ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の雇用機会広げよう--羽島 /岐阜

2009年09月06日 01時11分00秒 | 障害者の自立
 障害を持つ人の雇用のチャンスを広げようと4日、羽島市竹鼻町の市文化センターで、「岐阜圏域障がい者就労・雇用支援フォーラム ぎふの障がい者就労・雇用を高めていくために!」(県岐阜振興局など主催)が開催され、障害を持つ人やその家族ら約250人が参加した。

 岐阜ハローワークによると、岐阜市近郊地域で4~6月に就職先を決めた障害者は昨年同期より4人少ない70人にとどまる。

 同ハローワーク統括職業指導官、大家実氏は「世界的な経済悪化で、障害者の雇用は更に厳しくなっている。障害者自ら意欲を持って、企業と共に仕事の環境を整える必要がある」と述べた。

 県立長良特別支援学校の進路指導主事、古田教彦氏は発達障害を持つ人の就労には、企業と本人の相互理解が必要と話し、「職場体験の機会を増やしていく必要がある」と訴えた

障害者の安定雇用訴え 福井でパネル展や即売会

2009年09月06日 01時09分44秒 | 障害者の自立
 9月は国が指定した「障害者雇用支援月間」。福井市の各地で4日、県内の授産施設が参加した手芸品や食品即売会などが開かれた。障害者の解雇が増えており、障害者の安定雇用を訴える内容となった。

 福井市大和田町のショッピングセンター「エルパ」では、製造業者など県内11社の取り組みをパネルで展示。車いすの障害者や知的障害者がどう仕事にかかわっているかが分かる。障害者が作ったパンの販売もある。7日午後1時まで。

 福井市役所では、県内9施設の障害者が作った手芸品やパンなどの即売会があった。特定非営利活動法人(NPO法人)「県セルプ振興センター」=福井市光陽2丁目=が主催。「セルプ」は「セルフ(自立)」と「ヘルプ(助け)」を掛け合わせた造語。同市役所では昨年から年4回即売会をしており、今回が6回目。

 南越前町中小屋の授産施設「はす工房 花里音(かりおん)」に通う岩尾よし枝さん(46)は、竹細工に和紙を張ったかごを売った。「視覚障害でよく見えないけど、頑張ってつくってよかった」と笑顔を見せていた。

特効薬は慰問 がん患者2人、障害者施設へ

2009年09月06日 01時08分04秒 | 障害者の自立
 川崎市の知的障害者施設に、二人のがん患者が毎月、慰問に訪れている。地元のボランティア団体「サンゴ会」代表の岩瀬昭吉さん(79)と、その活動に共鳴した芸能事務所「山県企画」の山県孝子さん(70)=横浜市鶴見区。自らの病と闘いながら、人生の喜びを伝えている。 (川崎支局・堀祐太郎)

 手品や歌など素朴な余興に利用者らが手をたたいて喜ぶ。川崎市川崎区の知的障害者施設「ライブリー・わたりだ」で毎月恒例の慰問風景。裏方で走り回っていた山県さんがマイクを握った。「私はがんを患っています。でも、皆さんにお会いして元気をもらっているんです」

 一九九四年に芸能事務所「山県企画」を興し、忙しく働くさなかの二〇〇七年四月、食道がんを患った。都内の大学病院で全摘手術を受け、一命は取り留めたが、まもなく気管への転移が判明。抗がん剤治療で進行を防いでいるが、一時は髪がすべて抜け落ち、今も声が十分に出ない。

 だが、ぎりぎりで救われた命のありがたさをかみしめる山県さんは、新聞で岩瀬さんの活動を知り、深く共感する。

 川崎市内で社交ダンスを指導する岩瀬さんは、四年前に左太ももにがんの一種である悪性リンパ腫を患った。患部周辺を切除する手術で神経の一部を失い、以前のようなダンスができなくなった。岩瀬さんは「体が思うように動かせない苦しみを知り、同じような立場の人を励ましたくなった」と、市内の障害者施設への慰問を始めていた。

 山県さんがマネジメントの仕事を始めたのも「輝く人を裏から支えたかったから」。同じ境遇の岩瀬さんを応援したいと、昨年から「サンゴ会」の慰問に所属タレントを派遣。自らも演出などを担い続ける。

 抗がん剤治療の副作用と闘いながらの慰問は体力的に厳しい。だが、山県さんは「喜んでもらうことが私には一番の薬なんです」。岩瀬さんも「体の弱い人を励ましながら、一緒に生きていきたい」と語った。


6日から人権相談/高齢者や障害者対象

2009年09月06日 01時06分38秒 | 障害者の自立
 高松法務局と香川県人権擁護委員連合会は、6日から12日までの7日間を「高齢者・障害者の人権あんしん相談」の強化週間として、平日の電話受付時間を約2時間延長するほか、普段は実施していない土日の相談も受け付ける。

 強化週間は、法務省などが全国一斉に実施。人権擁護委員らがいじめや虐待などの相談に応じ、人権侵害を確認した場合、相手に行為をやめるようを口頭や文書で要請するなどの措置を取っている。
 受け付けは<087(815)5311>。強化週間中は、平日の午前8時30分から午後7時までと、土日の午前10時から午後5時まで。

障害乗り越え 優しい音色…埼玉県

2009年09月06日 01時05分15秒 | 障害者の自立
 障害者らによるピアノ演奏会「愛のチャリティーコンサート」(熊谷市など後援)が、13日午後3時から、熊谷市拾六間の熊谷文化創造館さくらめいとで開かれる。主催者側は「障害があっても、優しく素晴らしい音色を奏でることができる。ぜひ聴いてほしい」と、来場を呼びかけている。


 障害を持つ音楽家を支援している、英語講師の深堀ベティーナさん(横浜市)、会社員増田和代さん(熊谷市)、ピアニスト馬場祥子さん(神奈川県鎌倉市)の三人による「ハートツゥハート実行委員会」が主催する。


 同委員会は、4歳で失明、四肢が曲がるなどの骨の難病を持ち、ピアノ演奏中に安定してイスに座ることが難しい岐阜県出身の桑原良恵さん(24)に、「特製のイスを贈ろう」と、昨年8月、鎌倉市で初のチャリティー演奏会を開催。その後も2回、演奏会を開いた。


 13日の演奏会には、全日本盲学生音楽コンクールのピアノの部で第1位となった桑原さん、障害者ピアノコンクールで芸術賞を受賞した長野県出身の小林淳一さん(21)、左手の指に障害を持つ東京都の小学6年重本安見さん(12)、戸田市の高等養護学校1年清水麻由さん(16)の4人のほか、ゲストとして声楽家吉野裕子さん、沖縄ポップスデュオ「東風(こち)」らが出演。モーツァルトのピアノソナタ、ショパンのワルツなどが披露される。


 入場料は、一般2000円(前売り1500円)、75歳以上1000円、小学生500円。収益の一部は、今月末にカナダ・バンクーバーで開かれる「ピアノパラリンピック」に参加する障害者の支援などに役立てる。問い合わせは、実行委の増田さん(080・3703・4512)へ。