ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

災害備え住民マップ 富士河口湖・西湖地区

2015年08月02日 01時33分17秒 | 障害者の自立

◆要支援者など一目瞭然

 要支援者の家は赤、支援者の家は青、避難所は緑で、消火栓は黄色――。災害時に住民同士で速やかな安否確認や避難ができるよう、地図上に必要な情報を書き込んだ「災害時支え合いマップ」がこのほど、富士河口湖町の西湖地区の住民らによって作成された。県警によると、同様のマップの作成は県内で初めて。昨年11月の長野県北部地震の時、事前に作られたマップが役に立ったといい、西湖地区の住民は「自分たちの身は自分たちで守る」と話している。

 富士河口湖町によると、西湖地区には計約210世帯、約590人が暮らし、山々や青木ヶ原樹海に囲まれている。1966年、台風による豪雨で地区を流れる三沢川で土石流が発生し、住民31人が死亡する災害があった。

 マップ作成は今年3月、富士吉田署からの提案を受けて始めた。民生委員らは地区内に住む身体障害者や一人暮らしの75歳以上の高齢者など要支援者31人を1人ずつ訪問し、災害時に助けに来てもらう家族や親戚、友人といった支援者を話し合って決め、マップに記入した。支援者の家から要支援者の家に矢印を伸ばし、要支援者を誰が助けるのかを一目瞭然とし、キャンプ場や公民館といった避難所は緑、重機やバスといった災害時に役立つ車両のある家は紫など、場所の種類ごとに色分けし、分かりやすくした。

 昨年、長野県北部で最大震度6弱を観測し、多くの家屋が倒壊した同県白馬村では、村内にある30地区のうち14地区でマップを作成しており、あらかじめ決めておいた支援者が地震発生直後から要支援者を訪問するなどし、安否確認が素早くできたという。

 同村によると、年に1度マップ作りの講習会が開かれており、担当者は「マップを作ったり、更新したりすることで、住民の間に災害に備える意識が高まっている」と話す。

 西湖地区の三浦悟区長(66)は「災害への危機感があり、住民同士が顔見知りの西湖だからこそ、このようなマップを作ることができた。災害時にはマップを活用して住民同士で力を合わせたい」と話している。

「災害時支え合いマップ」を手にする三浦区長

「災害時支え合いマップ」を手にする三浦区長 

2015年08月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

地方点描:農福連携[湯沢支局]

2015年08月02日 01時30分39秒 | 障害者の自立

 「良い出来に仕上がったので」との言葉とともに、小玉スイカを頂いた。一口食べて予想以上の甘さに驚いた。「シャリシャリ」とした食感も忘れられない。定植から収穫まで一貫して関わったのは、羽後町字稲荷の知的・精神障害者向け就労支援事業所「すみれ」の利用者たちだ。

 施設はNPO法人いなり福祉会(大野勝比古理事長)が運営。社会的自立に向けた訓練の場として7月1日に本オープンした。

 利用者は9人。農家でもある大野理事長が所有するシイタケや野菜用のハウス、畑を活用し、障害の程度などに応じて菌床シイタケや小玉スイカ、ネギ、トウモロコシを作っている。おいしさの秘訣(ひけつ)について大野理事長は「廃菌床などを組み合わせた肥料と利用者の愛情」と明かしてくれた。

 先日訪れた際も、利用者が菌床シイタケをハウス内に移す作業に汗を流していた。印象的だったのは、みんな笑顔で雰囲気が明るかったことだ。「表情が豊かになり、会話する機会が増えた人もいる」と進藤順子副理事長。屋外で緑に囲まれて働くことは、プラスの効果があるのかもしれない。

 収穫した作物には施設のシールを貼り、地域の一部店舗で販売。確かな味は消費者に伝わり、問い合わせが増えているという。

 高齢化などで農業現場の労働力が減少する中、障害者が担い手となる「農福連携」が注目されている。「自ら作った作物が評価されることで利用者が自信を持ち、仕事へのやりがいを感じてもらえれば」と大野理事長は力を込める。

