ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

若者正規採用で1人数十万円助成

2015年08月24日 00時57分03秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は22日、大学や大学院を卒業した後も就職できず、職探しをしている若者を支援するため、正社員として採用した企業への助成金制度を設ける方針を固めた。卒業後3年以内の若者が対象で、1人当たり数十万円を支給する方向だ。2016年度実施を目指す。

 政府は卒業後3年以内の若者を「新卒扱い」にして積極的に採用するよう企業に求めるが、既卒者採用に慎重なケースも多い。景気回復で人手不足感が強まっており、助成金で若者の雇用安定を後押しする。

 厚労省は女性の活躍支援のため、男性の育児休業取得を促す助成金制度も新設する方針だ。「全員参加社会の実現」を掲げ、高齢者、障害者の就労も支援。16年度予算概算要求にこうした施策の経費を盛り込む。

 大卒未就職者らを採用した企業への助成金の額は今後詰める。正社員としての採用に加え、新人研修などに積極的に取り組むことを支給条件とする。大卒や大学院修了のほか対象者をどこまで広げるかも調整する。

 男性の育休取得率は14年度で2・3%にとどまる。厚労省は休みを取得しやすくなるよう職場の規則整備などに取り組む企業への助成金を設ける。男性も子育てに積極的に参加するよう促し、女性が出産後も働き続けられるよう支援する。

 高齢者の就労支援ではシルバー人材センターと経済団体などが連携し、就労機会をつくる事業を展開する。障害者の雇用対策として、担い手不足となっている農業での就労を支援。農業の専門家を就労施設などに派遣し、指導する。

大分合同新聞     15.8.24


色鮮やか 知的障害者3人が作品展

2015年08月24日 00時51分37秒 | 障害者の自立

 NPO法人「多夢多夢舎中山工房」(仙台市青葉区)が運営する知的障害者らの通所授産施設に通う障害者による作品展「kokyu.(呼吸)」が青葉区のギャラリーくろすろーどで開かれている。25日まで。
 石川博基さん(31)と片平俊夫さん(25)、片寄大介さん(31)の手によるアクリル画約50点が並ぶ。多くは小型のキャンバスに自由に色を塗った作品で、新聞紙に描いた絵もある。
 通所者が自由に絵を描くなどする同工房の「美術の時間」でできた作品から、芸術性が高いなどの理由で職員らが出品者を選んだ。
 職員の坂部認さん(25)は「3人は真っすぐに絵と向き合い、自然に描いている。色使いや筆遣いが実に個性的だ」と話す。
 午前11時~午後7時。25日は午後5時まで。入場無料。連絡先はくろすろーど022(265)1487。

個性的な絵が並ぶ作品展

2015年08月23日       河北新報


障害持つ人の就職 漫画でマナー集

2015年08月24日 00時45分19秒 | 障害者の自立

 仕事に就いた知的障害や発達障害を持つ人が、社会生活を上手に営むコツをまとめた「マンガ版 ビジネスマナー集 鉄太就職物語」=写真=が刊行された。

 働く障害者向けに7年前に出版された「見てわかるビジネスマナー集」の漫画版。特別支援学校高等部を卒業して就職した主人公の鉄太(18)が、周囲の助言を受けて、身だしなみや言葉遣いに気をつけながら職場になじんでいく様子を描く。「職場では声のボリュームに注意」「会話時の相手との距離は1メートルが基本」など、文章での具体的なアドバイスもある。

 出版に携わった横浜市社会福祉協議会障害者支援センターのアドバイザー、青山均さんは「障害者の中には、仕事の能力はあるのにマナーでつまずく人もいる。当事者だけでなく、職場でもこの本で情報を共有してほしい」と話す。

 1500円(税抜き)。問い合わせは、出版元のジアース教育新社(03・5282・7183)へ。

2015年08月23日       読売新聞