ゴエモンのつぶやき

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大地長官、リハビリセンター視察 障がい者の環境設備「支援したい」

2015年11月19日 01時45分02秒 | 障害者の自立

 スポーツ庁の鈴木大地長官が17日、埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターを訪れ、障害者とスポーツに関わる現場を視察した。

 同センターは厚生労働省所管で、障害者のリハビリの中核機関。鈴木長官は義手、義足の使い方などの説明を受けた後、パラリンピック競技の一つで視覚障害者によるゴールボールの練習を見学、プレーも体験した。ゴールに向けて何度投げても止められた鈴木長官は「なかなか点が入らない。難しい」と苦笑い。この後、競技用の車いすに試乗し、車いすマラソンの選手の要望を聞くなどした。

 スポーツ庁は障害者スポーツ全体の振興を担っており、鈴木長官は「(一般の)障害者のみなさんにとってもスポーツが生きがいになっていることが分かった。これから環境を整備していきたい」と語った。

競技用の車いすに試乗した鈴木長官(手前)

競技用車いすを体験するスポーツ庁の鈴木長官

2015年11月17日 20時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

メガネに装着するウェアラブルで聴覚障害者をサポート!リアルタイムの会話をテキストで表示

2015年11月19日 01時27分03秒 | 障害者の自立

耳が不自由な人向けに、会議中の発話をリアルタイムに識別する「Transcense」のようなアプリをはじめ、最新のテクノロジーを活用し、体の不自由な人をサポートするツールを開発しようという試みも、このところ見られるようになった。

・聴覚障害者をサポートするツール

「The Live-Time Closed Captioning System(LTCCS)」もそんな1つで、もともとGoogle Glassのアイデアをもとに、開発者の1人Daniil Frants氏が着想したウェアラブルツールだ。

LTCCS2

「LTCCS」は、メガネに装着するディスプレイ、マイクロコンピューター、高性能マイクの3つのパーツで構成されている。

・ディスプレイに、キャッチした会話をテキスト表示

ディスプレイはメガネのフレーム部分にクリップして装着し、マイクがキャッチした周辺の会話を、キャプションとして随時表示する

テキストで周囲の会話を認識できるようになる。

LTCCS3

高性能なマイクは、発話された言葉をキャッチ、分析し、正確にテキストに変換する。たとえ、周辺がガヤガヤとしていたとしても機能するというからすばらしい。

マイクは洋服などの襟元にクリップするタイプになっていて、小型なので不用意に目立たない。

Raspberry Piで動作するマイクロコンピューターは、軽くてスマートフォンと同サイズの大きさ。マイクがキャッチした発話は、リアルタイムでスムーズに解析、処理される。小型で軽量なので、ポケットや財布の中に入れて持ち歩ける。

・Indiegogoで出資受付中

聴覚障害者が日々の生活を送りやすいようサポートする「LTCCS」は、現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で出資を受付中。

2015.11.17    Techable


県勢、7種目で優勝 全国障害者スポーツ大会

2015年11月19日 01時23分48秒 | 障害者の自立

  第15回全国障害者スポーツ大会は10月24~26日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場などで開かれた。県勢は陸上、水泳など6競技に出場。陸上では女子の川本美和子選手が2部スラローム(区分17)で1分38秒3の大会新記録で優勝、男子青年400メートル(区分28)で上戸郁弥選手が1位になった。

 水泳では女子1部の夏秋あづさ選手が50メートル自由形(区分25)と同平泳ぎ(同)で優勝。フライングディスク男子の船津正弘選手もアキュラシーディスリート・ファイブとディスタンスメンズ・シティングの2種目で頂点に。アーチェリー男子1部のリカーブ30メートルダブルラウンド(区分6)では光野裕也選手が1位になった。

 ◇陸上(身体・知的障害)

 【男子】1部100メートル(区分27) (3)松尾太雅11秒96▽同200メートル(区分27) (3)松尾太雅24秒76▽同ジャベリックスロー(区分26) (2)岡本敬治15メートル08▽同ソフトボール投げ(区分26) (4)岡本敬治39メートル90

 ▽少年ソフトボール投げ(区分28) (3)江口悠樹59メートル97、草野飛翔51メートル24▽同50メートル(区分28) (4)草野飛翔7秒27(7)江口悠樹7秒36▽同200メートル(区分28) (6)山口廣人26秒20▽同400メートル(区分28) (5)山口廣人1分0秒40▽青年400メートル(区分28) (1)上戸郁弥53秒99▽同200メートル(区分28) (3)上戸郁弥24秒39

 【女子】1部50メートル(区分16) (3)深町由美子19秒60▽同スラローム(区分16) (3)深町由美子1分5秒6▽2部50メートル(区分17) (2)川本美和子29秒68=大会新▽同スラローム(区分17) (1)川本美和子1分38秒3=大会新▽青年200メートル(区分28) (4)下村永32秒59▽同800メートル(区分28) (7)下村永3分9秒83

 【男女】400メートルリレー (4)佐賀県(上戸、草野、山口、下村)52秒58

 ◇水泳(身体・知的障害)

 【男子】青年25メートル自由形(区分27) (6)佐藤聖樹15秒14▽同50メートル自由形(区分27) (7)佐藤聖樹34秒53▽同25メートル平泳ぎ(区分27) (6)天野義久20秒87▽同50メートル平泳ぎ(区分27) (7)天野義久44秒18

 【女子】1部50メートル自由形(区分25) (1)夏秋あづさ41秒43▽50メートル平泳ぎ(区分25) (1)夏秋あづさ54秒28

 ◇アーチェリー(身体障害)

