■本日4月6日は歴史的瞬間が重なる日でした。
時系列を逆に追いかけますが、今日の夕方に島の防災無線で村長からのメッセージがありました。
素晴らしかったので文字起こししました。
以下、防災無線の全文です。
【村長からのメッセージ】
村民の皆様、村長の森下でございます。
新型コロナウイルス対策では、村有施設の一般利用中止や行事の中止・延期など、村民の皆様には大変ご不便をおかけしております。
皆様のご協力に大変、感謝を申し上げます。
現在、新型コロナウイルス感染症の患者が全国的に急速に増加する中、
今の所、小笠原村においては、感染者は確認されておりません。
しかしながら、村内には新型コロナウイルス感染症を確定できる手段はなく、
万が一感染が疑われた際にも検査・治療を行うための本土医療機関への移動する手段も限られております。
このような状況の中で村民の皆様の安全を図り、また来島を予定されている方の安全を配慮する為に、
小笠原への来島を予定されている方に、当面の間、不要不急の来島の自粛をお願いすることといたしました。
加えて、村民の皆様にも治療や冠婚葬祭以外と不要不急の上京は極力避けていただくようお願いいたします。
また、やむを得ず上京される際には、不必要な外出を避けるなど十分な感染症対策を行っていただくとともに、
帰島時の東京港竹芝桟橋乗船日から2週間は、極力外出を控えていただくようお願いいたします。
また日常におきましても、引き続き、こまめな手洗い、検温、マスクの着用などの咳エチケット、
密閉・密集・密接のいわゆる「3つの密」を避けるなど、個人でできうる対策をしっかり行ってください。
今、まさに感染爆発・重大局面であり、踏ん張りどころでございます。
村としてもなしうる手立てを総動員し、村民の皆様のご協力を得ながら、
危機感を持って取り組んでまいります。
村民全員で手を携えながら、一丸となってこの危機を乗り越えていきましょう!
ご不自由をおかけいたしますが、感染防止対策のため、村民の皆様のご協力をお願いいたします。
令和2年4月6日
小笠原村長 森下 一男
行政の長がこうしたリーダーシップを取って発言できたこと、本当に素晴らしいと思います。
僕自身もできる限りの事をしていこうと思います。
これと同時でしょうか?
小笠原村のホームページにも同様のメッセージが掲載されていました。
個人的には防災無線のメッセージが伝わるので、そちらを掲載します(*^。^*)
そしてその放送の5時間前には小笠原観光協会、母島観光協会、小笠原商工会、小笠原ホエールウォッチング協会連盟で、
小笠原へ観光に来る方への自粛要請の発表がありました。
水面下では色々すったもんだを聞いていましたが、
最終的にみんなが求めるゴールは一緒です。
無事にまとまって良かったし、そこまでのプロセスに意味があったと思います。
その前日には新島観光協会が来島の自粛のメッセージが。
新島が先駆けて発信をしていました。
自分たちの生活の保障がされていない中、
観光業の人がお客さんに「今は島に来るのを我慢して!」と言う発信はとても苦しい決断だったと思います。
収入がゼロになる訳ですから。
でも、コロナが蔓延して経済行為どころか暮らしが成り立たなくなる可能性があるので、この決断を指示します!!
