小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

STAY FARM

2020年04月22日 | 母島 農 日記
■こんなときだからこそ、
種を蒔く。
ローゼルの種を蒔く。
野菜の種を蒔く。

自分たちの食料を作るために。
文字通り、食っていくために。

新コロナで内地から食料が、
外国から食料が来なくなるかも知れないと考えて、
10年以上前から清水さんと一緒にやってきたNPO法人ワンライフ。
去年行ってタロイモを習ったハワイ。
大海原を漕ぐカヌー。
そして、フラ。

みんながどんどんつながってくる。

こんな時だからこそ、自給自足が大事になってきます。
まさにSTAY FARMだとおもいます!!


今期はなんとパッションフルーツを自家用で栽培。
僕はあまり好きではないのですが、次女が大好きなので、作ることに。
先日は美しいトケイソウとしての花を魅せてくれ、その横には大きな実も成っていました♪

収穫期が楽しみですね~(#^.^#)


大根は美しい可憐な花を咲かせています。
以前はその後の種をオガサワラカワラヒワに食害されて困っていましたが、
今はカワラヒワ自身が絶滅の危機に瀕していて、ほとんど見れなくなってしまいました。

勝手なもので、被害の時は困っていましたが、いざ来ないと寂しいものです。


■春にしては珍しい大時化、母島のとある山の中で仕事中に大きなリュウキュウマツの木を発見したので、
とりあえず登ってみることにしました(笑)。

とっても気持ちのいい眺めだったのですが、
ノスリさんがピーピー鳴いています。

これは繁殖時期の繁殖エリアである証。
早々に退散致しました☆


■ちょっと個性的な直物たちを撮ってみたので紹介しますね。

【ツルワダン】
海岸の崖や砂地、草地に生えている小笠原固有種です。
ちっちゃなタンポポみたい(#^.^#)

絶滅危惧種ⅠⅠ類(VU)に指定されています。

種子でも増えるようですが、
つるが脇に伸びて、次の株が生まれる事からこの名が付いたようです。
結構、可愛くて好きです♪


【オオハマボッス】
ハマボッス の変種で、小笠原諸島に分布。

スゴイ名前だなぁ~と思ったら、
ボッス(仏子)とは仏具の仏子のことで、
花の付き方がこれに似るということからそう呼ぶそうです。。
名前のように海岸付近に育ちます。


【シマウツボ】
突如として地面からモリモリと現れる不思議な小笠原固有種。
主にこの春の時期に見られます。


■人間達が新型コロナウイルスでパンデミックな状態になっていても、
自然界はまったく関係なく、淡々と流れて行っています。

渡り鳥のタカブシギ。

なかなか勇ましい表情で撮る事ができました♪


その横にはツグミちゃんかな?
地味で小さいけど、僕は結構好きな鳥です?


ある朝には小岸壁にサギ軍団が集まっておりました!!
これは珍しい!
ダイサギ、チュウサギに紛れて、ちゃっかりアオサギがいるのが微笑ましい。

チュウサギの飾り羽が美しいけど、風になびいて何とも言えない姿に。



■先日は1日72mm降るという、この季節には珍しい雨模様。
久々に行った玉川農業ダムは、なんとオーバーフローしていました。

去年の今頃は渇水で、貯水率30%切っていたのがウソの様です。

本当に有難い限りです♪



■日本の新コロナウイルス感染者がついに1万人を超えました。
ロックダウン、医療崩壊をおこしている深刻なニューヨークからは
「日本は1か月前のニューヨークみたい!油断してるとこうなるから、外に出ないで!」と
訴えています。

まるで嘘ではないか?という様々な虚構記事に、正面から対峙しています。
そう、確実にコロナで亡くなる人は大勢出ていて、その死に目に会えていないのです。


日本も島もまだまだ認識は甘く、残念なことにまだまだ感染は広がると思います。
諸外国に比べて、規制は甘く、自粛お願いばかり。
韓国や台湾が新規感染者が極端に低くなっているのは、
やはり強行な対応が功を奏していると思います。

日本はそもそもオリンピックの問題で初動が遅れているうえに、
緊急事態宣言も1週間の遅れ、
どんどん後手後手になっています。

休業補償を手厚くして、とにかく人が外に出なくてもいい状況を作るしかないと思います。


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