標高と方位測定で重宝している多機能腕時計(CASIO PROTREK PRG-40-2272)が東北バムの時、方位を表示しなかったり時々おかしかった。いつ買ったか調べたら平成17年5月。説明書によると電池寿命は約18ヶ月とか・・・42ヶ月目なのにまだ動いてる!・・・電池切れ近しと断定。
時計屋に頼めば簡単だが、1万少々で買って使用3年、傷だらけの時計に数千円もかけるのはナンセンス・・・DIYで出来ないかウエブサイト調査すると、
結構詳しいのを見つけた、これなら自分でも出来るかも。とりあえず分解してみた。
最初の関門は、電池の取り外し。ルーペでシゲシゲと観察、フックを起こすと押え金具が外れそう。木綿針を爪の隙間に差し込んで抉ると簡単にアンロック・・オォーー外れた!一つ目をクリア。外したカバーの汚れを歯ブラシで洗い、本体共々乾燥剤入りのプラケースに保管し、電池調達に行く。電池はSR-927Wを4個である。
・電池を取り外したプロトレック。オールクリアは、矢印間をピンセットで5秒間短絡
ホームセンターと電器店を3軒ハシゴするも在庫無し。面倒になりヤフオクで捜して落札。5個入りシートが何と550円!通常なら1個500円程なので、余りにも安く少々不安だがmaxell製なので大丈夫だろう。クロネコメール便で送料80円。即ネットから630円振り込む。1時間もせずに連絡メールが届き、今日発送してくれるとか、「素晴らしい!」・・・後は郵便受けに届くのを待つだけ。届くまで元の電池を戻して使う事にした。
取り外していた電池を元に戻し、押え金具をセット。「AC」端子とボディを短絡させて、オールクリアーすると液晶表示復活。次の関門はパッキンだ。パッキン本体と取り付ける部分を入念に掃除し、シリコン真空用グリースを薄く塗って装着。裏蓋を付けてネジを8本締めて完了。メモリクリアされたので、時刻とアラーム等を再設定。パッキン劣化による防水性低下だけが心配なので、今後腕に付けたまま温泉に入るのはひかえる事。