ゴエモンのつぶやき

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ダウン症のチンパンジー、母と姉がケア 野生で初めて観察に成功・京大

2015年11月12日 01時59分14秒 | 障害者の自立

 京都大の研究チームは、重度で先天的障害のある野生のチンパンジーの赤ちゃんの育児の様子を、世界で初めて観察することに成功したと発表した。障害を持つ赤ちゃんを家族以外に触らせず、母親と姉が家族ぐるみで育てたという。

 京都市内で記者会見した京大野生動物研究センターの中村美知夫(みちお)准教授(人類学)は「チンパンジーはヒトに最も近い霊長類。人類社会で障害者へのケアがどう進化したかを示唆している」と分析している。

 チームによると、赤ちゃんは2011年1月、東アフリカのタンザニアにある国立公園で生まれたメス。ダウン症とみられる症状があり、腹にこぶがある。食事は母乳のみで、自力で動くことができなかった。

 育児は母親と姉が分担する形で担当し、オスは担当していない。ただ、赤ちゃんは2012年12月以降、姿が確認されていないという。

 中村准教授は「母親も姉も赤ちゃんの障害を理解していた」と話していた。成果は霊長類研究の国際学術誌「プリマーテス」電子版に10日掲載された。

ダウン症とみられる野生の幼いメスのチンパンジー(中村美知夫准教授提供)

ダウン症とみられる野生の幼いメスのチンパンジー

2015.11.11       産経ニュース


認知症男性事故:家族の監督責任巡り最高裁が弁論開催へ

2015年11月12日 01時56分02秒 | 障害者の自立

JR東海提訴 遺族の妻と長男、高裁は「妻」の責任認定

 愛知県大府(おおぶ)市で認知症の男性(当時91歳)が徘徊(はいかい)中に列車にはねられて死亡し、JR東海が男性の遺族に振り替え輸送代など約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は、遺族側、JR側双方の意見を聞く弁論を来年2月2日に開くことを決めた。認知症を巡る家族の監督責任の有無について年度内にも判断を示すとみられる。

 民法は、子供や知的障害者ら責任能力のない人の賠償責任について、親などの監督義務者が負うと定めている。2審・名古屋高裁判決(2014年4月)は、遺族となった妻と長男のうち、妻の監督責任を認めた。これに双方が上告した。

 争われているのは07年12月に起きた事故。要介護度4の認定を受けていた認知症の男性がJRの駅構内で列車にはねられ、死亡した。JR側が「事故で列車が遅れ、損害が出た」として遺族を相手取って訴訟を起こした。

 13年8月の1審・名古屋地裁判決は、同居して男性の介護に当たっていた妻が「まどろんで目を離した。徘徊を許した過失がある」と認定。別居中の長男も「介護方針や体制を決めていて、事実上の監督者だった」として2人に約720万円の支払いを命じた。

 2審は、長男について「監護すべき法的義務を負っていたとは認められない」と判断。妻については「夫婦のいずれかが徘徊の恐れを来すようになった場合には、(相手の夫や妻は)見守りの義務を負う」と指摘し、「監督義務者として対応が十分ではなかった」としつつも「介護体制の構築に努めていた」などと賠償額を約360万円に減額した。

毎日新聞 2015年11月10日 


日本財団パラリンピックサポートセンター:パラリンピック競技団体の共同オフィスをオープン

2015年11月12日 01時44分34秒 | 障害者の自立

 2020年東京パラリンピック大会の成功とパラスポーツの振興を目的とした「日本財団パラリンピックサポートセンター」が10日、パラリンピック競技団体が入所する共同オフィスを日本財団ビル(東京都港区)の4階にオープンした。この日、同ビルで記者発表会が開かれ、同センターの山脇康会長は「競技団体が一堂に会し、ユニバーサルデザインのオフィスを共有する開かれた空間と場を持つことは今までになかった新しい試み。競技の枠を越え、お互いの情報を共有し合い、切磋琢磨(せっさたくま)することで相乗効果が期待できるだけでなく、この斬新な共同オフィスがパラリンピックに関するさまざまな情報発信の基地となることを期待している」と述べた。

