”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

四国88ヶ所自転車遍路~12日目~

2005年09月30日 | ちゃりんこ
■12日目のデーター
走行距離:78.3km、走行時間:5.25hrs、平均速度:14.4km/h、参拝札所:46番浄瑠璃寺~56番泰山寺

■9/30(金)
親戚宅なので気が緩んだのか、寝過ごし7:30起床。朝食後8:30出発。今日は松山市内の札所を回り、今治の何処かで泊まりに成るだろう。都会なので人と車が多く難儀する。51番石手寺は広い境内にみやげ物売り場や茶店も有り、観光スポットという感じだ、課外学習なのか沢山の小学生が絵を書いていた。境内に猫が数匹寝転んでいた。お腹撫でたらゴロゴロ寝転がって喜んでる。人なれしている猫達だ。納経所のベンチの下には我が家のキジトラ猫「ムサシ」にそっくりなのが居たので懐かしくなり写真撮った、お寺の人に聞いたら「ギン」という名前らしい。野良だったが寺で飼ってるらしい。その後道後温泉本館の横と通過した、相変わらず観光客が沢山居た。

53番円明寺、若い女性の歩き遍路が居た。歩き遍路は殆どが菅笠被って、白衣に金剛杖というスタイルなので、ちょっと見では性別、年齢不詳なのだが、札所ではザック下ろして菅笠外したりしているので良くわかる。今まで見た歩き遍路、所謂シニアが2/3、若者1/3という感じか・・、思いのほか若者が多かったのは意外だった。又納経所に「訪ね人」の張り紙が多いのにも驚いた。四国遍路に行くと家を出て、そのまま音信不通になってる人の物が大半だ。色んな人が色んな思いを抱いて歩いているのだろうな。自転車でお気軽旅行気分の自分等遍路と言えるのだろうか?ひと気の無いお堂にしゃがみ込み頭抱えて独り言を言ってる瘠せた老婆が居た。か細い声なので何を言ってるのか聞き取れなかったが、何か救いを求め祈っているように見えた。南無大師遍照金剛!

円明寺から今治市内の54番延命寺までは34km、おだやかな瀬戸内海を左手に見ながら快適な海岸線走行だ。山もいいがやはり海を眺めるのは気持ちいい、島が沢山有り土佐の海とはまるで違う。これだけ違う海見てたら住んでる人間の気性も違って当たり前だろうな。北条市の道の駅風早の郷の少し手前のコンビニで昼食仕入れ、道の駅の砂浜で食べた。気持ち良かったので30分ほど寝転がって休んだ。15:24延命寺着。ここで缶ジュースとお菓子をお接待してもらい、ありがたく頂いた。。次の泰山寺で今日の遍路は終わりとし、宿探し。ガイドブック推奨の「ホテルコスモオサム」という変な名前の宿に電話、朝食付きで5,000円。場所が丁度良い所なのでここに決定。

ホテルはバイパス沿いで目立つ7階建の建物だった。2階にはスーパー銭湯みたいな設備が有り、宿泊客は自由に入れるらしい。自転車保管出来る所無いか聞いたら、部屋に入れてもいい。と言われたのでエレベーターで3階の部屋に持ち込んだ。このホテル、向かいも大きいパチンコ屋が有り、えらく明るい。荷物広げ、2階のスーパー銭湯に偵察に出かける。珍しい電気風呂に泡風呂、寝風呂、サウナ一と盛りだくさんだ、1通り入った。近くにうどん屋の看板が見えたので今夜はそこでうどん付きのトンカツ定食なるものを食べた。\580、帰り道サンクスで缶ビール調達。ホテルに帰り再度風呂に入って風呂上りに飲んだ。

部屋の洗面所にシャンプーが置いてたので12日間洗濯せずはきっ放しのウールの靴下をシャンプーで洗濯した。短パンも汗の塩分で白くなってたので一緒に手洗いした。明日は伊予の難関、遍路転がし60番横峰寺に挑戦だ。

・八坂寺


・51番石手寺の「ギン」


・53番円明寺


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四国88ヶ所自転車遍路~10,11日目~

2005年09月29日 | ちゃりんこ
■11日目のデーター(10日目は休養日で移動なし)
走行距離:128.7km、走行時間:8.46hrs、平均速度:14.7km/h、参拝札所:44番大寶寺~45番岩屋寺

■9/28(水)
終日田舎にて休養。テレビで国会代表質問の中継をやっており、これを見て過ごす。午後町の図書館に情報収集に行った所、館内にインターネット接続端末が有り、自由に使えたので色々情報収集した。昨日の宇和島伊達博物館といい、あちこちでこのようなサービスが有るので便利だ。市町村の文化会館みたいな所か、図書館が狙い目かも・・今日は何もせず一日ゴロゴロと休養した。夜持参した荷物を整理し、無用なMDウオークマン、サングラスケース、途中で貰ったパンフレット&資料、御影、手ぬぐい等を田舎に預け、ついでの時に自宅に送ってくれるよう頼んだ。これで少し荷が軽くなった。あまり休養しすぎるとダラケテ脱落しそうなので明日遍路再開する事にした。

