AM8:10荒神の湯に行ったら、今朝掃除したのか、湯を溜めている最中でまだ10cmほどしか無い。これでは浸かれないので冬季車中泊について纒めながら時間待ち。ちゃんとしたキャンピングカーならまだしも、サブバッテリー、FFヒーターも無い貧弱装備の軽自動車で-10℃の車中泊する馬鹿はそう居ないだろう。サンバー車泊で経験したトラブルと解決策を纏めてみた。
■床断熱保温
真冬の車中泊において、寝床の快適性は最重要ポイントになる。長い夜を寒くて震えてたのでは堪らない。ダウンシュラフの保温性は素晴らしいが、背中はダウンが潰れて保温効果が低下する、従って床断熱が快適性を左右する。発泡ポリスチレンフォームを床に敷けば背中はポカポカ、今年はスタイロフォームを重ね敷し、更に断熱性アップを計った。共に元は20mm厚だったが、数年使ったカネライトフォームは潰れて薄くなっている
■結露と電子機器トラブル
寝ている間の呼気水分が結露、凍結、窓の内側が霜だらけになるのは構わないが、電子機器内部の結露は問題。当初何も対策を取らず、放置していたら、メモリーナビと電波時計が誤動作し慌てた。以後、「ノートパソコン、Kindle、ワイヤレスマウス、電源アダプター類、携帯電話、メモリーナビ、デジカメ」、は睡眠前に密封容器に入れる。
■カセットガスコンロ
朝イチの作業はお湯沸かしである。最初は登山用を使っていたが、使い勝手とランニングコストから家庭用カセットコンロに行き着いた。登山用は予備として積んでるが、ほぼ出番なし。ただ閉めきった車内での火器使用は慎重に行わなければならない。厳冬期や強風雨時は窓を閉め、外気導入ファン運転だけで換気は十分。ただ低温の為ボンベ装着口のOリングが硬化?し、嵌らない事がある。無理やり押し込むとガス漏れし危険、暖気吹き出し口で数分温めてから装着すると良い。念のため点火前に音と臭いで確認。可能なら少し窓を開けると安心。
■ローインパクト車泊
冬季のみならず、いつでも目立たず、迷惑に成らないよう心がけている。車体にキャリア類やステッカー等余分な物は一切付けない事。休憩や食事は車内で済ませ、椅子やテーブルを出したり、外で調理、たむろする等は最も避けるべきこと。近所の住民の方々に無用なインパクトを与えず、風景に溶け込んだ、ローインパクトを心がけている。もちろんちゃんとしたオートキャンプ場等を利用する時は、こんな心配は無用だが、私には無縁である。
さてそろそろ湯は溜まっただろうか・・・行ってみるべ~