 「すみれ」のブランドがさらに広がることを期待している。

(2015/08/01 付)    秋田魁新報

みんなの大新幹線展:きょうから周南市美術博物館 /山口

2015年08月02日 01時26分06秒 | 障害者の自立

 山陽新幹線の全線開業40周年を記念した「みんなの大新幹線展」が31日、周南市花畠町の周南市美術博物館で開幕する。

  東海道新幹線が開業したのは1964年10月1日。山陽新幹線は72年3月15日に新大阪−岡山間、75年3月10日には岡山−博多間が開業し、全線開業となった。

 「大新幹線展」では元祖新幹線0系車両のパンタグラフをはじめ、歴代の車両の一部や模型、写真パネルなど約170点を用意。「夢の超特急」の歴史、周南地域で培われ、新幹線に投入された技術の進歩、超電導磁気浮上式リニアモーターカーの中央新幹線がもたらす未来像−−などを多角的に展示する。

 開館20周年を迎えた周南市美術博物館が毎日新聞社、tysテレビ山口と主催。9月13日まで。一般900円、大学生700円、18歳以下、障害者は無料。

毎日新聞 2015年07月31日 地方版


鉄太就職物語』中尾佑次・著

2015年08月02日 01時20分13秒 | 障害者の自立

 □『鉄太就職物語 知的障害・発達障害の人たちのためのマンガ版ビジネスマナー集』

 ■相談通じ理解を深め課題解決

 130枚のイラストを掲載した「見て分かるビジネスマナー集」を原点として、マンガならではの笑いがあるストーリーを通してビジネスマナーの理解を具体的で分かりやすいものに進化させた。

 ビジネスマナーは相手の気持ちを推し量ることが求められるが、知的障害者や発達障害者にとって容易なことではない。仕事の知識や技術があってもビジネスマナーでつまずいてしまうこともある。

 こうした課題の解決には、関わりある人たちとのやりとりや相談を通して互いに理解を深め、解決に向け一緒に考えることが一番大切という。各話の末尾にはワンポイントセミナーもあり参考になる。(1620円、ジアース教育新社)

2015.8.1     SankeiBiz


車いすで歩道の危険性を確認

2015年08月02日 01時11分11秒 | 障害者の自立

車いすに乗って歩道の改善点などを考えようと、31日福祉関係団体や県、伊那市の職員が伊那合同庁舎周辺の歩道を確認しました。

脳性マヒで重度の障害がある市川直哉さん。
誰もが暮らしやすい街づくりを考えていこうというサークルひまわりのたね代表をつとめています。
この日は市川さんの案内で、県や市の職員が車いすに乗り、歩道を通行しました。
市川さんは、川北に住んでいて、電動車いすで中心市街地まで移動し、買い物や医者に通う生活をしています。
今回は、日々通行している歩道を確認しました。
普段から危険と感じている所が多くあります。
合同庁舎前の歩道。
雨水を車道側に流すため、傾斜しています。
この傾斜が車いすには危険だといいます。
市川さんは、このように歩道に危険があることを上伊那圏域障害者自立支援協議会権利擁護部会で発言し、今回の現場確認となりました。
いなっせ前のスクランブル交差点です。
この歩道には、車いすがスムーズに通れるようにと縁石に切り込みが入れられています。
現地確認後の意見交換会。
伊那建設事務所の職員は、「気づかないことが多かった。今後の道路の維持管理に参考になった。」と話していました。
伊那市の職員は、「1人で車いすで出歩くのは、こわいと感じた。」と話していました。
市川さんは、「外に出て人と触れ合うようつとめている。もっと気軽に出かけられるような歩道にしてもらえるとありがたい。」と話していました。

市川直哉さんが普段通行している歩道を案内

放送日:2015年7月31日     伊那毎日新聞