都知事もこうした新コロに伴う収入のフォローをすると先ほどの記者会見で言っていました。
本来は民間の発信前に行政のフォローの約束が先であって欲しかったのが正直な気持ちですが。
■4/4ついに東京都の1日の新型コロナ感染者が118人。ついに100人を超えました。
4/5の今日は143人に増えました。
4/6は少し減って83人。
これで都内での感染者は累計で1000人を超えました。
全国では累計3,654人。
内訳は患者2,429例、無症状病原体保有者340例、陽性確定例(症状有無確認中)885例。国内の死亡者は73名です。
これは厚生労働省のHPを参照にしています。
ようやく明日に緊急事態宣言をすると報道がありました。
しかし、この状況でもこの週明けから学校再開する地域があります。
実際、小笠原高校は入学式を強行する予定でした。
その後は授業は14日までお休みです。
「都立なので入学式の日程の変更はできない」
と言っていましたが、なんと前日の夜遅くに内地から連絡があり、延期の指示が出たそうです。
前日に母島から行った2名は1泊だけで、母島に帰ってきました(旅費は出してもらったそうです)。
上からの指示がないと動かないこの訂正、これを変えていかなければと思います。
大人と建前、都合と子供の安全のどちらを取っているかは明白だと思います。
もう、指示や補助を待ってる場合じゃなくなってきています。
自分たちで判断し、行動していかなければ地域を守っていけないと思うのです。
観光やサービス業、第1次産業の方など、経済的なダメージは大きく、
これからも深刻化・長期化する可能性が大きい中、
新たな収入も作らないと厳しいかもしれません。
本当に休業補償してほしい!!
■4/6夜に東京都知事からも翌日に予定している緊急事態宣言について緊急記者会見がありました。
かねてより、政府に緊急事態宣言を早く出して欲しいという姿勢だった都知事。
明日、7日からの緊急事態宣言に向けて、とても具体的な発表でした。
今、切実に苦しんでいる中小企業にも保証する含みを発言していました。
こんな遅い時間までずっと、検討や調整を重ねていたのだと思います。
色んな批判もあるかもしれませんが、まずは感謝の気持ちを伝えたいと思います。
これから政府と調整し、色々具体化してきます。
みんなで一丸となって、このピンチを乗り切っていきたいですね!
ピンチはチャンス!
新しい働き方、持続可能な島ライフが生まれる予感すらあります♪
この世界的な現象から私たちは何を学ばなければいけないのか?
自分たちだけ無事なのでは意味がなく、
人を思いやる心を持った行動が問われていると思うのです。
2020年4月6日、歴史的な瞬間が重なる日でした。
新型コロナがどれくらいで収束するか分かりません。
日々毎日状況が変わる中、自分たちの対応が問われています。
どうか1日も早く収束することを願っています。
時系列を逆に追いかけますが、今日の夕方に島の防災無線で村長からのメッセージがありました。
素晴らしかったので文字起こししました。
以下、防災無線の全文です。
【村長からのメッセージ】
村民の皆様、村長の森下でございます。
新型コロナウイルス対策では、村有施設の一般利用中止や行事の中止・延期など、村民の皆様には大変ご不便をおかけしております。
皆様のご協力に大変、感謝を申し上げます。
現在、新型コロナウイルス感染症の患者が全国的に急速に増加する中、
今の所、小笠原村においては、感染者は確認されておりません。
しかしながら、村内には新型コロナウイルス感染症を確定できる手段はなく、
万が一感染が疑われた際にも検査・治療を行うための本土医療機関への移動する手段も限られております。
このような状況の中で村民の皆様の安全を図り、また来島を予定されている方の安全を配慮する為に、
小笠原への来島を予定されている方に、当面の間、不要不急の来島の自粛をお願いすることといたしました。
加えて、村民の皆様にも治療や冠婚葬祭以外と不要不急の上京は極力避けていただくようお願いいたします。
また、やむを得ず上京される際には、不必要な外出を避けるなど十分な感染症対策を行っていただくとともに、
帰島時の東京港竹芝桟橋乗船日から2週間は、極力外出を控えていただくようお願いいたします。
また日常におきましても、引き続き、こまめな手洗い、検温、マスクの着用などの咳エチケット、
密閉・密集・密接のいわゆる「3つの密」を避けるなど、個人でできうる対策をしっかり行ってください。
今、まさに感染爆発・重大局面であり、踏ん張りどころでございます。
村としてもなしうる手立てを総動員し、村民の皆様のご協力を得ながら、
危機感を持って取り組んでまいります。
村民全員で手を携えながら、一丸となってこの危機を乗り越えていきましょう!
