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「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

花吹雪、 花筏 (はないかだ)

2008年04月05日 20時01分58秒 | 心子、もろもろ
 
 また ジョギングと散歩を兼ねて、花見をしてきました。

 もう 葉が出てきていましたが、

 風雅な花吹雪を楽しめるのは この時期ならではです。

 風が吹くと 一面に花吹雪が ひらひらと舞い、顔や手にも当たります。

 遠い方の花びらは 光を反射しながら、ちらちらと舞い散っていきます。

 地面に落ちている花びらも、

 風に吹かれると 縦になってころころ転がり、つむじを巻きます。

 川面に散った花が 流れていくのを、花筏 というそうです。

 流れがゆるやかな所では 密にたゆたい、

 早い所では 流れに沿って花びらが流線を描き、

 場所によっては ゆっくりと渦を巻いて、自然の脈動を感じます。

 普段は じっくりと自然を観察する機会は 余りありませんが、

 たまには こういうひとときも いいものです。

 これも 心子が与えてくれる 時間かも知れませんね。
 
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心子と想い出の花見

2008年03月30日 16時01分09秒 | 心子、もろもろ
〔 http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/30657023.html からの転載〕
 
 今年も花見の季節です。

 心子と行った、家の近くにある 川沿いの見事な桜並木を 見にいきました。

 花曇りのなか、風が吹くと 花吹雪が舞い、幻想的でもありました。

 川面に浮かぶ 無数の花片も また風情があるものです。

 延々と続く 桜のトンネルのような 素敵な所もあります。

 川沿いの道の脇 (川の反対側)に 並ぶ桜たちが、

 その枝を 川面へ向かって 大きく延ばして降ろし、

 道を歩く人の 頭の上を覆って、

 ちょうど 桜の花びらが形作る ドームのようになっているのです。

 手を延ばせば 花に届くほど、枝は低く垂れ下がっています。

 そんな桜の下、彼女と腕を組んで 花を愛でたことを 思い出しながら歩きました。

 このところ 自然に触れる機会が少なかったですが、心が和むひとときでした。

 心子との想い出の場所を 回顧しながら歩きました。

 彼女と写真を撮った所、焼き鳥とビールを味わった出店、

 並んで座ってしゃべったベンチ、甘酒を飲んだ神社……。

 毎年 桜の時期に 歩いて回ります。

 そして、拙著の中の エピソードにも出てきた、川向こうで爆発を起こした家……。

 ところが、この家は取り壊されて 駐車場になってしまいました。

 他にも、家屋が壊されて 更地になっていたり、信号の位置が変わっていたり。

 想い出の場所も、時の流れと共に 少しずつ変わっていくのでしょう……。

 でも 街は変わっていっても、本の中の彼女は いつまでもずっと生きています。

 やはり、彼女のことを 書き残すことができて 良かったと思うのでした。
 
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今年も花見

2008年03月29日 22時05分55秒 | 心子、もろもろ
 
 今年の桜は、開花から満開までが とても早かったですね。

 急に暖かくなってきて。

(この前まで ダウンコートを着てたのに。)

 明日は 雨が降るというので、今日 ジョギングと散歩がてら、

 心子と行った 花見をしてきました。

 去年 肉離れを起こしてしまってから、久しぶりのジョギング。

 無理せず、ゆくーりと。 (^^)

 もう 葉が出ている桜もあり、今年は 本当に移ろいが早くて、見頃が短いですね。

 携帯で写真を撮っている人が とても増えてきました。

 美景のスポットでは 列をなして映してました。

 ご時世ですね。

 心子と楽しんだ 花たちは、いつ見ても 大層見事です。

 でも、心子と並んで写真を撮った 大きな桜の木が、

 随分 剪定されて、形が変わってしまっていました。(;_;)

 また少しずつ、浮世は移り変わっていきます。

 でも 心子との想い出は……。
 
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心子の誕生日

2008年02月21日 22時25分51秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は 心子の誕生日です。

 もう44才ですね。

 もちろん心子は 若いままですが。

 今年のプレゼントは、新しい 「あったかくん」。

 きのうネットオークションで 落札したストーブを、

 先ほど出品者の人から 受け取ってきました。

(思ったよりも大きくて、運ぶのが大変でしたが。)

 今、快適に使っています。

 二代目 「あったかくん」 の 襲名です。 (^^)

 初代と違って 音が静かです。

 心子の心も きっとあったまるでしょう。
 

 「境界に生きた心子」 は 心子の誕生日出版ですから、

 拙著は 発刊3周年です。

 普通、本は出版して時間が経つと 売れなくなるのですが、

 Amazon を見ていると、ありがたいことに

 拙著はずっと 少しずつ売れ続けています。

(e託も、先日 12冊の追加発送がありました。)

 ボーダーのことが、次第に人々に 知られるようになってきたのでしょうか? 