■9/29(木)
一日休養し元気一杯、今日は四国の山奥久万町にある44番45番に向かう。44番までは70km程度とたっぷりある。おまけに坂道ばかりと思われるので早めに出発。八幡浜から大洲に抜ける2,200mもある夜昼トンネルが最初の難関だ。このトンネル、暗い、狭い、長い、とまるで3重苦みたいなトンネルだ、おまけに側路帯の幅も狭く、路面も荒れている、これを加えると5重苦トンネルか・・・途中バランス崩し、トンネルの壁に左腕を擦ってしまった。トンネルを抜けて腕見たらスリムいた腕はススで真っ黒。たっぷり発ガン物質を含んだススが傷口から体内に侵入しているのだろうな。しばらく走りコンビニ見つけトイレで腕洗わせて貰った。これが今回の旅での初トラブルだ、まあ軽い擦り剥き程度で済んで良かった。

09:30内子町通過、ここより国道56を離れ久万への380号に入る。車はうんと少なくなり快適な走りだ。坂も思ったほど急でなく緩いのでギア比落として快調に走る。この道、バス停が点点と有るが皆3方が囲まれている。おまけに、座布団や毛布が置いてる所も有った。バス停が遍路の無料宿泊所として黙認されているみたいだ。ドンドン山奥に入り人家もまばらに・・・、広田村辺りの小さな酒屋でビール買って店の前で飲んでたら折り畳み自転車遍路が自転車押して現れた。ビール売ってるぞ!と声掛けたら、えらか~、と言いながら店に入って来た、お酒飲めないので・・とドリンク剤買ってた。これは九州人間違いなしと思い。話すとやはり博多から来たらしい。9月9日から歩きで遍路始めたが半分回った宇和で2万円の自転車買って自転車遍路に変身したらしい。「歩きはお金がかかってシカタなかと~・・・」・とか。残る半分は自転車で回るらしい。自宅でも高い自転車乗ってるらしく、普段は博多の中州をそいつでうろついてるらしい。何してる人かな?40歳頃のパンチパーマ兄ちゃんだ。

今日の札所は44番の先に45が有り44に引き返す、いわゆる「打ち戻りのルート」になっているので先に45番岩屋寺に向かう、岩屋寺14:30。ここは門前の階段がべらぼうに長い。まるで奥の院みたいな所だ。今日もどれだけの汗かいただろうか、ここの階段で又一汗かいた。44番大寶寺15:30、最初午後5時までに着けるかどうか心配していたが、余裕で到着出来た。これで山から松山に下りる事が出来る。松山の親戚宅に電話し、今夜泊まらせてくれるよう頼んだ。後は下るだけと安心していたら大違い、三坂峠までかなりの登りが有った、峠ではトンネル工事をしており大型機械やダンプがしきりに通行していた。3,000m以上のトンネルになるらしい。

三坂峠から松山までは標高差700mのダウンヒルだ。距離10kmを一気に下る。スキーだと10分ほどで下る標高差だが、自転車では30分かかった。しかしこの坂、爽快を通り越してシンドー!!、17:45松山の親戚宅着。風呂使わせてもらい、ビールにカンパチの刺身旨かった。石焼ビビンバまでご馳走になり10時頃お休み。

・一休み


・長い上り坂だ


・岩屋寺の石段


・石碑


・45番岩屋寺


・44番大寶寺


・三坂峠


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四国88ヶ所自転車遍路~9日目~

2005年09月27日 | ちゃりんこ
■9日目のデーター
走行距離:73.3km、走行時間:5.30hrs、平均速度:13.3km/h、参拝札所:41番龍光寺~43番明石寺

■9/27(火)
木製ベンチのベッド、何度か目が醒めたがソコソコ眠れた。蚊も居なかったようだ。6:00頃起きて洗面、トイレし、7:00出発。本日の朝食は用意していなかったので移動途中のコンビニでパンと牛乳を買い、店先で食べた。津島、宇和島への海辺の景色は土佐とは大違い、湖みたいに波無く穏やかだ、いよいよ菩提の道場、伊予に来たのを実感する。

然し四国は何処に行っても坂だらけだ、おまけに伊予に入りトンネルが多い。自転車でのトンネル通過が自転車遍路の要注意点の一つと認識していたので視認性を高める為リアフラッシュライトを購入し追加装備していたがこれを終日電源ONし、点滅させていた。まあこれでいくらか安全度が高まっているだろう。最近のライト類は電力消費の少ないLED方式で100時間程度の連続使用が可能なので点けっぱなしでも気に成らない。殆どのトンネルには道路より一段高い歩行者用側路帯が有る。ここを通行するのが1番安全と思われるが、中にはこの側路の巾が狭く、舗装が痛んでいる場合が有る。あまりにもひどい場合は安全第一で歩いて通過した。