 日本財団パラリンピックサポートセンターは、今年5月に日本財団の支援により設立。同センターがパラリンピック競技団体へ7〜8月に行った聞き取り調査によると、約7割の団体に専従スタッフがおらず、約4割の団体が専用オフィスを持っていないといい、支援の一環として、同センターが共同オフィスをオープンした。

 共同オフィスは、選手と心をひとつに緊張感と誇りを持って働ける環境作りを意識し、「スタジアム」をモチーフにした空間デザインを採用。障害者にも利用しやすいようにバリアフリーへの配慮も徹底している。オフィス内には、オフィスのテーマである「i enjoy」を題材にした人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが描いた壁画も飾られている。同所には、現時点でパラリンピック競技25団体が入居予定。オフィスは無償で提供されるという。

 この日の発表会には、同センターを応援する人気グループ「SMAP」や、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を務める森喜朗元首相、遠藤利明担当相、舛添要一東京都知事、日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長、鈴木大地スポーツ庁長官、車いすテニスの国枝慎吾選手らも出席した。

 SMAPの中居正広さんは「サポートといっても選手の方がメイン。僕たちは、とにかくどんな形で支えることができるのか、どんなパフォーマンスができるのかを、これから皆さんともに話しながら準備して、サポートさせていただきたい」と意気込み、木村拓哉さんも「来年開かれるリオデジャネイロ、(次期)冬季の平昌、そして2020年の東京パラリンピック。自分たちができる範囲で全力でサポートしていきたい」と力を込めた。

日本財団パラリンピックサポートセンターがオープンしたパラリンピック競技団体が入所する共同オフィス

日本財団パラリンピックサポートセンターがオープンしたパラリンピック競技団体が入所する共同オフィス

2015年11月10日     毎日新聞


キャプツバ高橋氏「日向は本田と武藤、香川は翼」

2015年11月12日 01時40分26秒 | 障害者の自立

 「キャプテン翼」で知られる漫画家の高橋陽一氏(55)が、日本代表にエールを送った。高橋氏は10日、シンガポール障害者サッカー代表チームの支援チャリティーのため、現地で日本人の子供たちが参加したサッカー大会でサイン会を開催。観戦を予定している12日のシンガポール戦について「今回は5点ぐらい取ってほしい」と話した。

 「日本代表の日向小次郎は」と聞かれると「本田選手と武藤選手」と言い、2人の“タイガーショット”を心待ちにした。朝にはマーライオンの近くで散歩中のMF香川とDF長友と偶然会ったそうで「香川選手は(キャラクターに例えると)翼ですね。やってくれることと思います」と期待していた。

2015年11月11日     日刊スポーツ


子供の安全守る児相で保護児童の胸ぐらつかみ「反省しろ」 職員処分

2015年11月12日 01時36分21秒 | 障害者の自立

 和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)=和歌山市=で一時保護児童を指導する主査が、保護中の小学生2人の胸ぐらをつかむ行為をしていたことが11日、分かった。2人にけがはなかった。県は7月、暴行に当たるとして訓告処分にした。

 取材によると、主査は5月、運動中に指導に従わなかった小学5年女児(10)に「反省しろ」と言って胸ぐらをつかんだ。6月には教室で他の児童の席に勝手に座り、注意を受けた小学6年男児(11)がその後も注意を真剣に聞かなかったとして胸ぐらをつかんだ。

 男児への行為を他の職員が目撃し発覚、主査への聞き取りで女児の件も明らかに。主査は「認識が甘かった」と話したという。

 センターは「子供の安全や安心を守る機関で、このような行為が起きたことを重く受け止め、職員の指導を徹底する」としている。

2015.11.11      産経ニュース