 自覚する人や、その家族,パートナーの人も 増えてきているのでしょう。

 これからも 大切なテーマであり、

 もっと 世の中に理解されるように なっていってほしいと思います。

 拙著や心子が、その助けになれば……。

〔1年前の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45249824.html〕
 
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心子の月命日

2008年02月17日 22時16分55秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は月命日です。

 新風舎のことも 墓前に報告してきました。

(部屋の写真には いつも話してるんですけどね。 (^^;))

 色々あって 心子も気を揉んだかもしれませんが、

 Amazon のe託が  始まるなど、取り敢えず 一段落したと思います。

 これからも見守ってくれるよう 祈ってきました。

 駅前の花屋さんは、今日はいつもの人が いませんでした。

 先月、ちょうど 「境界に生きた心子」 が届いたから

 これから読むところだと 言っていたので、感想も聞きたかったし、

 新風舎のことなど、お話しすることが 沢山あったのですが。 (^^;)

 お墓まではいつも 2時間くらいかかるのですが、

 今日は乗り継ぎなど 非常にスムーズでした。

 時折、乗り過ごしてしまったり、引き換えそうとしたら 乗る電車を間違えたり、

 さらに また戻りすぎたりなど、

 墓参りのときに限って、何十分も 余計にかかってしまうことがあります。

 まるで心子が、何かなんでもないことで 冠を曲げて、

 僕に 意地悪しているかのようです。

 今日は機嫌が良かったか と思ったら、最後にやられました。 (^^;)

 帰りに観ようとした映画、上映時刻の 1時間前に行ったのに、もう次の回は立ち見。

 その次の回 (4時間後) も ほぼ満席。

 4時間は待てないので 諦めました。

 メガネを作り変えなければ いけなかったので、メガネ屋を 見て回ってきました。

 
 ストーブ、壊れました。{{(>_<)}}
 
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7年目の 祥月命日

2008年01月17日 23時06分50秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は 心子の7年目の 祥月命日です。

 いつものように 墓前に会いに行ってきました。

 風が強くて 心子も寒かったでしょうが、いつもより 長めに話しました。

 日テレのことも 祈ってきました。

 心子が力を 貸してくれるように。

 きっと 見守ってくれているでしょう。 (^^)

 駅前の花屋さん、先月から 新しい店に変わりましたが、

 店の人は僕のことを ちゃんと覚えていてくれました。

(先月の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51730554.html )

 僕が店の外で 花を選んでいると、中から出てきて 声をかけてくれました。

 「境界に生きた心子」 を 注文してくれて、おととい届いたそうです。

 立て込んでいたので、これから読んでくれると。 (^^)

 今日17日が 祥月命日だということも、覚えていてくれました。

 この前書いた クリーニング屋さんのように、

 プロ意識が高い人は 覚えていられるんでしょうか。

(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51775248.html )

 今日は花の他にも、

 甘いものが好きな心子に、ぜんざいを供えてきました。 (^^)
 
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クリスマスと心子

2007年12月25日 10時20分23秒 | 心子、もろもろ
 
 心子は 敬虔なクリスチャンでした。

 余りにも 純粋すぎた彼女は、人間の愛情に 期待しては裏切られ、

 苦しめ続けられたので、際限のない神の愛に すがったのでした。

 クリスマスは イエスの誕生日ですが、その生涯は 苦難に満ちていました。

 そして、人間の罪を贖って 十字架に架けられ、生命を捧げたのです。

 心子の人生も、苦しいことに あまた苛まれていました。

 でも 心子もまた、何人か分の苦しみを 肩代わりして、

 そのか弱い背中に 負っていったのではないか、などとも思います。

 その分、誰かが 苦しみから救われ、罪を 許されたのではないだろうか……。

 そんなふうに考えると、彼女の小さな生死命 (いのち) も、

 とても意義あるものだったのではないか と思えます。

 人のために 自ら身をもって 犠牲になることを、

 少しも厭わない 心子でした。

 昨晩のクリスマスイブは、神様や お父さん,お兄さんたちと共に、

 楽しく 幸せな一夜を 過ごしたのではないでしょうか。

 僕の親父やお袋たちとも、一緒に宴を 囲んでくれたと思います。

 僕も 寝酒にワインを飲みながら、心子を偲びました。

 心子がプレゼントしてくれた クリスタルグラスで。
 
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心子にポインセチアを

2007年12月16日 21時26分23秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は 心子の月命日の前日、毎月お約束の 墓参りに行ってきました。