宇和島市内を通過中に伊達博物館の標識を見つけた、時間に余裕が有ったので入ってみた。宇和島は伊達10万石の城下町だったようだ。あの伊達政宗仙台藩祖の子供秀宗が初代宇和島藩祖だったらしい。12代まで続いたようだ。武具や文書等多数の展示が有った。ロビーにインターネット接続端末が置いてあり、自由に使用可能と書いてあったので久しぶりにウエブメールを確認した。

41番龍光寺12:00、42番仏木寺12:40、ここの門前でアイスクリームを売ってたおじさんとは、数年前バイク遍路の時色々話をしてたので今回も居るかな?と楽しみにしていたのだが、今日は帽子を被ったおばさんがアイス売っていた。おじさんの事聞いた所今日用事が有ったらしく代わりにおばさんが来たらしい。残念。死ぬまでに一度はハーレーに乗りたいんだ・・・・と言ってたおじさん。バイクには乗れたのだろうか?今日は山門の下にカンバスを広げ、絵を書いてる人が居た。はがき大の紙に各札所の絵を沢山書いて広げていた。これを遍路や観光客に売りながら旅してるのだろうか?何も話さなかったが、この人はこの後今治の札所でも見かけた。色んな人が居るもんだ。

次43番への歯長峠越えはなかなか登りこたえが有った。大した高度では無いのだろうが、一山超えた。峠を越えると爽快ダウンヒル。明石寺15:00後は卯之町を経て私の両親の住む田舎へ、16:30着。明日は中休み休養日とする。

・龍光寺




・弘法堂


・42番佛木寺


・歯長峠


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四国88ヶ所自転車遍路~8日目~

2005年09月26日 | ちゃりんこ
■8日目のデーター
走行距離:87.5km、走行時間:6.37hrs、平均速度:13.2km/h、参拝札所:39番延光寺~40番観自在寺

■9/26(月)
朝食は昨夜の残りメシ、荷物片付け残った蚊取り線香を帯広の夫婦のテントに持っていく。彼らはこれから南下するのでまだ蚊取りが必要だろう、当方は荷物を1グラムでも減らしたいので残りを使ってくれるようプレゼントした。お返しにコーヒーでも飲んで行って・・と入れてくれた。冬の北海道は寒くてかなわんが、5月6月はいいよ~、としきりに進める。来年バイクで行こうかな、と言うと是非是非と嬉しそうだった。石垣にも今度行きたいと言うと、何処かで又出会うかもね・・そのときは宜しく。と言って別れた。石垣にはこの夫婦みたいな移住者が増えていると聞くが、どうだろう、そんな良い所だろうか、後少しマイレージが貯まれば一度行って見ようと思った。

さあ今日は土佐から伊予に入れそうだ、遍路の旅はまだ半分も終えていないが、土佐の荒々しい風景とも今日がお別れかと思うと寂しい気持ちに成ってくる。又来ればいいさと独り言言いつつ出発。宿毛の延光寺までは50kmは有る、その次の御荘、観自在寺までは更に30km、丸一日の工程だ。確か道路にupdownが結構有ったと思うので、辿り着けるかどうか?40番観自在寺にはスキー仲間の仏師、むくさんが修行時代に補修したらしい古い弘法大師像が有るらしいので面会が楽しみだ。

太平洋を眺めながら快適なサイクリングだ、叶崎の灯台と展望台で一休み。ここからの景色は最高だ。天気も良好、写真撮る。ここからしばらくの間海岸線を離れる、宿毛湾は穏やかでいよいよ伊予が近いと感じられた。延光寺の亀さん見てお昼頃に県境を越える。40番観自在寺13:45着。予想よりだいぶ早く着いた。弘法堂を見るがお堂は暗くて良く見えない。お堂の前に小さい像が見えたが・・・これかもね。一応写真撮っておいた。次は宇和島にある龍光寺までは48kmも有るので到達は難しい、行けるところまで行き、泊まる事にする。

15:30内海村に入り「グリーンパーク須ノ川」という広い芝生公園にさしかかった、公園内を一回りした所、巨大なあずま屋と、綺麗なトイレを発見、あずま屋には木製のベンチが沢山有った、しかも公園の向かいに「ゆらり内海」というお風呂とレストラン。今夜はここのあずま屋のベンチがねぐらに決定。荷物をあずま屋に置き、風呂道具を持ってゆらり内海のお風呂に行く。400円、広い浴槽に泡風呂、塩風呂、サウナまで有った。風呂上りに400円の生ビール等飲んでリラックス。レストランを覗くがここは午後5時から9時半までの営業とか、広くて綺麗なのを確認し夕食はここで取る事に決めて、ひとまずねぐらに帰る。

