ゴエモンのつぶやき

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陸上 日本パラ選手権 開幕 全速前進/興味津々/記録更新 熱狂3000人、声援一心

2016年05月02日 02時30分17秒 | 障害者の自立

 リオデジャネイロ・パラリンピックの選考会を兼ねた「第27回日本パラ陸上競技選手権大会」が30日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパークで始まった。日ごろの成果を発揮しようと競技に臨む選手の姿に、約3000人の観客から大きな声援が送られた。県勢では米子市の森卓也選手(41)が砲丸投げで自身の日本記録を更新。1日まで障害の部位や程度でクラス分けされた選手約200人が、14種目で熱戦を展開する。 

 森選手は1回目の投てきで早々に記録を更新。さらに6回目の最後の投てきで8メートル34まで伸ばした。「地元の大会で新記録を出せて本当に良かった」と喜んでいた。

砲丸投げで自身の持つ日本記録を塗り替えた森卓也選手

 走り高跳びの前島博之選手(27)=鳥取市=は「高さは跳べていたが、踏み切り位置が安定しなかった。でも、障害があっても跳べるところを全国の人に見てもらえた」と振り返った。100メートルに出場した中村開知選手(19)=同=は「記録に納得していないが、一歩前進できた」。車椅子1500メートルなどに出場した野田昭和(あきかず)選手(34)=同=は「障害者スポーツを子供にやらせてみたい」と観客に話しかけられたといい、「大会が競技の底上げにつながればうれしい」と話していた。

 スタンドの観客も選手の懸命な姿を見守った。鳥取市の湊飛鳥さん(26)は「(パラ陸上は)初めて見たが、すごい選手が多かった」と驚いた様子だった。

 特別支援学校の4×100メートルリレー

 この日は大会に招待された県内の特別支援学校6校の4×100メートルリレーも。参加した鳥取聾(ろう)学校高等部3年の新井ほのかさん(17)は「みんなと楽しく走ることができた」と喜んだ。また、会場周辺には競技用車椅子の試乗コーナーなども設けられた。鳥取市の高田美絵さん(41)は、陸上クラブに通う息子の洸洋(こうよう)さん(10)と来場。「息子は自分の脚で走れるが、それが当たり前のことではないということを考えてほしくて来た。盛り上がっていて良い大会ですね」と笑顔を見せた。

競技用車椅子に試乗する子供=鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパークで

毎日新聞  2016年5月1日


メイクボランティア美々 6月、本格活動開始へ

2016年05月02日 02時22分22秒 | 障害者の自立

年15回目標に会員派遣
 胆江地方在住者などで組織する「メイクボランティア美々(びび)」(高橋涼香会長)は、2016年度から活動を本格化させる。奥州市内のふれあい・いきいきサロンや障害者施設の依頼を受けて会員を派遣し、メークの補助支援やアドバイス、ハンドマッサージなどをボランティアで行う。今年度は年15回を目標に依頼希望を受け付け、6月から実際の活動に入る予定だ。

 美々は、市社会福祉協議会が主催する講座でプロからメークの基礎知識や技術を学んだ受講者有志らが15年10月に結成。メークボランティアを通じて生きがいづくりを支援し、社会に貢献していくことを目標に、胆江地区内外や県立大学生ら28人が加入している。

 2月に試験的な活動として衣川区のサロンでボランティアを実施する一方、役員会、定例会での協議を通じて組織体制や活動内容を固め、今年度から本格的な活動に踏み出す。

 対象は市内の各地域で実施しているふれあい・いきいきサロン、障害者施設(利用者とその家族など)。依頼に応じて会員がサロン会場や施設に出向き、ボランティアとして補助しながら参加者自身がメークを楽しむことで日常生活動作の維持向上にもつなげてもらう。併せて会員によるハンドマッサージなども行う。

 30日に同市水沢区の市総合福祉センターで今年度総会を開催。会員15人が出席し、会員拡大に向けたメークボランティアの養成講座や会員資質向上への取り組み、広報活動など今年度事業を決めたほか、活動手法、会員募集の在り方などについて会員同士が意見を交わした。

 高橋会長は「他の団体と活動がかぶらないよう調整し、基本的には行ける人が行ける範囲で取り組む。一歩一歩、できることからしていきたい」と語っていた。

 依頼希望者は希望日の1カ月半前までに、事務局を務める市社協地域福祉課内のボランティア・市民活動センターに申し込む。美々では毎月最終土曜日に開く定例会で日程、派遣会員の調整を行った上で活動に入る。

