ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

聴覚障害者らの老人ホーム「淡路ふくろうの郷」5周年 

2011年05月30日 01時19分22秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者100+ 件らが入所する特別養護老人ホーム「淡路ふくろうの郷」(洲本市中川原町中川原)の開所5周年を祝う「記念のつどい」が28日、近くの旧中川原中学校などであり、入所者や職員、県内外の支援者ら約500人が歩みを振り返った。

 同施設は2006年4月、県内初の聴覚障害者100+ 件に配慮した老人ホームとして、社会福祉法人「ひょうご聴覚障害者福祉事業協会」が開設。施設内の会話には、手話のほか手に触れて意思を伝える「触手話」、プロジェクターなどを活用。また個室には呼び鈴の代わりに天井のランプが点灯するなどの工夫もある。

 現在は60人が入所し、そのうち聴覚障害者は48人。職員71人は全員手話ができ、地元住民向けに手話教室を開くなど地域交流にも力を入れている。

 式典では、入所者に書道を教えたり、散髪サービスを提供したりしている地元のボランティアや町内会などに感謝状を贈呈。100歳で最高齢入所者の寺岡初枝さんにも記念品が贈られた。寺岡さんは「長生きは施設と地域のおかげ」と喜んでいた。

 最後に自身も聴覚障害がある大矢暹施設長(63)が入所者と共に舞台に上がり、「支援者のみなさんが施設運営を支えてくれたことをありがたく思う」と手話であいさつ。「これからも入所者や地域と連携して、暮らしやすい施設にしたい」と決意を語った。

(2011/05/29 09:15)
神戸新聞

障がい者問題を考える「第15回あみ全国大会in徳島」7月

2011年05月30日 01時15分26秒 | 障害者の自立
阿波の国から「第15回あみ全国大会in徳島」
7月15日(金)、16日(土)の両日、徳島県徳島市でNPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会(あみ)が主催する「第15回あみ全国大会in徳島」が開催される。

対象は、精神障害者地域生活支援に関る人、スタッフ、家族、当事者、ボランティア関係者だが一般の参加もできる。定員は400名。会場は徳島県徳島市南前川町3-1-22 PARK WESTON。

当日は、市民講座や福祉の専門家による講演会、行政報告などの他、四国の代表的な祝福芸「三番叟まわし」や特別講演として月岡 祐紀子さんの「瞽女(ごぜ)うた民謡・三味線弾き語り」も予定されている。オプショナルツアーもあり。

講演等を通じて福祉の本質や社会の仕組み、障がい者問題などを共に考えることが目的。

西山きんこ氏デザイン 大会特製ポロシャツも販売
「くんだら くんだら 阿波の国から」~きれいごとばかりじゃ どないもしゃあない~ をテーマにした今回の大会。くんだらとは、阿波の国の言葉で「とりとめもない話」「井戸端会議」のようなイメージを持つ言葉である。

今回の大会では、イラストレーターの西山きんこ氏の協力を得て、この「くんだら」の文字入り大会特製ポロシャツも販売されている。販売の収益は、大会の運営費に充てられる。


みんなで、井戸端会議のようにとりとめも無く話
をしながら、それでもそこにこそ大切な物があるそれを共有できたらきっと何かが見えてくるのではないだろうか・・・

という想いを乗せたという。

■大会内容に関する問い合わせ
<徳島大会事務局>
第15回 全国精神障害者地域生活支援協議会 全国大会 IN 徳島 徳島大会事務局
〒770-0914 徳島市籠屋町1 丁目24 番地 社会福祉法人ハートランド 街の中の喫茶店あっぷる
Tel:088-602-1003 FAX:088-602-1004

■大会全般に関する問い合わせ
<本部事務局>
NPO 法人 全国精神障害者地域生活支援協議会 あみ事務局
〒770-0914 東京都新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ418
Tel:03-5312-1950 FAX:03-5312-1951

全国精神障害者地域生活支援協議会

社会福祉法人ハートランド
http://www.heartland-apple.or.jp/

WORK MASTER

東日本大震災:行橋の障害者ら有志、応援コンサート--来月26日 /福岡

2011年05月30日 01時12分53秒 | 障害者の自立
 ◇「心をとどけよう!!」

 行橋市の福祉ボランティアや障害者が東日本大震災の被災地と障害者を応援するため、復興支援コンサートの準備を進めている。6月26日午後2時から同市中津熊のウィズゆくはしで開催予定。入場料500円で、経費を除いた収益は同市社会福祉協議会を通じて被災地に届けられる。

