ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の願いで生まれた、新しいサイクルスポーツの姿

2015年11月17日 02時29分01秒 | 障害者の自立

【超福祉展】「イージー&ファン」がコンセプトのハンドバイク「HBJ-YE20」

  クランクを手で回して進むハンドバイク(ハンドサイクル、手こぎ自転車)を製造するハンドバイクジャパンの「HBJ-YE20」。このハンドバイクは、宇賀神溶接工業の宇賀神一弘氏と、テコデザインの柴田映司氏によって、たった1人の願いを叶えるために作られたものなのだった。

 2009年、自転車事故で脊椎損傷の怪我を負って下半身が不自由になった人が飛び込みで宇賀神溶接工業を訪れ、「自分が乗れる自転車を作って欲しい」と依頼。その熱意に共感した宇賀神氏が柴田氏を誘ってプロジェクトをスタートした。

 宇賀神氏も柴田氏も、それまで自転車の製造をしたことはなかったが「どうせなら、障害者の方だけではなく、健常者の方でも楽しめる、今までにない新しいものを作りたい」と、この「HBJ」シリーズを生み出した。

障害の有無を超えた新しいスポーツの楽しみ

 誰もが簡単に乗ることができる「HBJ」シリーズ。もちろん公道を走ることができ、最高で時速30kmほど出るため、通常の自転車と同様に風を切って走る楽しみを感じることができる。3輪で自立し、電動アシストもついていることから、高齢者や障害者にもオススメだ。実際、現在の購入の割合は障害者が6割、健常者が4割ほどだそうだ。

 従来の自転車用のパーツを使用していることから、一般の自転車店でも修理が可能。自転車ファンのカスタマイズ欲を満たすこともできるのが特徴だ。

 ハンドバイクジャパンのブランドコンセプトは「イージー&ファン」。そのコンセプト通り、誰もが気軽に楽しむことができるハンドバイク「HBJ」シリーズは、障害の有無を超えて、人々に新しいスポーツの楽しみを教えてくれる。


究極のファンをつくる、老舗中小企業の取り組みとは

2015年11月17日 02時11分59秒 | 障害者の自立

【超福祉展】「イージー&ファン」がコンセプトのハンドバイク「HBJ-YE20」

 クランクを手で回して進むハンドバイク(ハンドサイクル、手こぎ自転車)を製造するハンドバイクジャパンの「HBJ-YE20」。このハンドバイクは、宇賀神溶接工業の宇賀神一弘氏と、テコデザインの柴田映司氏によって、たった1人の願いを叶えるために作られたものなのだった。

 2009年、自転車事故で脊椎損傷の怪我を負って下半身が不自由になった人が飛び込みで宇賀神溶接工業を訪れ、「自分が乗れる自転車を作って欲しい」と依頼。その熱意に共感した宇賀神氏が柴田氏を誘ってプロジェクトをスタートした。

 宇賀神氏も柴田氏も、それまで自転車の製造をしたことはなかったが「どうせなら、障害者の方だけではなく、健常者の方でも楽しめる、今までにない新しいものを作りたい」と、この「HBJ」シリーズを生み出した。

障害の有無を超えた新しいスポーツの楽しみ

 誰もが簡単に乗ることができる「HBJ」シリーズ。もちろん公道を走ることができ、最高で時速30kmほど出るため、通常の自転車と同様に風を切って走る楽しみを感じることができる。3輪で自立し、電動アシストもついていることから、高齢者や障害者にもオススメだ。実際、現在の購入の割合は障害者が6割、健常者が4割ほどだそうだ。

 従来の自転車用のパーツを使用していることから、一般の自転車店でも修理が可能。自転車ファンのカスタマイズ欲を満たすこともできるのが特徴だ。

 ハンドバイクジャパンのブランドコンセプトは「イージー&ファン」。そのコンセプト通り、誰もが気軽に楽しむことができるハンドバイク「HBJ」シリーズは、障害の有無を超えて、人々に新しいスポーツの楽しみを教えてくれる。

 



障害者の負担拡大へ 支援法見直しで厚労省が方針示す

2015年11月17日 02時06分15秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は9日、障害者総合支援法の見直しに関連し、障害福祉サービスの利用者負担を拡大する方針を明らかにした。同日の社会保障審議会障害者部会で「制度の持続可能性を確保する観点から検討する」とした。委員の多くは条件付きで容認する立場だ。

  2015年3月のサービス利用者約74万人のうち、費用を負担しているのは市町村民税課税世帯の約5万人。残りの約69万人(全体の93%)は無料で利用している。

  同法に基づくサービスの費用は、15年度は約1兆849億円の見込み。前身の障害者自立支援法が施行された06年度に比べて2・2倍に増えた。

  財務省は費用の増大を抑えるため、利用者負担の拡大を求めている。厚労省はそれに従う姿勢を見せている。負担する人を増やすこと、既に負担している人の負担額を増やすことのいずれも考えられる。