 毎年この季節は シクラメンかポインセチアを 買っていきますが、

 今日は きれいに飾られた ポインセチアを買いました。

 ポインセチアには 思い出すことがあります。

 心子と 恋人として付き合うようになる前、クリスマスの時期に 会ったときのこと。

 道端にポインセチアが 並んでいましたが、心子も僕も 花の名前をど忘れしてしまい、

「これ、何ていうんだっけ?」

 と心子に聞かれても、出てきませんでした。

 それから 1時間ほど歩いたとき、突然 僕は名前を思い出したのです。

「ポインセチア!」

「今までずっと考えてたの?」

  (^_^;)

 
 ところで、毎回 花を買う 駅前の花屋さんに、今日は いつもと違う女性がいました。

「これお願いします」

「プレゼントですか?」

「え~と、お墓に」

「へえ、珍しいですね」

「今日はいつもの人は お休みですか?」

 すると、その花屋さんは 急に経営が変わって、別の店になったというのです。

(看板はまだ出ていない。)

 前の店は 大きな会社の花部門で、それを撤退したのだと。

 いつもの女性 (若い女性) は その会社の社員で、

 本社に戻ることに なったようです。

 スーツと靴を買わなければ と言っていたとか。

 前の花屋さんは、小さい子供からワンちゃんまで、

 お得意さんが 沢山いたということです。

 今もたまに 店の状況を尋ねて 連絡があるそうです。

 僕のことも伝えておくからと、名前を聞かれました。

 僕は毎月1回 お墓参りに来るんだと、心子のことも話し、

 名刺代わりに 「境界に生きた心子」 の チラシを渡しました。

 その人は関心を持ってくれ、アマゾンで購入してくれる と言っていました。 (^^)

 前の花屋さんと 会えなくなってしまったのは残念ですが、

 また 新しい読者が増えるとしたら ありがたいことです。

 今度の花屋さんとも 仲良くなりたいですね。 (^^)
 
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神宮外苑の銀杏並木

2007年12月10日 21時51分50秒 | 心子、もろもろ
 
 一昨日、今年も恒例の 神宮外苑・銀杏並木を見てきました。

 全国的に紅葉の時期が 遅れているので、行くのを例年より 1週間ずらしました。

 毎年だんだん 黄葉に異変が見られます。

(昨年の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/43020328.html )

 温暖化や気候の変化も 関係しているのでしょう。

 今年 まず驚いたのは、

 銀杏の葉っぱが だらんとしおれたように、垂れ下がってしまっていたことでした。

 何が原因でしょう? 

 遅く行ったので 葉が散ってしまっているのかどうか、

 葉のボリュームが少なくて、貧相な感じもしました。

 まだ緑が 残っている葉もあり、ピークを過ぎたということではない と思うのですが。

 また 落ち葉を見ると、切れ込みの深く入った葉が 多くありました。

 それは雌の葉で、切れ込みのないのが雄 という説もありますが、

 それは俗説だそうです。

 元気のいい木には 切れ込みの葉が多い という意見もあったのですが、

 実際のところは どうなのでしょう。

 全体的に 黄葉の色は見事でしたが、

 年々 心子との想い出の場が 色あせていくようで悲しいです。(;_;)
 

 今回はちょうど友だちから 絵画館のチケットをもらったので、

 初めて入館してみました。

 絵画館は 聖徳記念絵画館といい、

 明治天皇と皇太后の業績を 絵画として残しているものです。

 天皇の誕生から崩御まで、歴史的な出来事とともに、

 80枚の日本画と洋画で 描いています。

 大政奉還,明治維新,日清・日露戦争など、

 激動の明治時代を統治した 明治天皇の生涯を 垣間見てきました。

 さて、来年の銀杏並木は どのようになっていることでしょうか? 
 