日記書いてからベンチの具合を確かめる。巾は狭いが何とか眠れそうだ。公園を散歩、広い芝生にバイクの人がテント張ってる。今日の泊まりはこの人と私の2名だけのようだ。あずま屋に照明は無いが、すぐ近くのトイレの照明を点けたら薄明るく成った。これなら良さそうだ。午後6時、ゆらり内海のレストランに行く。広くて綺麗だ、メニュー見ると宇和海の幸満載。値段も安いゾー、アワビ、イカ、鯛、ハマチのお刺身定食に生ビール、食後のホットコーヒーで〆て2,100円なり、宿泊費無料なので本日は安上がりだ、食事中携帯電話の充電までさせて貰った。刺身は本当に旨かった満腹ほろ酔い気分で、午後7時半に今夜のお宿に戻る。午後8時シュラフカバーにもぐりこむ、結構涼しく今夜は広げたポンチョを掛け布団にして丁度良かった。星がキラキラと綺麗だ、見てるうちに眠ていた。

・叶岬を望む


・叶崎灯台


・延光寺由来


・闘牛ポスター


・観自在寺弘法堂


・今日の宿は・・・・


・ベンチがベッド


・宇和海の幸を頂く


・公園の看板


・アヒルとカモ


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四国88ヶ所自転車遍路~7日目~

2005年09月25日 | ちゃりんこ
■7日目のデーター
走行距離:125.0km、走行時間:8.24hrs、平均速度:14.9km/h、参拝札所:37番岩本寺~38番金剛福寺

■9/25(日)
まるか旅館、部屋は汚いが食堂は綺麗だった。朝食は焼チクワに味噌汁、海苔に生卵、おひつのご飯完食おコメは美味しかった。歯磨きトイレの後空気入れ借りて自転車の空気補充した。今日は足摺金剛福寺まで87km、四国遍路の最長距離である。土佐修行の道場もいよいよ後半戦、荒々しい土佐湾の眺めが楽しみだ。台風接近の影響か、特にうねりが大きい。岩本寺を過ぎ、佐賀町あたりから海岸線に出た。以前の中村市が「四万十市」に変っていた。四万十の渡しを渡るべく、下田に向かう、12時5分前に乗り場に到着したが・・何と「台風の為欠航」の張り紙・・・ガックリ。已む無く四万十大橋まで引き返し橋を渡った。

土佐清水に入ってから海岸沿いの道で足摺岬を目指す、途中歩き遍路道に入った所、浜辺の砂浜を通過、その後急斜面が現れ自転車担いで通過する。歩き遍路道に自転車で侵入するのはやや危険かも。途中から車道に変更した。15:00金剛福寺着。今日も汗だくだ。納経所で坊さんから自転車ですか、ご苦労様・・と言って「四国最南端、補陀洛渡海の霊地 足摺山金剛福寺」と書いた手ぬぐい貰った。そして竜串方面への楽なルートを教えて貰った。自動車道は急な登り坂が有るので止めとけ、海岸沿いの県道が自転車には楽だとの事、教えられた道を竜串向け走る。狭いが快適で景色も良い道だった。途中「ジョン万次郎生誕の地」という看板が有ったので寄り道し。記念碑を見た。そこは小さな漁村だった。竜串の爪白キャンプ場に17:00着。

キャンプ場の管理人小屋は閉まっていたので場内をウロウロしていたら何処からか管理人が現れた。テント無しで寝れる所無いか聞いたところ、調理棟かシャワーハウスの入り口、もしくは東屋がどうだ、と教えてくれた。キャンプ料300円支払い、ノートに住所氏名を記入した。シャワーハウスはタイル貼り、電灯も点く、良く掃除されていて綺麗、屋根も有るので言う事無し。決定!。タイルの上にポンチョを広げ、ここで寝ることにした。荷物置き、シャワー浴びサッパリし上着着替えて近くのマーケットまで食料買出しに行く。ちらし寿司にビール、カツオのタタキとキュウリ2本に蚊取り線香を調達。キュウリかじりながらタタキでビール飲んでると一人シャワー浴びに来た。東京から来たサイクリストらしい。芝生にモンベルムーンライトⅠが張って有ったが、これは彼のらしい。明日東京に帰るらしい。少し話した。

その後寝転がって本読んでたら、近くでデカイテント張ってた熟年夫婦が声を掛けてきた。1Boxカーで北海道帯広から石垣に移動中らしい。寒い北海道が嫌になり、暖かい石垣で永住する計画とか。酒飲みにテントに来ないか?とのお誘いだった。二人は今日が爪白2泊目だそうで明日宿毛から九州に渡る予定らしい、その後沖縄を経て石垣へ・・・・もう北海道には帰らないとか。爪白キャンプ場の本日の利用者は私ともう一人のサイクリスト、それに帯広の夫婦の4名だけだった。少し話して疲れているので・・・・と断りねぐらに戻り爆睡。

