”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

白山文化博物館

2007年06月14日 | 
道の駅に隣接の博物館、やっと見学が叶った。白山信仰隆盛の歴史と文化財、郡上宝暦騒動の資料等多数。なかなか見応えが有った。(moblog)

■追記
9時に成ったので長滝白山神社から道の駅白鳥白山長滝に戻る、といっても1分ほどしか掛からない距離だ。ココに興味ある博物館が有るのは何年も前から知っていたが、いつもセコセコと移動の途中に立ち寄るばかりで館内に入る時間が無かったのだ。今日は時間は十分、500円の入館料を払い入館。もちろん一番乗りで誰もいない。建物はなかなかモダンである。雨が良く似合う・・


・屋外には、白山開山の祖といわれる越前の僧泰澄の像が有った


最初にテーマ展示室での映像を見た。白の世界、白山、山の世界、山への畏敬と感謝の4テーマを表現した、7分ほどの映像はなかなか迫力があった。インフォメーションプラザ、文化財展示も興味深かった。歴史民族展示室とふるさと生活展示室では、昔の農機具や生活道具、山の生活器具等たたくさん展示されていた。

又江戸時代に起きた農民一揆のひとつ、「郡上宝暦騒動」関係の書状や資料が多数展示されており大いに興味をそそられた。一揆の首謀者3人が三日間さらし首にされたらしい郡上八幡の刑場跡は、穀見という場所に有りR156の直ぐ横らしいので「怖いもの見たさ・・」帰りに寄ってみたいと思った。道すがら注意して走り、穀見という交差点とその近くで2度停車し、確認する見つけられ無かった。結局寄れずじまいのまま自宅に戻ってきた。
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長滝白山神社

2007年06月14日 | 
雨である、白山禅定道の登拝基地、美濃馬場として栄えた神社を参拝する。白山信仰の栄華の名残が感じられた、延年水汲む
(moblog)

■追記
雨足はますます強くなってきた。白山文化博物館の開館は午前9時、1時間ほど有るので先に長滝神社を参拝することにした。神社の駐車場には一台も停まっておらず、神社もひと気が無かった。しかし立派な神社だ。この寺は、奈良時代(717-724)に泰澄が創建したとされている、元々は「白山中宮長滝寺」と称していたが、明治維新の神仏分離令で、「長滝白山神社」と「白山長滝寺」に成り、現在に至る。境内に立派なお寺と拝殿が配置されている。こんな山奥に1000年以上前から有ったとは・・

・駐車場の脇、直ぐ横は電車の線路が走ってるが・・


砂利道を石垣調達の島ゾウリで行く、広々とした境内である。明治三十二年(1899)の大火で堂社の殆どが焼失してしまったらしいが。その時参道左右の大銀杏も焼け焦げ、その炭化したこげ跡が今でも残っていた、大銀杏は元気に葉をつけているのには驚いた。幸い持ち出され焼失を逃れた多くの宝物は博物館で公開されているらしい。

・表参道の正面には巨大な拝殿


・石段右側の大銀杏は洞に成っており、内側に黒い炭が見える


・白山長滝寺


・延年水・・・飲むと長生き出来るらしい


・巨大な杉、「白山禅定道」はここが起点なのである


ここから檜峠を越え、石徹白禅定道を白山まで参ったというからすごい。昔の人々の信仰のエネルギーにはただただ驚くばかりだ。
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