皆さんが今の関係に留まると 約束したとしても、
パートナーが 疑問を挟むこともあるでしょう。
皆さんの約束が 確かなものか試そうと、 皆さんに出ていくように求めたり、
離婚する, 別居すると言って 脅すかもしれません。
これは 分裂もしくは投影と言えるでしょう。
冷静でいてください。
パートナーの不安を 煽ったものは何だったのか、
PUVASを用いて 見定めてください。
批判的にならず、 あくまでも鏡になります。
夕食後にでも 静かな時間を取ってみてはどうでしょう。
張り詰めた雰囲気が いくらかでも和らぐのが 分かると思います。
最も不安の引き金となりやすいものを、 今より認識することはできるでしょう。
どれほど最善を尽くしても、 従来のパターンに 陥ることはあると思います。
でも皆さんが 境界を守り続ければ、
翻弄される生活を 強いられることはなくなるのです。
〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