
「・・・・・・・・・・・・」
その次、500mも行かないうちに今度は「あと4kmです~」
「へ???」
そんつぎあたりにまた5kmって言われたような?もうあまり覚えていないけれど。
しかし、伸びた関門時間6時だと思っていたらIN時間は5時50分であり、
まだエイドは見えないのに、前を行くユカリちゃんの足が止まった・・・
時計を見たら5時50分だった。
終わったんだな・・・
そこからは私ももう走ることはできなくなってしまった。
トボトボ歩いた。あと2.5km位のところだったのか。ずっと歩いた。
こちらに歩いてきた応援の人?に「もう終わりましたか」と聞くと
すごく申し訳なさそうにうなづいてくれた。
ああ・・・終わったんだ。
歩いていると、後ろからkobitokuちゃんが来て、一緒に話しながら歩いた。
だいぶ歩いてやっと関門、エイドA3富士宮に着いた。
6:21 A3 富士宮 タイムオーバー
kobitokuちゃんとカラッと話していたんだが、関門に着いて、スタッフさんや応援の方が拍手をしてお疲れ様と迎えてくれたら、一挙に涙が出てきた。
「よくがんばりました。お疲れ様」
私、がんばれなかったんだよ、なのに・・・
そしてN君のサポート役のカトちゃんがいて、顔を見るともうボロボロになってしまった。
抱き付いて泣いちゃったよ・・・
同じくサポート役のミムたんにも会えた。みんなみんな終わって会うのでなく
途中で会いたかったよ。
でも、体調云々は関係ない。関門が伸びたと聞いたときも素直に喜べず、今更・・・と思ってしまった時点で
もう終わっていたんだなと思う。
天子山塊を下り切った時に後ろにいた人があと1時間だと走り去っていったあの気持ち。
ユカリちゃんも間に合わなかったけれど、それでも間に合うかもと一生懸命にゴールに向かう気持ちが私には失せていた。
たぶん、関門を越えたところで先へ進む気力はなかったのでは・・・と思う。
関門では
ゆーこりん~ww
おーちゃんも~
きっと救護のほうにはヒラリンさんもいらっしゃったのに、余裕なく唖然として観に行けず・・・
そしてふとベンチを見るとK嶋隊長が・・・(゜Д゜;)
げげげ、隊長は抜けたのかと思ったのに・・・
で、N君、HIDEKIも終わり。でもシマちゃんは進んだね。がんばれ~
そしてシモさんも行ったね。がんばれ~。
それからバスが来るまで長い長い時間、待機して、スタート地点へ戻ったのでした。
8回目にして初めて完走しました♪
そうやってゴールできなかったのね、UTMF~と思ったら
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あの天候で一昼夜そこまで続けるなんてスゴイです。
何やらドMの血が騒ぎ出し、刺激をもらいました!
来年はウルトラ、走ろうかな?と思っています←まだこの段階ww
自分は長距離だとトレイルばかりが好きなんですが、ロードが少ない100kmレースってあるのか探してみます!
でも脱ぐ時間も惜しかったし・・・そんな余計な消耗もあったかな。
トレイルの中のロードって辛いですよね。やっぱりトレイル率が高くないと・・・ハセツネは71kmだけどトレイル率高いでしょ。
ほんといいコースだと思うわ~。
長いの走るとそれはそれで病みつきになりますよぉぉぉww
てか短いの走るのが苦痛になっちゃうかも。