ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

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2011年05月25日 01時20分30秒 | 障害者の自立
 世界の強豪が集う「第4回IBSA(国際視覚障害者100+ 件スポーツ連盟)世界大会」の柔道男子100キロ超級で、南あわじ市北阿万筒井出身の正木健人さん(23)=徳島市=が金メダルを獲得した。身長190センチ、体重150キロの恵まれた体格の持ち主は、全試合で一本勝ち。来年のロンドンパラリンピック出場の可能性も残されており「出場権を得られれば、圧倒的な強さで優勝したい」と自信をみせる。


 生まれつきの弱視だが日常生活に支障はなく、南淡中学校で柔道を始めた。3年の時に、全国中学校体育大会で2位になるなど頭角を現した。強豪の育英高校(神戸市)に推薦入学し、3年のインターハイで個人、団体ともに3位。進学した天理大学では、4年の時に、全日本学生柔道優勝大会で団体2位のメンバーになるなど、実績を積み重ねた。

 だが、視力の問題で就職先が決まらなかった。大学の監督の紹介でマッサージ師の資格を取得するため、徳島県立盲学校(徳島市)へ進学することを決意し、同時にロンドンパラリンピック出場も目標に定めた。

 第一歩としてパラリンピックの選考大会の一つである、世界大会に照準を定め、昨年11月の予選を通過した。

 4月にトルコであった世界大会では、練習不足の不安はあったが、中国やアゼルバイジャンの選手を相手に得意技の払い腰を繰り出した。「周囲から優勝は当然、と期待されていたのでホッとした」と振り返る。すでに出場できる選考会は終わっており、パラリンピックは他の選手と比較となる。

 4月に同校に入学し、資格取得に励む一方、高校生や警察官らが集まる徳島市内の練習会に参加。「柔道一筋でやってきたので勉強は苦手。でも、しっかりと両立させたい」と力強く言い切った。


世界大会で優勝した正木健人さん(左から2人目)=正木さん提供

神戸新聞

聴覚障害者バレー県女子代表が凱旋

2011年05月25日 01時16分15秒 | 障害者の自立
 宮崎県で21日にあった全国障害者スポーツ大会聴覚障害者バレーボール競技九州地区予選大会(主催・厚労省など)で、県代表女子の部が12連覇を果たし、23日に凱旋(がいせん)した。選手たちは「全国でも優勝できるよう、強い気持ちで臨みたい」と、初の全国制覇に向け決意を新たにした。

 メンバーは17~42歳の9人。居住地や職業も異なるが、週1日の練習に励んできた。

 6チームが出場、トーナメントで争われた九州地区予選大会では、初戦は強豪、福岡と対戦。ストレート勝ちで波に乗ると、準決勝で長崎、決勝で熊本をそれぞれ破った。

 主将の伊波琴乃さん(25)は「初戦が福岡で少し焦ったが、チームの雰囲気もよく、サーブがよく決まった」と振り返り、チームを率いた島尻寛俊監督は「全国大会までにコンビネーションを磨きたい」と話した。

 全国大会は10月に山口県で開かれる。

沖縄タイムス

障害者芸術に追い風 県「アール・ブリュット」環境整備へ

2011年05月25日 01時14分07秒 | 障害者の自立
 県は、美術の専門教育を受けていない障害者らが心の求めるままに表現する「アール・ブリュット」(生の芸術)の後押しに向けて、作家たちの権利を擁護し、作品を保護するための研究会をつくる。今夏までに発足し、著作権のあり方や、判断能力のない障害者や高齢者に代わって財産などを管理する「成年後見人制度」を使った支援方法などを検討する。 


 研究会は県社会福祉事業団や障害者施設の職員、弁護士などで構成。県は県内の作家や作品に加えて、作品の保管状況などを調べる予定で、この結果を基に、作家の権利をどう守り、作品の保管環境をどう向上させるかを探り、作家らの造形活動の裾野を広げる。