 【男子】1部リカーブ30メートルダブルラウンド(区分6) (1)光野裕也266点

 ◇卓球(身体・知的障害)

 【男子】1部(区分1) (2)西宏晃

 【女子】2部(区分6) (2)松永洋子▽青年(区分18) (2)今村佳美

 ◇フライングディスク(身体・知的障害)

 【男子】▽アキュラシーディスリート・ファイブ (1)船津正弘10投(3)荒田壽吉8投、松本駿矢6投▽ディスタンスメンズ・シティング (1)船津正弘40メートル90▽ディスタンスメンズ・スタンディング (3)荒田壽吉45メートル92(5)松本駿矢37メートル82

 ◇ボウリング(知的障害)

 【男子】壮年2組 (5)田島泰禎612点▽同4組 (2)石橋友之666点

2015年11月18日     佐賀新聞


つくば市民大学、芸術でバリアフリー体験 障害者と音楽や写真共遊

2015年11月19日 01時16分38秒 | 障害者の自立
 アートを通してバリアフリーを体験しようという新たな試みが、つくば市東新井の学びの場「つくば市民大学」(ろうきんつくばビル5階)で始まった。「ともに楽しむアートコモン・ラボ」と題した公開講座で、耳が不自由な人と一緒に楽器を楽しんだり、目が不自由な人と写真を撮ったり、舞台でダンスなどを楽しむ。異なる分野で同大学の公開講座を企画してきた2人が、それぞれの手法を融合させ、新たな手法で共に生きる社会をつくろうという試みだ。


◆3回の講座でワークショップ

 同大学を主催する市民組織「ウニベルシタスつくば」(徳田太郎代表)の幹事で、これまで、演劇的手法を用いたワークショップを開き地域の人と人をつなぐ試みを続けてきたつくば子ども劇場元事務局長の赤松洋子さんと、障害者向け教材を使ったり、最新のバリアフリー研修制度を紹介するワークショップを開いてバリアフリーな社会に向け取り組んできた同幹事でつくばバリアフリー学習会代表の北村まさみさんの2人が企画した。

 計3回の講座で、第1回は14日開催。耳の不自由な人も不自由でない人も一緒に楽しめる楽器「共遊楽器」を研究、製作している筑波大学情報学群非常勤講師の金箱淳一さんが、自身が製作した共遊楽器を紹介したり、参加者が新しい共遊楽器を考案するなどした。

 2回目は来年2月、視覚障害者と一緒に写真撮影などをする。3回目は4月16日、つくばカピオイベントホールで、コンテンポラリーダンスを楽しむ講座を開く。

 北村さんは、今回の試みについて「(デザインする最初の段階から高齢者や障害者、外国人などの意見を取り入れる)インクルーシブデザインに近いのでは」と話し「アートは違いを知り、認め合うツールになる」と話す。

共に楽しめる楽器開発

 14日開かれた第1回ともに楽しむアートコモン・ラボでは、筑波大講師で楽器研究者の金箱淳一さんが、「音楽って「聴く」だけのもの?~聞こえる人も、聞こえない人も「共に楽しむ」共遊楽器」をテーマにワークショップを開いた。

 市内外の健常者や聴覚、視覚、身体障害者など20代~60代まで約30人が参加。ミュージシャンや臨床心理士などの参加もあった。

 金箱さんは大学時代、バンドを組んで演奏活動をし、大学院卒業後、玩具メーカーで新しいおもちゃを企画する仕事に就いた。すでに販売されている障害者と健常者が一緒に遊ぶ「共遊玩具」というおもちゃに出合ったことが共遊楽器開発のきっかけだという。

 ワークショップで金箱さんは、自身が開発した。ギターの溝を指でなぞったり、弾く位置を変えると異なる音が出る「マウンテンギター」や手のひらでたたくとLEDが点滅する「クラップライト」などで、音を肌で感じられる空気の振動にしたり、目に見える光に変換した楽器だ。

 続いて参加者はグループに分かれ、障害がある人もない人も一緒に話し合いながら新しい共遊楽器を考え紙粘土で試作品を製作。

 人のぬくもりが感じられ抱きつくと和音や光が出る楽器、輪になって座り真ん中の人が演奏すると振動や光が伝わるシートなど、さまざまなアイデアが出された。

 参加者は「中途で耳が聞こえなくなった後は音楽とは無縁だと思っていたが楽しめると分かった」、「道具次第でだれでも音楽を楽しめることがわかった」などと感想を話し、金箱さんは「人の脳にはいろいろな感覚を統合する感覚統合という働きや、一つの感覚を失うと他の感覚が敏感になる感覚代行という働きがある」「音楽の本質は共有」などと話した。

アートでバリアフリー体験

アートコモン・ラボの第1回公開講座で、金箱淳一さん(右)がたたく打楽器の音に合わせて体でリズムをとる参加者

2015年11月18日     常陽新聞スマートフォン版


障害者描く弁当包装好評/平川の事務所

2015年11月19日 01時11分59秒 | 障害者の自立

 弁当とアートのコラボレーション―。障害者の就労支援事業所、社会福祉法人ほほえみの「カリフラワー」(平川市)が製造する日替わり弁当の包装紙が好評だ。同施設で就労する障害者が描くさまざまな絵が印刷されており、弁当配達を利用している人の中には、「毎回捨てずに集めている」という人も。同施設では、障害者の個性や得意なものを伸ばし“強み”として発信する、新しい支援の一つとして取り組んでいる。


【写真説明】日替わり弁当を包む、障害者によるアートの包装紙。左はフランスのモンサンミッシェル、右はトマト

2015/11/18     陸奥新報