神戸市北区の社会福祉法人「かがやき神戸」この施設では、重度の身体障害者や知的障害者などおよそ70人が働いています。21歳の吉本春菜さんは、先天性の「レノックス症候群」という重い障害を抱えています。単純作業の工賃は、時給にしてわずか100円。
その一方で、施設の利用料は負担しなければなりません。施設の職員は「働きに行くのに、障害者だけが金を払って働かせてくれというのはおかしい」と話します。
さらに、支援法の下で職員の報酬単価が引き下げられたことにより事業所の運営も深刻な危機に直面しています。
施設責任者の松本多仁子さんは「結婚して生活できるだけの報酬はみんなもらってない。(職員を)募集しても募集してもなかなか来ない。建物があって、仲間(障害者)がいても、回っていかない。つぶれる以外にはない」と現状に不満を漏らしました。
その一方で、施設の利用料は負担しなければなりません。施設の職員は「働きに行くのに、障害者だけが金を払って働かせてくれというのはおかしい」と話します。
さらに、支援法の下で職員の報酬単価が引き下げられたことにより事業所の運営も深刻な危機に直面しています。
施設責任者の松本多仁子さんは「結婚して生活できるだけの報酬はみんなもらってない。(職員を)募集しても募集してもなかなか来ない。建物があって、仲間(障害者)がいても、回っていかない。つぶれる以外にはない」と現状に不満を漏らしました。