小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ローゼル(食用ハイビスカス)収穫!!

2011年09月22日 | ローゼル
■9月に入り、ローゼルが収穫し始めました。

我が家では早速ハーブティー、日干しなど加工をはじめました。


参考までに、ローゼルの使い方(ハーブティー編)

まず、ガクを取ります。


急須に2房ぶん入れます。
あとは熱湯を注いで5分。


すると…

あらまぁ!素敵な美しいハイビスカスティーのできあがり♪
そのまま酸味を楽しむもよし、蜂蜜を入れて味わうもよし、です。

■ローゼルは今年は初出荷なので少量ですが、父島にも母島にも出したいと思います。
今しばらく、お待ち下さい。
まとめてぜひ欲しい!という方はご連絡を下さい。
よろしくお願いします♪

■ローゼルは2005年の旅の時に沖縄・西表島のパン屋さん「マナの店」で始めて出逢いました。
アンパンの桜の塩漬けの代わりに使われており、美味しくてびっくりして定員さんに聞いてしまいました。
そうしたら、栽培地も見せてくれ(店の脇の畑でした!)、さらには種まで分けて頂きました。
それが今はこうして出せるくらいにまでなったのはとても嬉しいことです。
ぜひ、美しくて美味しいローゼルを楽しんで見てください♪
塩漬けは梅干しの代わりに、おにぎりにサラダの飾りに最高です!

■参考までに、販売用に作成したパンフを紹介します。


ローゼル
「主にハイビスカスティーで利用されるのが有名なオクラの仲間です。他に沖縄などでは梅干しの代わりに利用されます。
お茶、塩漬け、ジャムにこの美しい紅色を使えばぐっと食卓が多彩になります。
味には独特の酸味(クエン酸)が含まれ疲労回復にぴったりです。ビタミンCが豊富で夏バテにもいいですよ♪」

・ローゼルの由来・特徴
オクラの仲間、アオイ科。食用ハイビスカス。別名ロゼリ草、レモネードブッシュ。
熱帯アジア・西アフリカ原産。「洛神花」という生薬としても利用されています。

・調理方法
美しい紅色とクエン酸の独特の酸味を生かして、お茶(ハーブティー)・塩漬け・ジャム・酒漬け・清涼飲料・西洋料理のソースに利用できます。
生で使えきれない分は、ガクを取り、天日干ししておけば、使いたい時にいつでも使えます。

●ハーブティー……ガクを取り、さっと洗い、急須に入れ熱湯を注ぎ5分。分量はカップ1杯にガク2花分程度。濃い目に作り、蜂蜜を入れるとさらに美味しいです♪フレッシュな生ローゼルでも、ドライローゼルでもOK!

●ジャム……ガクを取り、さっと洗い、ローゼルとその半分の重さの砂糖、適量の水を入れて中火でひと煮立ち、焦げないように混ぜて、弱火にします。ローゼルが溶けて美しいピンクのペースト状になったら出来上がり!!ヨーグルトに混ぜたり、パンにぬったりクッキーの生地に練りこんだり、色々使えます♪

●塩漬け……ガクを取り、ローゼルを塩(見た目でローゼルの6分の1位)と混ぜてビンに詰めます。表面に塩でフタをするように塩を多めに置きます。常温保存のために塩分がきついので、利用のときに1~2回洗って塩抜きします。冷蔵保存する場合はかるく塩をまぶす程度でよいので、塩抜きの必要はありません。梅干しと同じ利用ができます。ごはんに混ぜたり、おにぎりに。サラダやピザの飾りに。漬物の色付けなどにどうぞ。