小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

台風の接近!!母島・日常の有難み♡

2018年08月22日 | 母島 日常 日記
■母島に帰って来て1週間過ぎました。
3日前は台風19号今は台風20号が最接近してきていて、外は強風が吹き荒れています。

今年の台風は本当に小笠原に来襲する場面が多いのですが、
今のところそのすべてがいい意味で予想を裏切って、小笠原直撃直前でコースを変え、
今のところ直撃を免れています。

これは昨日台風前に行った南崎での高波です。

小笠原は航空路がなく、24時間かけて船で来るのが唯一の手段。
夏の着発運航の最後は残念なことにおがさわら丸が欠航となってしまいましたが、
今年は台風の多さの割に、見事に欠航が少ない夏と言えると思えます。

ちなみに我が家の夏休みはカナダ行きの台湾、帰りの成田、島に戻る時ともに台風を寸前でかわし、
日本でお盆周辺で東京~高山~富山~新潟~山形~仙台~東京と1400㎞くらい運転しましたが、見事渋滞にも当たらなかったです!
なんというか、とにかくツイている夏でした(*^。^*)

■台風接近で外は強風ですが、海の中は意外と穏やかでした♪

北港の海の中は小さな稚魚が大きな群れを作っていました!

風波は立っていても、うねりさえ入っていなければ、海の中は平和で心地良い世界♡

島の海にようやく帰って来れて、
魚に囲まれてご満悦の次女です(*^_^*)

自分で潜って、シャコガイやエイにちょっかいを出して遊べるようになってきました♪


■夕陽を見てゆっくりするのも島の日常ならではですね~

最近は台風の影響か美しい夕陽はお預けですが、やっぱりこの時間が大好きです♡
日没まで畑で働きたいのと、夕日を家族で見たい気持ちのせめぎ合いがあるのです♪

この日常が本当に有難いものだと、
外に出るとしみじみと感じます(#^.^#)


こうして町の灯りに不時着したオナガミズナギドリを保護して、
浜辺で放鳥する横で、子供は砂遊び(巣を作っているらしい)。

う~ん平和だ(笑)。

島に帰れば鳥獣保護員としての仕事も沢山舞い込んできます。
現在、子育て中のオナガミズナギドリが集落の灯りに寄せられて不時着したりします。
そのままだとネコや交通事故の危険があるので、
翌朝まで段ボールの中で保護し、放鳥するのです。

母島で暮らして不便な事、困ることはもちろんあります。
人口450人の狭い社会ですし、良くも悪くも都会では味わえないようなことも沢山。

そんな母島にこうして家族で暮らせることは本当に有難く、
一日一日を大事に暮らしていきたいなと思います♪

僕はこの母島の暮らしが大好きです♡

さあ、台風はこれからどうなるかな~?