・岩本寺


・岩本寺の看板


・荒れた海


・足摺に向かう


・太平洋


・金剛福寺の亀


・ジョン万次郎記念碑


・竜串の浜辺


・帯広夫婦のワンボックスカー


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四国88ヶ所自転車遍路~6日目~

2005年09月24日 | ちゃりんこ
■6日目のデーター
走行距離:104.06km、走行時間:7.39hrs、平均速度:13.6km/h、参拝札所:32番禅師峰寺~36番青龍寺

■9/24(土)
05:30コンビニに朝食買いに出かけようとするが、玄関の鍵閉まっていた。部屋からフロントに電話し鍵開けてもらい近くのローソンでパンと牛乳買って食べる。06:30出発。32番06:50着、種崎まで出て浦戸湾を県道フェリーで渡る、このフェリーは県道扱いで無料。33番種間寺で無精ひげボウボウの40歳位の自転車遍路と逢い話す。東京から折畳式自転車で来たらしい。荷物一杯積んで重そう。しばらく一緒に走るが遅い、コチラは軽装のクロスバイクなのでスイスイだ。声掛けて先に行く。彼は今夜東京に帰るらしい。続きは来春回るそうだ。遍路も何回かに分けて回る区切り打ちの人が多い。まあ普通の社会人なら2週間も休めないので当然かもね。歩きとなればなおさら、40日以上となると普通の人間には到底無理、だから歩き遍路は特別な人しか居ない。無職か、学生か、プロの坊さん、死に場所探しの家出人、住所不定の犯罪者か・・・中にはプロの遍路先達を目指し、回っている人も居るようだ。皆色んな思いを背負い歩いているのだろうな。歩きの人にはなぜか声を掛け難い。挨拶はするがそれだけである。

36番青龍寺11:38、ここから次の岩本寺までは65kmもある。今日の納経は難しいのでなるべく近くまで行くのを目標に進む。途中の須崎市の道の駅「かわうその里すさき」にはワラ焼かつおのタタキ実演販売が有る、ひとまずここを目標にひた走る。かわうその里14:00着。早速実演のタタキと缶ビールを買い昼食。スライスにんにくのピリ辛さとワラの香りが絶妙だ。タタキ450円。旨いタタキを食べて満足だがこの先のR56は峠の連続だ、中土佐町の7子峠は延々と8kmも登りが続く。店も人家も無い。堪らず途中から押して歩く。おまけに飲み水が切れて苦しかったが、途中道路脇からの湧き水が有り助かった。飲める水かどうか判らないが、お構いなしにゴクゴク飲んだ。冷たくて美味しかった。ここでも二日目に焼山寺の登りで買ったスダチの絞り汁を混ぜた水を飲んだ。15個も有るとなかなか減らない。

4:30窪川町の道の駅あぐり窪川着、ここに東屋等が有るとの情報だったので泊まれそうかどうか見わたすが、とても無理だった。週末で人も多く本日の野営は断念。ガイドブックで安い宿を捜す。窪川駅前のまるか旅館が朝食付き5,200円、まあまあなので電話で予約した。夕食は外食とした。捜して宿に着いたら田舎のさびれたボロ宿であった。擦り切れタタミに破れ襖、液晶テレビがアンバランスに光っていた。まあこんな宿もたまにはいいか・・・五右衛門風呂みたいな風呂に入り町に繰り出すと。「清流四万十うなぎ」のうなきちという看板を見つけた。そうだここは四万十川の流れている町だったのだ。迷わず1,000円のうな重注文。本物の天然物かどうか判らないが、旨かったので満足であった。

帰り道自販機でビール買い宿に持ち帰る。ボロ宿も見方を変えれば風情の有る宿とも言える。夜アンバランスな新品液晶テレビを見ていたら、今日高知に豪華客船日本丸が入港・・云々というニュースをやっていた。今朝土佐湾で見たでかいフェリーらしき船は、どうもこれだったようだ。明日も晴れ、の天気予報見て一安心、エアコンかけて10時頃寝た。

・土佐湾と日本丸


・国道渡船看板


・渡船に乗る


・36番青龍寺


・カツオのたたき


・たたき実演

                     
・国道脇の湧き水


・まるか旅館のボロ襖


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四国88ヶ所自転車遍路~5日目~

2005年09月23日 | ちゃりんこ
■5日目のデーター
走行距離:81.85km、走行時間:6.26hrs、平均速度:12.7km/h、参拝札所:27番神峯寺~31番竹林寺