  これに対し、委員の多くは「今のままでは国民の理解が得られない」として負担の拡大に一定の理解を示しつつ、条件を付けた。

  具体的には、所得に応じた累進的な仕組みにすること、就労系サービスには拡大しないこと、世帯単位ではなく個人単位の所得をもとに負担額を決めること、負担増で浮いた財源をサービスの充実に充てることなどだ。

  このほか同日の部会で厚労省は、放課後デイサービスなど障害児の通所支援の質の向上と支援内容の適正化を図る方針を示した。

2015年1116日      福祉新聞編集部


<ねえねえちょっと> 知的障害の娘が更年期

2015年11月17日 02時02分10秒 | 障害者の自立

 「知的障害の娘が更年期」の心配性の母さん(十月二十六日付)へ。

 娘さんの通っていた作業所に親のネットワークはありませんか。もしあれば、同じような経験をした人を探して助言を仰いでは。作業所にネットワークがなければ、障害者の親でつくる自助グループを頼ってはどうでしょう。いずれにしても、経験者から知恵を借りるのが得策だと思います。今のままだと、引きこもりになるかもしれません。娘さんがどの程度コミュニケーションできるかによりますが、引きこもり対策として、心療内科などでカウンセリングを受けるのも一つでは。=愛知・げんし(75)

 知的障害者は繊細で、周囲の変化に敏感なことが少なくありません。知的障害があって特別支援学校の高等部に通う長男は母親思いで、私が体調が悪いときなどにつらそうにしていると、精神的に不安定になります。将来や年を重ねるお母さんのことなどを、娘さんなりに心配しているのかもしれません。

 更年期に関しては、医師や薬剤師と相談して漢方薬などを工夫して飲んでみては。役所の担当課でも相談に乗ってくれるかもしれません。一方で、笑顔で接してあげていれば、多少でも改善されるかもしれません。私も心配性ですが、長男の前ではできるだけ明るくしています。=愛知・もちぎんちゃく(46)

◆婚姻手続きに母が過干渉

 結婚のことで、母からの干渉に戸惑っています。婚姻届を出す日を彼と話し合って決めましたが、「日取りが悪い」と別の日に変えさせられました。両家の顔合わせの際も、私たちで考えた場所はことごとく拒否され、結局母の指定した店に。今のところ、彼やその両親は干渉を気にしていないようですが、先が思いやられます。=愛知・葉月(27)

2015年11月16日    中日新聞


難病法が施行されたが「共生社会」見えず 最後の全国フォーラムで切実な訴え

2015年11月17日 01時56分28秒 | 障害者の自立

 「難病・慢性疾患全国フォーラム2015」が2015年11月7日、東京で開かれた。

   2010年から始まり、6回目のフォーラムには、全国から95の難病・患者団体など156団体の代表ら400人が集まった。

  • 医療費助成の対象難病は増加した(画像はイメージ)
医療費助成の対象難病は増加した(画像はイメージ)

ハンディのある患者が共に生きる生活支援策も必要

   患者団体が熱望していた新法の難病法と児童福祉法改正法が14年の国会で可決成立し、15年1月から施行された。それに伴い56病だった医療費助成の対象難病は15年1月から 110病、7月からは306病に、514病だった小児慢性特定疾病も1月から704病に増えた。

   「一応の目的を達成したので、以後は新しい形を考えたい」(実行委員長の伊藤たてお・日本難病疾病団体協議会代表理事)と、今回は最後のフォーラムになった。

   「共生社会の実現を目指して」と題したフォーラムでは、テーマ別で意見発表が行われた。新しく助成対象になった遺伝性の早老症・コケイン症候群など 4つの病気の親や患者本人は、医師もこれらの病気を知らない現状を嘆き、指定で病気が広く知られること、治療法の開発に期待を寄せた。紫外線で皮膚がんになる色素性乾皮症は日焼け止めクリーム購入助成の都道府県格差を、胆道閉鎖症は障害者手帳や年金の基準が厳しいこと、骨の形成阻害のある軟骨無形成症は成人後の助成の必要性も訴えた。

   助成対象は患者の少ない希少難病が原則で、線維筋痛症は対象外だ。医療費は高額ではないがほとんどが働けない患者には負担感が強い。介護保険法や障害者総合支援法の対象病を望んでいる。関節リウマチは悪性だけが対象だが、高額な生物製剤が使えず、悪性化を防げない軽症患者が少なくない。指定を求めて活動中の血液病キャッスルマン病はやはり高額な症状抑制薬が使えない患者が多く、希少ラインのパーキンソン病は常に指定外れの不安がある。

   ハンディのある患者が共に生きる生活支援策も必要だ。筋萎縮性側索硬化症 (ALS)の患者は自宅では付き添いが口の形を読み取るなどで意思伝達をしているが、入院時は苦痛や恐怖が大きく、付き添いを強く要望している。また小児慢性特定疾患では成人後の先天性心臓病、小児がんなどの診療機関が少ない現実や、病弱養護学校が全国的に廃止の傾向にあることへの疑問も指摘された。

2015/11/16      J-CASTニュース