中韓の歴史認識問題についていつも疑問に感じている。
中国及び韓国が、対日の歴史認識について発言する場合、何時からを問題としているのだろうか。50年だろうか?100年だろうか?。歴史と云う言葉には『有史以前』という言葉が対極にあることから、文字で記録された以降の事象を指すのだと思う。とすれば、日中戦争(支那事変)と日韓併合以後のみが問題であろうか。元寇、北京の55日、遼東半島返還の確執、敗戦後の日本人の個人資産没収もあった。中韓の間にも朝鮮戦争への中国軍の介入という大東亜戦争以後に起きた一大事もあり、中国自体もチベット併合の暴挙と圧制を現在も進行中である。近世に先進国が採った富国強兵政策は、各国間での簒奪や植民地支配を繰り返したが、70年を経た今も問題視されているのは、中国及び韓国の対日政策のみである。モンゴロイド間の競争で、かって日本に敗れたことへの意趣返しはいい加減にして欲しいものである。
内政の不満を解消して自国の団結を維持するために、国民の注意を外に向けさせるのは古来からの手法であるが、中国及び韓国はその古典的な手法に依存しなければならない二流の国家なのだろうか。とはいうものの、捻じ曲げられた事実を含む事実とは、何年経てば『責任を免除される歴史』となるのだろうか。