■9/23(金)
朝食鯖の塩焼き等、ごはん、味噌汁たらふく食べて出発。上り口まで30分程度、いよいよ27番神峯寺への急坂登りだ。急がずとにかくゆっくりと行く、傾斜がきつくとても自転車に乗っての走行は困難。ほぼ全線歩いて行く。それでも全身から汗が吹き出す。道の周囲は木立が有り、直射日光は遮られているがその分風が無い。1リットルの水を飲みきり、90分かかって到着した。ここには「神峯の神水」という冷たい湧き水がコンコンと湧いている。こんな山の上になんで水が湧き出るのか不思議なもんだ。ガブ飲みし、petボトルにも詰めた。生き返るとはこのような事を言うのだろう、とにかく旨い水だった。

下りは100%%ブレーキングの連続だ。指が痛くなり途中2回休憩した。今回の旅の前に前後のブレーキパッドを新品に付け替えておいたが既に半分程度にまで減ってしまった。しかしこのブレーキ良く効く。30分程度で登り口まで下った。

27番から28番大日寺までは約40km、だんだん人家が増え、車も増えてきた。それでも左手に雄大な土佐湾を眺めながらの走行は気持ちよい。サイクリングロードも整備されており、快適な走りが楽しめた。一度浜に出て写真撮った。夜須町の道の駅にたこ焼き屋が有ったのでここでたこ焼きと生ビールの昼食。これも旨かった。野市町の大日寺午後1時、ここから南国市、高知市と街中の札所を回る。31番竹林寺は五台山という丘の上にある。ドライブウエーの下り一方通行道路を自転車押して歩いて登った。ここで本日の時間切れ。茶店でアイスクリーム食べベンチで近場のビジネスホテル捜す。竹林寺にチラシの有った「ホテル土佐路・たかす」遍路割引100円で4,200円に決定。ここに移動。

風呂に入ってから街に買出しに行って帰ってきたら、ロビーに見たような青年が浴衣着てくつろいでいた。室戸で出会ったサイクリストだった。彼も自転車遍路してるらしい。30歳台と思うが何をしているのか、詳しい事不明、世の中物好きが居るもんだ。買出しに行ったコンビニの窓にカメ虫の大群が点点と張り付いていた、店の人曰く、前の台風の後異常発生して困っているらしい、ノネナール臭がしていた。明日は70km程度離れた窪川の37番岩本寺まで何とか行きたいので早出する事とし、早々に休む。

・神峯寺への海岸線


・神峯寺へ急登で汗吹き出す


・神峯の神水


・土佐湾


・夜須の道の駅で昼食


・竹林寺


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四国88ヶ所自転車遍路~4日目~

2005年09月23日 | ちゃりんこ
■4日目のデーター
走行距離:81.85km、走行時間:6.26hrs、平均速度:12.7km/h、参拝札所:27番神峯寺~31番竹林寺

■9/23(金)
朝食鯖の塩焼き等、ごはん、味噌汁たらふく食べて出発。上り口まで30分程度、いよいよ27番神峯寺への急坂登りだ。急がずとにかくゆっくりと行く、傾斜がきつくとても自転車に乗っての走行は困難。ほぼ全線歩いて行く。それでも全身から汗が吹き出す。道の周囲は木立が有り、直射日光は遮られているがその分風が無い。1リットルの水を飲みきり、90分かかって到着した。ここには「神峯の神水」という冷たい湧き水がコンコンと湧いている。こんな山の上になんで水が湧き出るのか不思議なもんだ。ガブ飲みし、petボトルにも詰めた。生き返るとはこのような事を言うのだろう、とにかく旨い水だった。

下りは100%%ブレーキングの連続だ。指が痛くなり途中2回休憩した。今回の旅の前に前後のブレーキパッドを新品に付け替えておいたが既に半分程度にまで減ってしまった。しかしこのブレーキ良く効く。30分程度で登り口まで下った。

27番から28番大日寺までは約40km、だんだん人家が増え、車も増えてきた。それでも左手に雄大な土佐湾を眺めながらの走行は気持ちよい。サイクリングロードも整備されており、快適な走りが楽しめた。一度浜に出て写真撮った。夜須町の道の駅にたこ焼き屋が有ったのでここでたこ焼きと生ビールの昼食。これも旨かった。野市町の大日寺午後1時、ここから南国市、高知市と街中の札所を回る。31番竹林寺は五台山という丘の上にある。ドライブウエーの下り一方通行道路を自転車押して歩いて登った。ここで本日の時間切れ。茶店でアイスクリーム食べベンチで近場のビジネスホテル捜す。竹林寺にチラシの有った「ホテル土佐路・たかす」遍路割引100円で4,200円に決定。ここに移動。