 県社会福祉事業団が支援、収集した作品は、昨年3月~今年1月にパリで開いた「アール・ブリュット・ジャポネ展」で長期展示され、高い評価を受けたが、国内の理解は広がっていない。温度や湿度などが管理された美術館や博物館と違い、作品の保管は福祉施設や作家宅などに任されている。場合によっては散逸した作品もあり収蔵、保管が課題となっている。


 アール・ブリュットを評価できる学芸員も少ないため、県内外の芸術系大学で、アール・ブリュットの講座を開設してもらえるように国に要望する。


 県障害者自立支援課などの担当者は「これまでアール・ブリュットを支えてきた人たちの現場の声を聞きながら、環境整備を整え、滋賀から国内外に発信していきたい」と話している。 


今年1月まで開催し、高く評価された「アール・ブリュット・ジャポネ展」=パリのアルサンピエール美術館で

中日新聞

木質ペレット:エコで障害者自立と林業の振興 名張のNPO、普及を目指す /三重

2011年05月25日 01時08分58秒 | 障害者の自立
◇間伐材利用、林業振興/就労を支援、障害者自立

 NPO「赤目の里山を育てる会」(名張市上三谷)が、間伐材を利用した固形燃料「木質ペレット」の普及を目指している。製造拡大へ高性能機を導入、障害者の就労支援施設が作業に当たる。エネルギーの地産地消で、「林業の振興と弱者の自立」を図る取り組みに注目が集まりそうだ。

 燃やした木質ペレットの二酸化炭素排出量は、木が成長過程で取り込んだ量と同じという。石油に比べて環境への負荷が少ないペレットの普及が、林業の振興にもなると期待されている。「育てる会」の伊井野雄二理事長(56)は「原発事故もあり、地産エネルギーの役割は高まっている」と話す。

 同会は6年前に小型製造機を導入。管理する200ヘクタールの里山から出る間伐材でペレットをつくってきた。使用先は、活動拠点のペンション「エコリゾート赤目の森」と、併設の高齢者福祉施設「デイサービス赤目の森」に限られていた。

 日本財団の助成を受け、新型製造機を480万円で購入。ペレットは従来の10倍以上、1日300キロ以上の製造が可能だ。販売価格は1キロ40円前後になるという。施設外へも供給できるようになったことから、一般への販売に取り組むことに。需要が増えれば、就労支援施設「赤目の森作業所」へ払う工賃も増やせる。「施設を利用する障害者に月1万6000円は出したい」。伊井野理事長の夢だ。

 バイオマスタウン構想を進める名張市は今年度、固形燃料を使うストーブ2台を庁舎に設置する予定。同会は、市にペレットの買い取りを要望している。伊井野理事長は「エコな名張づくりの一翼を担いたい。市役所に限らず、地域内の家庭でも使ってほしい」と話している。

毎日新聞 2011年5月24日 地方版

映画:知的障害者のプロ集団「瑞宝太鼓」の活動紹介--28日から梅田で公開 /大阪

2011年05月25日 01時07分15秒 | 障害者の自立
 ◇映画「幸せの太鼓を響かせて」

 長崎県雲仙市の福祉サービス施設・通称「コロニー雲仙」に、知的障害を抱える人たちのプロ和太鼓集団「瑞宝太鼓」がある。メンバーの活動を追ったドキュメンタリー映画「幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~」が大阪・梅田の梅田ガーデンシネマで28日から公開される。

 瑞宝太鼓は87年発足。ひたむきな練習で技術を磨き、プロに。10年の「第9回東京国際和太鼓コンテスト」で優秀賞(第2位)に輝いた。パラリンピックのイベントなど海外でも活躍し、年間100回以上の公演を行っている。

 映画ではメンバーと家族らに密着。自立を目指す姿を描くとともに、地域のあり方を問いかける。監督は小栗謙一さん。製作総指揮が細川佳代子さん。29日に舞台あいさつを予定している。

 問い合わせは梅田ガーデンシネマ(06・6440・5977)へ。

毎日新聞 2011年5月24日 地方版