ゴエモンのつぶやき

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荒井神社例大祭:「よってこ村」高齢者や障害者に特別観覧席提供 希望者募集 /兵庫

2008年10月01日 23時59分09秒 | 障害者の自立
 ◇播州の秋を紹介
 ◇最高の場で元気を--茶菓子の接待も
 勇壮な屋台の練りを繰り広げる祭りを堪能して--。高砂市荒井地区で今年6月、54年ぶりに復活した交流広場「よってこ村・荒井」(加納久司村長)が、荒井神社例大祭(11~12日)の特別観覧席を設けることにした。神社や練り場に行けない高齢者や障害者に役場の2階を開放するもので、各町の屋台も全面協力、特例の巡行コースで村入りをする。

 役場は、焼却炉メーカー「タクマ」播磨工場の厚生施設(敷地約2500平方メートル、鉄骨2階延べ約300平方メートル)を無償で借り受けた。「伝統行事や季節感を楽しめる村に」がモットーだけに、代々伝えられた秋祭りは最高の場。しかし、屋台の動きが激しく観覧スペースもないことから、高齢者や障害者が、豪華で勇壮な屋台を目前にするのは難しかった。

 計画では、全9台の屋台(11日2台、12日7台)が順次村に入り、練り合わせ。2階には毎回30人ほどのいす席を用意し、合間には昨年の祭りのビデオ上映や茶菓子の接待もある。企画者の栗野博・荒井地区連合自治会副会長(68)は「祭りを心ゆくまで楽しんでもらい、元気の源になれば」と話している。

 希望者は村役場にある申し込みはがきで応募できる。地域外の人も可。締め切りは5日。問い合わせ先は村役場(079・442・8843=火・木・土・日曜の午前9時~午後5時)。【

朝来市議会:議員定数6減可決 障害者介護手当て減額は否決 /兵庫

2008年10月01日 23時55分49秒 | 障害者の自立
◇政務調査費交付も
 朝来市議会は30日、議員定数を26から20にする削減案や市長、市議選の選挙運動の公営、議員の政務調査費交付に関する条例制定案など36件を可決、重度心身障害者(児)介護手当て減額案を否決し、閉会した。

 議員定数は来年10月に行われる予定の市議選から、選挙運動の公営は来年5月8日任期満了となる市長選から適用される。政務調査費は議員1人当たり年額12万円(26議員で計312万円)を5会派ごとに交付する。

 介護手当て減額案は年間支給額18万円(県6万円、市12万円)を10万円(県、市5万円)とし、所得制限を障害者個人から家族にする内容。実施されれば支給対象者は21人から1人に減る。市は改めて修正案を提出するという。【

障害者らを一般雇用 大型商業施設内にオープン--浜松 /静岡

2008年10月01日 13時06分20秒 | 障害者の自立
◇自治体の補助受けず--「ラビットムーン」
 障害を持つ人たちが接客や調理の補助をするレストラン「ラビットムーン」(46席)が浜松市東区天王町のイオン浜松市野ショッピングセンター1階にオープンした。自治体の補助金を受けずに運営され、同様のレストランが民間の大型商業施設内にできるのは全国的に珍しいという。

 06年10月、県内で初めて障害者の就労支援をする株式会社として設立された「富士山ドリームビレッジ」が運営する。ラビットムーンは障害者自立支援法が定めた就労継続支援A型の事業で、同店で働く19~40歳の障害者7人は、同社と一般企業同様に雇用契約を結んでいる。時給は県で定められている最低賃金を保障し、700円からスタート。今後売り上げが上がれば、時給も上がるという。

 知的障害を持つ中村大輔さん(21)は会社が借り上げた近くの寮に住み込み、接客を担当する。客が来店すると水を出し、オーダー待ちであることを一般スタッフに伝える。「大きな声でスタッフに『オーダー待ちです』と言えたとき、グーとやってもらえるとうれしい。副店長目指して頑張ります」と張り切っている。

 食材には県内のブランド肉や有機野菜が使われており、同社の林博道社長は「今後もメニュー、サービスともに充実させていく」と話している

医療費助成の激変緩和、本会議で可決 名張市議会

2008年10月01日 13時04分37秒 | 障害者の自立
 名張市議会(福田博行議長)の9月定例会は30日、本会議を開き、今年度の補正予算案など39議案と請願6件を可決した。24日の委員会審議で否決となっていた、心身障害者の入院医療費助成廃止への激変緩和措置に関する条例改正案も賛成多数で可決された。今年9月分から助成額が変更される。


 市では財政難などを理由に、単独施策として行ってきた医療費助成を9月から心身障害者のうち精神障害者への助成を通院分のみとするなどの見直し案をまとめ、6月定例会で改正案を可決。その後、緩和措置として精神障害者の入院費に月額3千円を限度として助成を行うなどの条例改正案を提示していた。

 同日の本会議では、浦陽介議員(無会派)、中川敬三議員(沖津藻)が反対、橋本隆雄議員(清風クラブ)が賛成の立場で討論を行った。「(3千円は)満足出来る額ではないが、厳しい財政状況を考慮すれば意義があり、認めたい」「定額ではなく、公平に定率にすべき」などの意見が挙がり、採決の結果、11対7(退席1)の賛成多数で原案通り可決となった。

 同定例会は、最終日の10月7日に正副議長選挙が予定されている。

名張市の心身障害者医療費助成削減:市が再改正素案発表 /三重

2008年10月01日 13時01分48秒 | 障害者の自立
◇激変緩和の条例案は可決
 名張市が今年9月から精神障害者らの入院に対する助成を削減した問題で、同市は30日、来年9月からの医療費助成制度の再改正素案を発表した。素案では、精神障害者保健福祉手帳1級の通院を除き、対象年齢を満70歳になる月までに制限。1級の入院と2、3級所有者らの入通院に対し、自己負担額の半額を補助する。一方、この日の市議会本会議は、助成が廃止された入院患者に来年8月末まで月額3000円を補助する激変緩和措置を盛り込んだ条例改正案を、賛成多数で可決した。

 素案では、県の制度に合わせて1級の通院は全額を補助。療育手帳B1、B2と知能指数70以下の人の入通院に対しても、自己負担額の半分を補助する。この案では、少なくとも、現在の制度で全額補助されている2級、B1、B2の通院患者の負担は増加。逆に激変緩和措置の条例改正案可決で助成額3000円が限度となった1~3級の入院患者に対しては助成が拡大する。

 市によると、助成対象から外れる70歳以上への助成額と、ほぼ同額の年間351万円を削減できるという。市は「受益と負担の公平性を重視した。(認知症患者の多い)70歳以上に関しては、より負担割合の低い高齢者医療制度と介護保険の併用を指導していきたい」としており、素案は今月中旬から当事者団体と協議し、12月定例市議会での成立を目指す方針。

 激変緩和措置を含む条例改正案は24日の市議会教育民生員会では否決されており、この日も、議員から「助成額が実際の入院費とかけ離れている」「定額ではなく定率の助成にすべきだ」などの反対意見が出た。

 しかし、「助成額は十分ではない」としたうえで、「限られた予算の中で努力した(金額)。否決すると激変緩和措置ができなくなる」などとした賛成意見が多数を占め、結局、賛成11、反対7、退席1で可決した