小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ついに小笠原を発った長女

2019年08月04日 | 母島 暮らし 子供
■ついに長女が7月末のははじま丸で小笠原を旅立ちました!

今日まで本当に多くの方にお世話になりました!
彼女はお盆前のフライトで留学先のカナダへ向かいます。

今はなんと八丈島に行っています。
のびのびとした写真が送られてきました(笑)。

次女のサッカーの島嶼大会に便乗して、
応援と春に一緒にハワイに行ったメンバーと再会する為です☆

さらに他にも目まぐるしく回り、
しばらく慣れた日本とはお別れです。

高校生が一人でカナダに行くのは少々心配です。
無事に、色々乗り換えて、目的地まで行けるのでしょうか?

親はそれなりに心配していますが、
本人は新しい世界への期待と不安でいっぱいでしょう。
1年後、無事に帰ってくることを祈るばかりです(ハマりにハマって数年帰って来ないかも!?)。

僕が高校に進学した頃、高校生が海外留学なんて空の上の話で、
思いつきさえもしませんでした。

今はネットでメールやスカイプで外国にいても容易に連絡が取れるし、
世界の情報もすぐに入ってくるグローバルな時代。

もう日常生活の英語は普通に話せる長女ですが、
英語はあくまでツールであって、目的ではありません。

海外で学んでほしいのは、
これからの人生で生きるスキルであったり、
色んな価値観の人を認め合う事であったり、
世界から見た視野を持ってほしい事だったりします。

その為に、この数年頑張って外の世界に行きまくったので(もう打ち止め!!)。

無理をしないで、諦めて帰って来てもいい。
ただ、自分で外の世界に行きたいという積極的な気持ちはいつまでも持っていて欲しいものです♪


■今回、妻と娘二人は夏休みで内地に行きますが、
僕は経費削減の為に母島でお留守番です(#^.^#)

長女はさらっと船に乗っていきました(笑)。

僕にとってもさらっとお見送り。
「えっ?これで最後?そんなあっさりでいいの?」
島の何人かの人に言われました(笑)。

僕にとっては中学卒業して母島を巣立つ3月の離島が、とても感触深く思えました。
今回の母島発は留学に向けてのあくまで通過点。

それでもレイを贈ってくれる、島の方が♡
ほんと、有難いです♪


いつも出港時にウォーターアートを描くノリさんは、
長女の行くカナダの国旗を描いてくれました(#^.^#)


いってらっしゃ~い!
気を付けて!!


■その2日前は最後の母島デイは家族で大好きな北港スイム♡

美しい北港を最後にみんなで堪能しました。

想像以上に長女が楽しんでいて嬉しかったです(*^_^*)

水温が冷たく、サンゴも魚も気持ちいい北港が大好きです!


長女は難なく鮮やかに潜って、魚と戯れます☆


次女は潜ってシャコガイをつんつんして楽しみます♪

僕は可愛いカエルウオ(我が家ではぴょんぴょんとっとと呼びますw)を撮ります(*^_^*)

これが可愛いんですよ~

表情が何とも言えない♡


次女はトビハゼを素手で捕まえます☆


次女もぐんぐん潜れるようになってきました♪
生き物がいると俄然、彼女は深く潜ります(笑)。


水温の低い北港で冷えた体はこうして道路で暖めるのがお勧めです(*^_^*)



■夏休み上京前の次女ちゃん。
ついに沖でカヌーのステアリングもこなすようになってきました。

また島に帰ってきたら漕げるのが楽しみ♡
9/22には母島カヌー大会があります!


今日までは八丈島で島嶼の小学生サッカー大会「愛らんどリーグ」に参加していて、
今年はなんと4位に入賞したそうです!!
すごい!!
おめでとう♪

一方、最近の夏休みの母島はほとんどの子どもが内地に行ってしまうので、
残された人々はご覧の様に過ごしております(笑)。

これがまた気持ちがいい♡

■台風8号は現在、小笠原を午前中に通過しました。
今朝は風はビュービュー、
しっかりと雨が降っていましたが、さほど大きな被害もなく、無事に通過となりました。

写真は前日の漁港の風景。
漁師さんが次の台風までを見据えて、しっかりと漁船を養生しています。

こういう様を見ていると、こちらの気持ちも引き締まります。
ここ3年、まともに被害が出るような大きな台風が来ていない小笠原ですが、自然に対して謙虚にいたいと思うものです。

今週末も次の台風が来る予報です。
用心していかなければですね。


■そして友人が母島を離れる。
港でギリギリまで太鼓を叩く。
美しいお別れのレイを渡す。

レイはその人の事を想いながら編み込みます。
船が島を離れる時に海に投げて、
そのレイが島にたどり着いたなら、
その人はまた島に帰って来れるという言い伝えがあります。

友人が船に大急ぎで乗ったのは、
出港2分前(笑)。

寂しいけど、
温かい母島の風景です。

元気でね~♡