ご不自由をおかけいたしますが、感染防止対策のため、村民の皆様のご協力をお願いいたします。
令和2年4月6日
小笠原村長 森下 一男
行政の長がこうしたリーダーシップを取って発言できたこと、本当に素晴らしいと思います。
僕自身もできる限りの事をしていこうと思います。
これと同時でしょうか?
小笠原村のホームページにも同様のメッセージが掲載されていました。
個人的には防災無線のメッセージが伝わるので、そちらを掲載します(*^。^*)
そしてその放送の5時間前には小笠原観光協会、母島観光協会、小笠原商工会、小笠原ホエールウォッチング協会連盟で、
小笠原へ観光に来る方への自粛要請の発表がありました。
水面下では色々すったもんだを聞いていましたが、
最終的にみんなが求めるゴールは一緒です。
無事にまとまって良かったし、そこまでのプロセスに意味があったと思います。
その前日には新島観光協会が来島の自粛のメッセージが。
新島が先駆けて発信をしていました。
自分たちの生活の保障がされていない中、
観光業の人がお客さんに「今は島に来るのを我慢して!」と言う発信はとても苦しい決断だったと思います。
収入がゼロになる訳ですから。
でも、コロナが蔓延して経済行為どころか暮らしが成り立たなくなる可能性があるので、この決断を指示します!!
都知事もこうした新コロに伴う収入のフォローをすると先ほどの記者会見で言っていました。
本来は民間の発信前に行政のフォローの約束が先であって欲しかったのが正直な気持ちですが。
■4/4ついに東京都の1日の新型コロナ感染者が118人。ついに100人を超えました。
4/5の今日は143人に増えました。
4/6は少し減って83人。
これで都内での感染者は累計で1000人を超えました。
全国では累計3,654人。
内訳は患者2,429例、無症状病原体保有者340例、陽性確定例(症状有無確認中)885例。国内の死亡者は73名です。
これは厚生労働省のHPを参照にしています。
ようやく明日に緊急事態宣言をすると報道がありました。
しかし、この状況でもこの週明けから学校再開する地域があります。
実際、小笠原高校は入学式を強行する予定でした。
その後は授業は14日までお休みです。
「都立なので入学式の日程の変更はできない」
と言っていましたが、なんと前日の夜遅くに内地から連絡があり、延期の指示が出たそうです。
前日に母島から行った2名は1泊だけで、母島に帰ってきました(旅費は出してもらったそうです)。
上からの指示がないと動かないこの訂正、これを変えていかなければと思います。
大人と建前、都合と子供の安全のどちらを取っているかは明白だと思います。
もう、指示や補助を待ってる場合じゃなくなってきています。
自分たちで判断し、行動していかなければ地域を守っていけないと思うのです。
観光やサービス業、第1次産業の方など、経済的なダメージは大きく、
これからも深刻化・長期化する可能性が大きい中、
新たな収入も作らないと厳しいかもしれません。
本当に休業補償してほしい!!
■4/6夜に東京都知事からも翌日に予定している緊急事態宣言について緊急記者会見がありました。
かねてより、政府に緊急事態宣言を早く出して欲しいという姿勢だった都知事。
明日、7日からの緊急事態宣言に向けて、とても具体的な発表でした。
今、切実に苦しんでいる中小企業にも保証する含みを発言していました。
こんな遅い時間までずっと、検討や調整を重ねていたのだと思います。
色んな批判もあるかもしれませんが、まずは感謝の気持ちを伝えたいと思います。
これから政府と調整し、色々具体化してきます。
みんなで一丸となって、このピンチを乗り切っていきたいですね!
ピンチはチャンス!
新しい働き方、持続可能な島ライフが生まれる予感すらあります♪
この世界的な現象から私たちは何を学ばなければいけないのか?
自分たちだけ無事なのでは意味がなく、
人を思いやる心を持った行動が問われていると思うのです。
2020年4月6日、歴史的な瞬間が重なる日でした。
新型コロナがどれくらいで収束するか分かりません。
日々毎日状況が変わる中、自分たちの対応が問われています。
どうか1日も早く収束することを願っています。
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