 コンサートはサブタイトルを「みんなの心をとどけよう!!」と題して、同市に住む福祉ボランティア、河内かおるさんら有志が実行委員会を作って計画。同市の視覚障害者らで作るオカリナグループ「アダージョ」や車椅子の少女デュオ「ピオ」のほか、田川市の尺八奏者、久保誠三郎さん--ら計6団体1個人が出演する。

 河内さんと知人、その子ら計16人で作る音楽グループ「K・Kコラボ」はポピュラーソングのビリーブを手話コーラスで歌う。メンバーは、コンサートに向けて毎週木曜夜に河内さん宅に集まり、練習を続けている。

 河内さんは「被災した障害者に『アイ・ビリーブ・イン・フューチャー』(未来を信じている)の歌詞が届くよう、力いっぱい歌いたい」と話し、行橋市立今元小6年の木村有希(ゆき)さんも「手話は難しいが、少しでも被災者を元気づけたい」と話す。問い合わせは河内さん090・8918・3757。

毎日新聞 2011年5月29日 地方版

全国障害者スポーツ大会:群馬で車椅子バスケ 安選手27点挙げる活躍も惜敗 /茨城

2011年05月30日 01時10分05秒 | 障害者の自立
 ◇ひたちなか出身で日本人初のプロ・安選手

 第11回全国障害者スポーツ大会車椅子バスケットボール関東ブロック予選大会が28日、群馬県安中市スポーツセンター総合体育館で行われた。昨年6月にイタリアから帰国した日本人初のプロ選手、安(やす)直樹選手(33)=ひたちなか市出身=が県代表に復帰。横浜市代表チームとの1回戦に臨んだが、惜しくも4点差で敗れた。

 「ゴー!ゴー!ゴー!」。安選手が指示を与え、ゲームを作っていく。第1クオーターは安選手のシュートがさえ、14点を挙げる大活躍で18-8とリード。しかし、第2クオーター以降は徐々に相手ペースとなり、第3クオーターに初めて逆転され、49-53で敗退した。

 選手の多くは地元でプレーしており、震災後に練習できたのは1回のみ。試合後は、多くの選手がいつも通りにプレーできなかったことを悔やんでいた。

 安選手は27点を挙げたが、「チーム練習でやってきたことがうまくできず、気付いた時には(自分の)リズムが取れなかった。おれがシュートを落とし過ぎて負けた」と肩を落とした。

毎日新聞 2011年5月29日 地方版

障害者と介助者の考えばらばらに 福島の被災者が静岡市駿河区で講演

2011年05月30日 01時07分27秒 | 障害者の自立

 福島県いわき市で被災した障害者の小野和佳さん(28)による講演会「今、被災地の障害者は?」が28日、静岡市駿河区の静岡医療福祉センターであった。障害者や健常者約100人が参加し、被災地の障害者が向き合う現状に聞き入った。


 障害者支援団体「NPO法人ひまわり事業団」(静岡市駿河区)が企画。小野さんは先天性脳性まひで、車いすの生活を送る。障害者の生活を支援する「いわき自立生活センター」の職員で、福島第一原発の水素爆発後は、介助が必要なセンター利用者らを引き連れて、一時的に集団で東京都に避難した。


 講演会では震災当日やその後の生活を紹介。小野さんは、自宅アパートは被災を免れたが、停電でエレベーターが止まり、暗証番号式の電子キーも使えず部屋に入れなくなったことを明かし、「障害者には便利でも、停電したら生活できなくなる。住む場所をもう一度考えないといけない」と訴えた。


 原発の水素爆発後は、同センターのヘルパー数人が県外に避難したため、利用者を介助するのが困難になったという。「介助が必要な障害者とヘルパーの間で、行動や考えがばらばらになっていくのを目の当たりにした。地震より恐ろしかった」と話し、現地での生活を一時断念し、集団避難を決意したという。


 参加した会社員女性(29)は「被災地の障害者は、通常よりも何倍も大変な状況に置かれている。震災が起きたら自分のことで精いっぱいかもしれないが、障害者のことを忘れてはいけないと思った」と話した。


被災地の障害者の現状を話す小野さん=静岡市駿河区の静岡医療福祉センターで

中日新聞