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炎天下の墓参り

2007年08月16日 19時20分50秒 | 心子、もろもろ
 
 心子の月命日の お墓参りに行ってきました。

(月命日は 明日17日ですが、都合により。)

 今日も日本全国、記録的な猛暑日です。

 “夏は暑くなくっちゃ” というσ (^^;)は 嬉しいんですが、

 心子は 暑いのも寒いのも 苦手でした。

 黒い墓石は 高温になっているので、何度も水をかけて 冷やしてあげました。

 水はすぐに 蒸発するものの、何回も繰り返していると 結構冷えるもんですね。

 心子も 少しは涼んだでしょうか。

 今回の日テレの 一連のできごとのことを話し、

 日テレの不充分な謝罪だけで 幕引きにしていいのか、

 今後の展開を 見守ってくれるよう、

 また、ボーダーに対する 理解を広める活動に 力を貸してくれるよう、

 祈ってきました。

(BPOに申し立てを することもあり得るでしょう。

 また、ボーダーのことが こんな形で世の中に 出てしまった今、

 本当の姿を描くべく、拙著をマンガの原作として、

 某レディスコミックに 企画書と共に送るところです。)

 もしも 実現していくことができたとしたら、心子も 大きな役割を果たし、

 彼女の存在も 末永く刻まれることになるのですが……。
 

 30分足らず 墓前にいた間、それだけで シャツが汗で ビショビショになります。

 左側から太陽が 照っていたのですが、帰りのバスの中で 腕を見ると、

 腕時計の跡が付き、右腕と左腕の色が 変わってしまうほどの日差しでした。(・_・;)

 夏はこうでなくちゃ。 (^^;)

 帰りにスーパーで、アイスとスイカを 買って帰りました。 (^^)

 でも 夏は短いので残念です。

 残りの夏の日を 味わおうと思います。σ (^_^;)

 皆さん、熱中症にくれぐれも 気を付けてください。m(_ _)m 
 
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「ユング心理学研究会」

2007年07月19日 15時53分00秒 | 心子、もろもろ

 今日は、僕が所属している 「ユング心理学研究会」 のセミナーがあります。

[関連記事:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/24115652.html ]

 本日のテーマは 「タイプ論」。

 ユング心理学の 中核をなす理論ひとつで、

 ユングは人間を 心理的な機能によって、8つのタイプに 分けました。

 自分のタイプを知ることで 得手不得手を認識し、

 バランスの取れた人格を 育てていくために役立てるものです。
 

 さて、心子の生前、彼女にユングのことを教えて と言われたことがあります。

 でも ユングは非常に難しくて、当時 勉強し始めたばかりの僕は、

 まだ 人に説明できるほどには なっていませんでした。

 それでも彼女は、知りたいの! と求めてきました。

 純粋な向学心を 表わしているのでしょう。

 僕は一生懸命 話そうとしましたが、

 うまく説明できなかったり、言葉が食い違ったりしました。

 すると 心子は、「さっきと言うことが違うね」 などと突っ込むのです。

 いい加減なことを 許せない彼女でしたが、

 こっちだって精一杯なのに、辛いものがありました。(・_・;)

 事を荒立てずに、上辺だけ穏便に 付き合っていくことができない,

 自分はそういう人間なんだ ということを訴えたい,

 そんな心子を 思い出したりします。
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今月の月命日

2007年05月17日 23時49分48秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は心子の月命日、恒例のお墓参りに行ってきました。

 いつもの駅前の花屋さんに、新しい男性の店員さんが。

 2週間前の母の日から 勤めはじめたとのこと。

 いつもの女性の店員さんは 今日はお休みだそうです。
 

 お墓に行くと、新しい卒塔婆が 何本か立っていました。

 見てみると、心子の七回忌,心子のお父さんの三十三回忌,

 お兄さんとの三回忌,お義父さん(と言っていいのか)の七回忌でした。

(参考記事  http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/22626120.html)

 確かに 年数はちょうど合っていて、とても奇遇なことです。

 まとめて法要したようですが、何故この月にしたのかは よく分かりません。

(間を取ったのか(?.?;))

 法事は 前倒しすることはあっても、遅らせるのはよくないと されていますが、

 心子の祥月命日は1月です。(;_;)

