小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

珍重 ヤツガシラ 多数現る!!

2017年04月04日 | 母島 鳥
■今年は小笠原に珍重・ヤツガシラが多数渡ってきています!


2羽は同時に写真に撮れました♪

今年の春はなんと3羽同時に確認することができました。

はじめて見た時はその奇抜なルックスに驚き、
鳥を知っている人に「あのマダガスカルみたいな鳥って、何!?」と聞いたほどです(笑)。

調べてみると、ヤツガシラはユーラシア大陸の中部域全般に生息し、
日本には時々渡ってくる珍鳥だそうです。

昆虫食で少し開けた農耕地などを好むようです。

母島はほぼ毎年お目にかかれて、
主に春や秋に渡ってくるのですが、
ときどき真夏に見かけることもあります♪


■おまけですが、次女が大好きなゴイサギも2羽ほど渡ってきていました。

紅い目と白くて美しい冠羽が特徴の鳥です。

我が家では「ごいちゃん」と呼ばれて親しまれています♪
基本は夜行性なので、
昼間はビックリするほど動かないで水場でじーっとしています。(目の前に魚が来ると捕食する)

夜はけたたましい鳴き声で飛翔しているのを見かけます☆


■あと北港、東港、蓬莱根には多量のカツオノカンムリが漂着していました!

すごいかっぱえびせんみたいな臭い(笑)!
これはカツオノエボシより毒性は弱いですが、
毒を持つクラゲの一種です。

風の力で水面を移動するそうです。

よくカツオの群れと一緒にいるのでこの名がついたとか。

注意する箇所は周縁にあります。
餌捕獲を行なう触手状の個体である感触体を持ち、
そこに触れると激しく痛むそうです。

クラゲの仲間は刺胞といって、
死んでいても触るだけで刺さる仕組みの細胞があるので、
死体だからとむやみに触れないようにご注意ください。

刺される場合があります。

母島 春の芽吹きと季節

2017年04月04日 | 母島 農 日記
■4月を迎え、島では島を離れる人とのお別れと出逢いの季節となり、
気持ちも動きも慌ただしい時期です。

3月には卒業式があり、今年は母島のたった一人の中学3年生、4人の小学生が卒業を迎えました。

そんな中、畑では夏野菜の作付けで大忙し。
2月に沖縄に行ってしまったので、
そのツケを取り戻すのに必死です(笑)。

そんな中、ローゼルが芽を出してくれました。

いつもいつもこの小さな種から大きな双葉が生まれてくるのが、
不思議でなりません。

春は畑に限らず、
様々な事象で新緑や芽吹きを感じる季節。
やっぱりはじまりの生き生きとした躍動感を感じる季節です♪


自家採種をしていて、今年は豊富に種があるので、
一か所に3~8粒蒔きます。
そのうちの元気な1本を生かします。

毎年気象条件が違うので、
難しいのですが、何より種を絶やすわけにはいきません。

一度にいろんな方法で蒔いて、
どれかが残ればいいという戦法を取っています。


島らっきょは今年は不作!
残念ですが、出荷は厳しそうです。


■2月上旬に植えたジャガイモも元気です。

今年は異常な干ばつに見舞われているためか、
乾燥地帯が原産のジャガイモとトマトはとても調子がイイです(笑)。


うちの子ヤギさんもジャガイモの横でせっせとお花を集めております♪

この子ヤギの衣装、
小1の次女が去年の秋の学芸会で演じた子ヤギの衣装です♡

大のお気に入り(*^_^*)

こんな格好で畑でお花を摘んでいます。


小さな手に、
可愛いちいさなお花。

この小さな手に無限の広がりを感じます。

畑が大好きな彼女は畑でいつも創作しています。
膨大な時間でも足りないほど、
子供の想像力は果てしないです。

大人になって、
頭が固くなると、
何もないとすぐに退屈してしまいます。

こんなとき、
子供の柔軟さにいつも刺激を頂きます♪

やっぱり、こどもはすごい。
大人の忘れてしまった大事な部分をいっぱい持っている気がします。