「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

恋愛依存症

2012年04月15日 23時15分03秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
 恋愛依存症者は 愛という考えを愛しているといいます。

 新しい関係がもたらす 興奮を求めています。

 相手が誰かより、 甘い状況が重要です。

 興奮が冷めてしまうと、 今度は強く否認します。

 相手がどんな人物かは 知りたくないのです。

 現状に決して満足することなく、 ますます幻想にのめり込みます。

 その他、 境界設定を難しくさせる問題として、 下記のようなことがあります。

・ 恐れ, 義務感, 罪悪感でしか 自分の欲求を適えられない。

・ 子供やペットに関する脅し。

・ 自分は無力で、 パートナーより劣ると思っている。

・ いつか パートナーが間違いに気づき、

  彼らの行動が 奇跡的に変わると信じている。

・ 宗教を通じて、 苦しみは善だと教えられてきた。

・ 女性の場合、 決断は男性が下すべきと 信じている。

  男性の場合、 紳士は淑女に譲るべきと 信じている。

・ 激しいドラマがなくなったら、 生活はつまらなくなると思っている。

・ パートナーに捨てられることを 恐れている。

・ 関係がなくなるくらいなら、 惨めな関係でもあったほうがいい。

・ 問題を乗り切る方法を 教えてくれる人がいなかった。

・ ひどい扱いを受けるほど、 自分が愛されていると証明する。

  パートナーとの関係が、 かつての親の関係と似ている。
 

 皆さんは、 家族や友人などの サポートグループが必要です。

 皆さんをあるがままに 受け入れてくれる人たちと 親睦を図りましょう。

 PUVASやDEARを 参考にしてください。

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕
 

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