風呂に入ってから街に買出しに行って帰ってきたら、ロビーに見たような青年が浴衣着てくつろいでいた。室戸で出会ったサイクリストだった。彼も自転車遍路してるらしい。30歳台と思うが何をしているのか、詳しい事不明、世の中物好きが居るもんだ。買出しに行ったコンビニの窓にカメ虫の大群が点点と張り付いていた、店の人曰く、前の台風の後異常発生して困っているらしい、ノネナール臭がしていた。明日は70km程度離れた窪川の37番岩本寺まで何とか行きたいので早出する事とし、早々に休む。

・朝の薬王寺


・鯖大師


・宍喰にて休憩


・はるか彼方は室戸岬


・面白い岩が有った


・最御崎寺


・奈半利のホテル


                                          →5日目へ
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四国88ヶ所自転車遍路~3日目~

2005年09月21日 | ちゃりんこ
■3日目のデーター
走行距離:112.85km、走行時間:7.42hrs、平均速度:14.9km/h、参拝札所:13番大日寺~22番平等寺

■9/21(水) 曇り
雨も止んだので早々に橋下ねぐらを撤収し、06:15に出発。しばらく行くと道の駅が有った。ベンチや、綺麗なトイレ有り。ここで野営したほうが良かったかもネ・・早朝なので無人、トイレで洗面、歯磨き、髭剃り等する。洗面所になぜか小さな青蛙、触ったらおしっこかけられた。こいつの写真撮る。13番大日寺07:37、ここから19番立江寺までは徳島市内の札所だ、坂も無く楽勝だが、人と車が多く閉口する。午後よりやっと街を抜け、次の難関20番鶴林寺(かくりんじ)に向かう。ここへは標高差500mの登りだ。昨日の焼山寺と比べると楽勝だが、それでも汗ダラダラ。急な坂道は自転車押して歩く。車はスイスイと抜いていくが・・・、歩ける健康な自分に感謝しつつ行く。

かいた汗の多かったほど到達した時の充実感が有るし、ご利益も有るような気がする。鶴林寺には龍の天井絵と鶴の青銅像が有る。ここの納経所の坊さんが自転車なら、次の太龍寺は、ロープウエーに自転車持って乗り、自転車で下ると面白いよ、と教えてくれた経費も半減するわけだ。早速教えてもらったとおり自転車持ってロープウエーに乗った。平日なのでガラ空き。然しここからの下り道は急傾斜に路面も悪くかなりハードだった。パンクしないか心配だったが何とかクリア。

平等寺午後4:15、次の日和佐薬王寺までは20km以上有るが、何とか行けそう。薬王寺の宿坊に電話し、宿泊予約した。夕食無し朝食付きで4,200円とまあまあ。近くにホカ弁屋とうどん屋が有るらしい。宿も決まり一安心、のんびりと薬王寺に向かう。途中遍路小屋が有ったので写真撮る。国道沿いで吹きさらしなのでここで泊まるのはうるさくて大変だろうな。中のベンチに座布団が置いてあった。四国ではこんな小屋があちこちに有る、又バス停がお遍路の仮眠所として黙認されているようで、大抵のバス停に座布団、毛布等が置いてあった。歩き遍路となると、40~50日かかる。毎日宿に泊まっていては経費が大変だ。歩き遍路やるには何処ででも泊まれる度胸が必要だろう。

pm6:00薬王寺に辿り付いた、久しぶりの日和佐だ。すぐ近くに海が有り海亀の来る砂浜が有名だ。23番札所薬王寺は海を見下ろす高台に有り展望は最高だ。しかし日も暮れかけていたのでとにかく宿坊にチェックインする。今日の泊まりは後1名。管理人によるとこの人も愛知県から来たサイクリストらしい。自転車は倉庫に入れてもらった。10人以上は泊まれそうな部屋に一人、荷物広げ濡れたポンチョ等室内に干してから風呂場にくりだした、広い風呂場には洗濯機と乾燥機が置いてあり、洗剤まで置いてあるではないか。ありがたい、早速汚れ物を洗濯させてもらった。ここは無料だった。

風呂でサッパリし夕食調達に街に繰り出すが、メインストリートの店は殆ど閉まっており閑散としていた。国道沿いにホカホカ弁当屋の看板だけがチカチカ・・ここでロースカツ弁当とカラ揚げを買う、次に街の自販機でビール調達、日和佐では新千円札が自販機で使えないのだ。徳島では札所のお釣りに今だ旧札が混じっていた。小銭で何とか2本調達し部屋に戻る。部屋でTV見ながら夕食、気に成るのは明日の天気のみ。何とか晴れそうだ。明日は阿波とお別れし、土佐の24番最御崎寺(ほつみさき)まで83.4km。期待でワクワク。夜中雨がザアザア降っていたようだが、朝には止んでいた。

