四国にも原子力発電所が一ヶ所だけある。佐田岬半島付け根の伊方町の
伊方発電所である。原電という文言を使いたくないのか、「発電所」と呼んでいるが、原子炉が3基稼動している。温泉の帰りにビジターズハウスを見学。原子炉格納容器の厚みがたった4cmでなんとも頼りなく感じた。発電所本体は、団体でかつ事前予約しないと見学出来ないらしいので、外から眺めて帰った。
・発電所への導入道路にて、これから反対運動が勢いずくだろう
・発電所全景、ゲートより先に入れ無かった
・慌てて点検なぞしてるのか作業車と人が沢山うろうろしてた
先日地方チャンネルで「発電所敷地内に電源車を三台配備した」と四国電力の社長が得意げに話してたが・・・水を被ったり、流されたりしてイザという時に使い物に成るかどうか疑問。同じHDD内にバックアップするのと同じじゃないかな
■4/6日追記:四国電力より下記のような回答が有り、ある程度納得。
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このたびはご心配をおかけしております。
東京電力の原子力発電所事故につきましては、当社といたしましても大変深刻な事態であると認識しており、状況を見守っております。一刻も早く事態が収束することを願うとともに、当社としては、福島第1原子力発電所が今回の事態に至った原因や経緯についての情報収集に努め、新たな対策が必要であれば適切に対応し、伊方発電所の安全確保に万全を期して参ります。
伊方で発生する津波は「敷地前面海域断層群」が横ずれ※方向で動く断層であることから、津波は最大でも約4.3m程度と考えておりますが、万一10m以上の津波来た場合にも、機器等が動作できず発電所の原子炉の冷却が出来ない状態にならないっよう、福島第 一発電所の事故事例を踏まえ、
○追加の電源確保対策 (大型電源車の設置、高台の変電所からの配電線敷設など)
○非常時に必要となる機器等への冷却水確保対策 (消防車、仮設ポンプ追加配備など)
○津波等による更なる浸水対策(建屋への水密扉設置など)
○全ての電源が喪失した時などに備えた対応訓練
などの対策を可能なものから迅速に実施して参ります。
※海底面の上下動が比較的小さく、巨大な津波を起こすことはないと考えられています。また、瀬戸内海は水深が浅いため、発生した津波が沿岸部に近づいて高くなる度合いも小さいと考えられます。また、電源車につきましては現在、海抜32mの高台に配備しております。
今後とも弊社事業にご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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