 
 ちなみに今年は、僕の父親と祖母の七回忌でもあります。

 六年前 僕は1年間に3人を亡くしたのでした。

 母親はその3年前に 不帰の客となっていました。

 今あちらのほうでは 皆でにぎやかにしていることでしょうね。
 
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心子と行った花見

2007年04月01日 12時09分49秒 | 心子、もろもろ
 
 今年も 心子と見に行った 桜並木を見てきました。

 花曇りでしたが ほぼ満開状態で、人出も多く にぎやかでした。

 並木を歩く人の 頭の上を覆うように 枝を伸ばしている 桜のトンネルは、

 いつもながら見事です。

 風に舞う 花吹雪の中を歩くのも 幽玄な気持ちでした。

 
 心子と撮った写真の バックにした桜の木は、

 太い幹からいきなり 細い枝を何本も出して 花を咲かせ、

 また 枝も出さず直接 幹に花びらを付けていました。

 幹から直に咲く桜の花は 奇異ではありますが、

 浮世絵にでもなりそうな 趣向もありました。

 それから たわわに広げた枝を 低く伸ばし、

 手を上げれば届く所に 満開の花を付けていました。

 木の形が 以前と少し 変わったように思います。
 

 他にも 太い幹に直接 小さな花を咲かせている 木が何本もありました。

 こんな木が 少し増えた気がします。

 それから、同じソメイヨシノでも まだある程度 つぼみが残っている 木もあれば、

 結構もう 葉っぱが出てしまっている 木もありました。

 前はもう少し 咲きそろっていたような気がするのですが。

 神宮外苑の銀杏といい( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/43020328.html )、

 心子が旅立ってから どうもおかしくなってきているような 感じがしてしまいます。

 それともσ(・_・;) が細かい所まで 見るようになったのか? 

 思い過ごしなら いいのですが。
 
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心子が好きだった雪……

2007年03月02日 01時07分07秒 | 心子、もろもろ
 
 2月が終わりました。

 気象庁が定義する 「冬」 は 12月から2月までなので、

 この冬は とうとう東京に 雪が降らなかったことになります。

(3月中旬に 寒さがぶり返すそうですが。)

 心子は雪が好きだったんです。

 拙著 「境界に生きた心子」 に書いた、雪にまつわるエピソードを抜粋します。
 

『 二日後、心子からメールが届いていた。

 <マンションの屋上から 飛び下りるとき、雪が降ってきたの。

  雪が心子の心を癒し、私は何とかこの時間だけ 呼吸してます>

 心子は 雪が好きだった。

 死へと墜落する心子を、雪が束の間 引き止めた。

 心子は僕と 雪見酒が飲みたいと言っていた。』
 

 それから 年が明けて、心子が旅立った後のことです。

『 葬儀の二日後、東京に雪が積もった。

 心子の好きな雪が。

 心子に見せてあげたかった。

 窓から 心子の写真と並んで 雪景色を眺めたあと、写真を抱いて 雪の中を歩いた。

 心子の上にも 白雪は降り注いだ。

「しんこ……見えるか? 

 真っ白い雪だよ。

 きれいだね……」

 この雪が もう少し早く降っていたら、

 心子を思い止まらせることが できただろうか……?

 その晩、僕は心子と 雪見酒を飲んだ。

 心子が一緒に 飲みたいと言っていた。

 涙酒だった。

 しんしんと、雪は降り続けた。

 永久の旅路に発った 心子を弔うかのように……。』

 
 心子も この冬は雪が見られず、淋しがっているかもしれません。

 せめて3月中旬に 降ればいいですが……。
 
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今年も心子の誕生日

2007年02月21日 20時59分56秒 | 心子、もろもろ
 
 本日 2月21日は 心子の誕生日です。

 拙著「境界に生きた心子」は 心子の誕生日記念出版なので、

 拙著の発刊2周年でもあります。

 拙著の読者の方や 僕のブログ,ミクシィでも、何人かも人たちが

 心子にバースデイ・メッセージを 送ってくれました。

 多くの人たちが 心子を思って祝ってくれて、彼女は果報者です。

 心子も喜んで 感謝しているでしょう。

(僕の誕生日を 覚えている人はいませんが(笑))

 先日の記事にも書いたように、今年彼女は43才になります。

 写真の心子は いつまでも若いままですが。

 21日は バレンタインデイの1週間後なので、

 心子の友達はいつも チョコレートにお金を使ってしまい、

 彼女の誕生日は あまり祝ってもらえない、

 と 心子は言っていました。 (^^;)

 付き合っていたとき、僕は彼女に指輪を プレゼントしました。

 そのときの エピソードが下の記事です。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/32322965.html
 

 さっき ワインを買ってきました。

 今夜は 心子がプレゼントしてくれた クリスタルグラスで、

 皆さんの暖かいメッセージを肴に 彼女と乾杯しようと思います。 (^^)
 
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