・道の駅のカエル


・14番常楽寺


・18番恩山寺


・20番鶴林寺


・21番太龍寺ロープウエイ


・日和佐手前の遍路小屋


・23番薬王寺に着いた


・今夜の夕食


・宿坊の窓から日和佐の町


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四国88ヶ所自転車遍路~2日目~

2005年09月20日 | ちゃりんこ
■2日目のデーター
走行距離:92.89km、走行時間:6.52hrs、平均速度:13.5km/h、参拝札所:3番金泉寺~12番焼山寺

■9/20(火)
06:30から朝食、ごはん3杯おかわりし、一日の運動に備える。身支度し玄関に行くと雨ザアザア・・・これも試練と気を取り直し雨対策に持参したポンチョ取り出しデイパック背負った上から着用。裾がヒラヒラと邪魔だがそれなりに使えそうだ。背中モッコリし、異様な風体だ。フードは自転車用ヘルメットを着けたままでも何とか被れた。しばらく走っている内に裾を自転車のハンドル部に手でつまんでやると都合良い事を発見した。上海でこんな雨具着て走ってる自転車をを見た事を思い出した。裾がバタつかず、ペダリングの邪魔にならずなかなか良い。然し水が溜まるので時々水排出しなければならない、それと泥除け無しのEscape-2ではタイヤが巻上げる水滴が下部から短パンを直撃。こればかりは避けようが無く、濡れパンツ走行だ。運良く9時頃には雨が止みポンチョ脱いだ。

7番十楽寺でボランティアのおじさんに声を掛けられる、安い宿や無料で泊まれる東屋、遍路小屋、通夜堂等の情報リストを持っていたが。当方が持っているガイドブックにも大体載っていたので丁重に断ったが、次の8番に行ってここでの納経忘れに気が付いた。話している内つい忘れて次に行ってしまったようだ。片道4.2kmを引き返し納経する。今後気をつけなくては。

11番藤井寺お昼頃着、ここの近くに無料で泊まれる遍路小屋が有り、鴨の湯という銭湯も有るのでここで泊まるの良さそうだが時間が早いので次の焼山寺まで行く事にした。しかし焼山寺に宿坊無く、近くに民宿も無い山の中なので最悪寺の軒下で野営する覚悟だ。ルートはタクシーの運転手に聞き、梨の木峠越えとした。この峠の登りはしんどかった。途中スダチの無人販売有り、15個ほど入ってて100円、これを一つ買った。又持参の水が切れ人家で水道の水を貰った、これに絞ったスダチ液を入れ飲みながら進む。焼山寺まで5kmの標識が午後3時、距離を稼ごうと途中で歩き遍路道に侵入した所、急坂や階段が現れえらい目に逢った。引き返す事も出来ず汗ダラダラで黙々と進む。最後は時間との競争、5時10分ほど前にやっと寺が見えてきた。最後の石段を這い上がり納経所着午後5時1分。ドアを閉めかけているのをまってくれー~と叫んで滑り込みセーフ!こんなシンドイ思いをしたのは久しぶりだ。阿波の遍路ころがし焼山寺は聞きしにまさる難関だった。ゆっくりと誰もいない本堂、弘法堂をお参りし、門前でへたり込んで写真撮った。

次の13番大日寺までは27km、途中峠有りで3時間程度の予想、日暮れまで1時間程度なのでとても無理、とにかく山を下り人家に出てからねぐら探しすべく山を下る。神山温泉集落の手前の綺麗な川にかかっている橋を見つけた、川原は砂利で綺麗そうだったのでこの橋の下で野営する事にした、うまい具合に川原に下りる道も有った。砂利の上にポンチョをグラウンドシート代わりに広げ、その上にシュラフカバーを広げた。荷物を置いて食料調達に集落に繰り出した所、ちいさなスーパーマーケットが有った。ここでビールと助六寿司、カンパチの刺身を調達。橋下のねぐらに戻る。食料確保も済み一安心、綺麗な川で水浴びして汗を流しサッパリした。水は程よい水温で気持ち良かった。一人橋の下で飲むビールと刺身の味は又格別であった。

カシオプロトレックで方位確認し、北まくらに成らない様寝床セッティング?砂利の寝床もナカナカ寝心地良好!8時頃から睡眠モードに入り月を見ながらウトウト、しかし夜もふけて熟睡していると突然雨が顔に当たって目が醒めた。午前2時だった。川面を渡る風のせいで橋の下にも関わらず、雨が吹きこんで来たのです。雨を避け、右往左往するがどうにも避けようが無く断念。、已む無くポンチョを被り裾に荷物類をかためて座ったままウトウトと夜を明かす羽目に・・・明け方にやっと雨が止んだ。遍路二日目は何かと過酷な一日でありました。

・長い一本道


・沈下橋を渡る


・梨の木峠


・12番焼山寺




・今日のねぐらは・・・橋の下


・カンパチ刺し身、旨いねえ


・夕闇迫る橋の下


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