■最近、やたらノスリと縁があるようです。
そう、小笠原に住む天然記念物、そして固有亜種でもあるオガサワラノスリさんです。
小笠原固有の唯一の猛禽類・オガサワラノスリ。
島の生態系の頂点に君臨しています。
硫黄島などの火山列島以外の小笠原群島に分布しています。
体長は雄で50~52cm、メスで53~60cmで、翼長は122~137cmほどです。
立派な足の爪で獲物を捕らえます。
母島では他にサシバやミサゴ、オオタカやチョウゲンボウ、チュウヒ、トビ、ハヤブサなども時々見かけます。
コミミズクなどのフクロウ系も飛来しているのを確認されています。
■オガサワラノスリは内地で見られる"トンビ"よりもやや小型で、
主にネズミ、オガサワラトカゲやグリーンアノール、オオヒキガエル
そして中型以下の鳥などを餌としています。
こんな美しい景色の場所もノスリの絶好の捕食エリアです。
母島小中学校のグラウンドも立派な縄張りです。
■先日、畑に大きな物体が急降下していくのを見かけました。
そっと覗いてみると、それはそれは怖い顔したノスリが。
よ~く見ると、足元にネズミを仕留めてありました。
さすがですね~!
顔を見るとなかなかカッコよく、可愛い顔をしています。
僕からは5m位の距離です。
この距離では普通、なかなかゆっくりはお目にかかれません。
5分くらいして、気の毒になって僕は立ち去りました(笑)。
■あののんびり屋さんで、人にはまったく警戒心を見せない天然記念物のアカガシラカラスバトも、
ノスリにだけは異常な警戒心を見せます。
以前、森の中でハトを調査していた時の事、
ハトは地面の餌をほじくって、のんびり過ごしていました。
すると上空で「ピ~ヒョロロ~」というノスリの鳴き声が。
見ると、3羽くらいいたハトはみんなフリーズ状態。
ノスリの気配に集中しています。
すると、ノスリがなんと林内に入って来ました!!
地面にいたハトは一目散に散って、弾丸のようにどこかに飛び去って行ってしまいました!!
恐るべしノスリの存在感!!!!
島に人間が住みつく遥か昔から、ノスリとハトは敵対関係だったのでしょう。
仲間が横でネコに喰われていてものほほんとしている島のハトたち。
人にも全然警戒しません。
でもノスリだけは別格です。
以前、某有名な鳥類学者のK先生が言っていました。
「ハトは何万年もかけてノスリ以外の外敵がおらず、ボケてきたから、せいぜい数百年で現れた外敵(ヒトやネコ)にはきっとまだ対応できないんですよ~)
そう、内地や沖縄のカラスバトはとても警戒心が強いのです。
■積み重ねた時間の流れとは不思議なものだな~と思いながら
巣に戻るノスリが横切る夕陽を眺めて、ふと思いました。
人は信じるものと当たり前に島の子供たちは生活しています。
でも、島の外の世界はそんなに安全ではありません。
国外に出たら尚更です。
島の子供達はほんと天然記念物のように平和に生きています。
来春、母島を巣立つ長女。
彼女は無事に生き抜いていけるのだろうか!?
親父は勝手にハラハラドキドキしているぞ(笑)!!
そう、小笠原に住む天然記念物、そして固有亜種でもあるオガサワラノスリさんです。
小笠原固有の唯一の猛禽類・オガサワラノスリ。
島の生態系の頂点に君臨しています。
硫黄島などの火山列島以外の小笠原群島に分布しています。
体長は雄で50~52cm、メスで53~60cmで、翼長は122~137cmほどです。
立派な足の爪で獲物を捕らえます。
母島では他にサシバやミサゴ、オオタカやチョウゲンボウ、チュウヒ、トビ、ハヤブサなども時々見かけます。
コミミズクなどのフクロウ系も飛来しているのを確認されています。
■オガサワラノスリは内地で見られる"トンビ"よりもやや小型で、
主にネズミ、オガサワラトカゲやグリーンアノール、オオヒキガエル
そして中型以下の鳥などを餌としています。
こんな美しい景色の場所もノスリの絶好の捕食エリアです。
母島小中学校のグラウンドも立派な縄張りです。
■先日、畑に大きな物体が急降下していくのを見かけました。
そっと覗いてみると、それはそれは怖い顔したノスリが。
よ~く見ると、足元にネズミを仕留めてありました。
さすがですね~!
顔を見るとなかなかカッコよく、可愛い顔をしています。
僕からは5m位の距離です。
この距離では普通、なかなかゆっくりはお目にかかれません。
5分くらいして、気の毒になって僕は立ち去りました(笑)。
■あののんびり屋さんで、人にはまったく警戒心を見せない天然記念物のアカガシラカラスバトも、
ノスリにだけは異常な警戒心を見せます。
以前、森の中でハトを調査していた時の事、
ハトは地面の餌をほじくって、のんびり過ごしていました。
すると上空で「ピ~ヒョロロ~」というノスリの鳴き声が。
見ると、3羽くらいいたハトはみんなフリーズ状態。
ノスリの気配に集中しています。
すると、ノスリがなんと林内に入って来ました!!
地面にいたハトは一目散に散って、弾丸のようにどこかに飛び去って行ってしまいました!!
恐るべしノスリの存在感!!!!
島に人間が住みつく遥か昔から、ノスリとハトは敵対関係だったのでしょう。
仲間が横でネコに喰われていてものほほんとしている島のハトたち。
人にも全然警戒しません。
でもノスリだけは別格です。
以前、某有名な鳥類学者のK先生が言っていました。
「ハトは何万年もかけてノスリ以外の外敵がおらず、ボケてきたから、せいぜい数百年で現れた外敵(ヒトやネコ)にはきっとまだ対応できないんですよ~)
そう、内地や沖縄のカラスバトはとても警戒心が強いのです。
■積み重ねた時間の流れとは不思議なものだな~と思いながら
巣に戻るノスリが横切る夕陽を眺めて、ふと思いました。
人は信じるものと当たり前に島の子供たちは生活しています。
でも、島の外の世界はそんなに安全ではありません。
国外に出たら尚更です。
島の子供達はほんと天然記念物のように平和に生きています。
来春、母島を巣立つ長女。
彼女は無事に生き抜いていけるのだろうか!?
親父は勝手にハラハラドキドキしているぞ(笑)!!
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