ゴエモンのつぶやき

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障害者とお年寄りが農業、子育て支援 江別「風の音」オープン

2011年05月30日 01時00分33秒 | 障害者の自立
 【江別】障害者とお年寄り、地域の子どもたちが交流できる共生型施設「風の音(ね)」(西野幌92)が今月中旬オープンした。札幌市のNPO法人スマイルリンク(田頭美奈子理事長)の運営。障害者を職員として雇い、隣接する農地でお年寄りと一緒に農作業するほか、冬場は託児所も開設、地域の子育ての手助けをする。(竹内桂佑)

 風の音は木造平屋建て約190平方メートル。厚生労働省の交付金を活用、約3千万円かけ建設した。常勤職員は5人いる。

 計画では夏場は、障害者100+ 件2人と農業経験があるお年寄りを雇い、隣接する約1・5ヘクタールの農地で野菜を栽培。収穫物は市内野菜直売所で販売する。障害者2人の雇用は6月以降の見通し。お年寄りは非常勤の有償ボランティアの形態を考えているという。さらに絵本や将棋などを備えた「多目的ホール」も併設し、地域の子どもやお年寄りが気軽に訪れ、交流できるようにする。

 一方、冬場は障害者とお年寄りは、収穫した野菜を使ったジャムなどの加工品づくりに当たる予定。

 託児所開設は12月~3月。農家の子どもたちの保育を担う野幌季節保育所は4月~11月の農繁期のみで、兼業農家から冬期間の営業を望む声に応えた。同保育所を運営する市社会福祉協議会は「保育の受け皿は不足しており、本当にありがたい」と話す。

 市福祉課によると、障害者向け共生型施設は市内2件目だか、農作業や農産品加工をするケースは珍しい。

 田頭理事長は、将来は多目的ホールで英会話やヨガなどの教室も開きたいといい「お年寄りと子ども、障害者100+ 件と一緒に、大家族のような温かい施設にしたい」と話している。

北海道新聞

障害者用駐車場利用証で安心 

2011年05月30日 00時57分42秒 | 障害者の自立
県制度あすスタート

 店舗や公共施設にある身体障害者用駐車場を、本来必要な人が使えるようにするため、県は30日から、障害者や妊産婦、高齢者らを対象に利用証(パーキングパーミット)を交付する「かがわ思いやり駐車場制度」を始める。運用によって、対象外の人の不適切な利用をなくし、障害のある人に配慮した環境づくりを目指す。

 県健康福祉総務課によると、これまで対象外の健常者が利用するケースも見られ、苦情も寄せられていた。また高齢者や妊産婦、外見からはわからない心臓病などの持病を持つ人たちから「積極的に利用しづらい」といった声もあり、導入を決めたという。

 対象は、障害のある人や介護が必要な高齢者、妊産婦、けがで移動に配慮が必要な人など。身体障害者手帳や母子手帳などで確認して交付する。県庁のほか、小豆総合事務所、県内の各保健福祉事務所で申請を受け付ける。

 利用証は縦22センチ、横11センチで、車内のバックミラーにつり下げるなどして、適正利用がわかるようにする。県は制度開始に合わせ、障害者用駐車場(374台分)とは別に、病院や商業施設の管理者の協力を得て、出入り口に近い駐車スペースとして321台分(27日現在)を確保した。

 同様の制度は2006年に佐賀県が始め、その後、徳島県など中四国でも7県で実施している。7月には広島県でも導入予定で、中四国7県でも、香川県の利用証が使えるようになる。問い合わせは県健康福祉総務課(087・832・3280)。


車内のバックミラーにつり下げて使える「かがわ思いやり駐車場」の利用証

(2011年5月29日 読売新聞)