 会の活動趣旨に賛同する人であれば性別、年齢、居住地などを問わず誰でも加入可能。会費は年額1000円。依頼や会員加入の申し込みは、事務局(市総合福祉センター)=0197(25)7171=まで。

今年度の活動などについて総会で語り合うメイクボランティア美々のメンバー

(5/1)  岩手日日新聞


嬉野に子育て応援食堂 月1回、初回は200人

2016年05月02日 02時17分13秒 | 障害者の自立

 地域の子どもたちに利用しやすい価格で食事を提供する「子ども食堂」が30日、嬉野市塩田町五町田の障害者支援施設「第一たちばな学園」で開店した。市内外から家族連れ約200人が訪れ、カレーを食べたり遊んだりして楽しんだ。今後も毎月1回開かれる予定で、子育て世代を応援する。

 同施設を運営する社会福祉法人たちばな会が、暮らしやすい地域づくりに貢献しようと企画。ひとり親家庭や子どもの貧困が全国的に問題となる中、子ども食堂の取り組みが広がっているが、同会では誰でも気軽に参加できる形で運営する。

 この日は、屋外にテントが設けられ、大人300円、子ども200円でカレーやから揚げ、サラダを提供。子どもにはお菓子も配られた。近くの筒井逢介ちゃん(6)は、いとこの有森心優みうちゃん(6)らと6人で参加。「カレーはおいしかった。みんなで食べると楽しい」と話していた。

 母親らからは「子どもと一緒に過ごせる場はありがたい」といった声が聞かれた。

 会場では、子供服の交換会やバザー、嬉野市女性・子ども・家庭支援センターによる相談コーナーも用意。西九州大の「ESRDサークル」によるレクリエーションもあり、子どもたちはフライングディスクの的あてなどを楽しんだ。バザーなどの売り上げは、熊本の地震の被災者支援へ寄付される予定。

 店長の熊謙次朗さん(35)は、「思っていた以上の参加があり、楽しい時間を過ごしてもらい良かった。今後も継続していきたい」と話していた。

 問い合わせは、たちばな会の事務局(0954・66・6161)へ。

2016年05月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



釜石ワイン 完成の祝杯

2016年05月02日 02時09分16秒 | 障害者の自立

◆遠野のNPO、来年発売目指す

 釜石市で栽培したブドウによる「釜石ワイン(仮称)」が完成した。地域活性化につなげようと、NPO法人「遠野まごころネット」(遠野市)が造った。今年度は試作段階だが、2017年以降の発売を目指す。

 ブドウは、鉱山跡を借りた釜石市甲子町のブドウ園「釜石あまほらヴィンヤード」で栽培した。約2000平方メートルに、14年春と15年春にワイン用の10品種計1050本の苗木を植え、15年秋に約30キロのブドウを初収穫。栽培・技術指導する長野県東御市の「はすみふぁーむ&ワイナリー」で醸造した。

 イオングループや、イギリスを本拠地とするバークレイズ銀行グループなどの支援も受けて完成したワインは、淡いバラ色のロゼ。シャルドネやピノ・ノワールなど5品種をブレンドした。三陸の魚介類に合う辛口という。

 まごころネットでは今後、遠野市内に醸造所も整備し、18年には醸造も行えるようにする計画だ。ブドウ栽培では障害者を雇用し、就労の場にしていく。まごころネットの臼澤良一理事長は「市や企業などたくさんの支援で、被災地での新しい希望の商品ができた。地域復興につなげていきたい」と話している。

お披露目会でワインを試飲する関係者(釜石市のイオンタウン釜石で)

お披露目会でワインを試飲する関係者(釜石市のイオンタウン釜石で)

2016年05月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

岩手の手仕事幅広く 盛岡、フェザンで販売会

2016年05月02日 02時02分02秒 | 障害者の自立

 盛岡市盛岡駅前通の盛岡駅ビルフェザン(笹野盤(いわお)店長)は5日まで、本館1階出逢いの広場で、手仕事をテーマにした商品販売会「岩手のモノづくり」を開いている。革製品やオーダーメード靴、スピーカーなどを手作りする市内の工房などが出店し、手仕事の幅広い可能性を紹介する。

 ①NEN-RING(ネンリング)②幸呼来(さっこら)Japan③ground table(グラウンドテーブル)④ENSOUND(エンサウンド)⑤Marble Art(マーブルアート)⑥盛岡情報ビジネス専門学校-が参加。

 ①は浄法寺漆を使った革製品、②は裂き織りの作品、③はオーダーメードの靴を制作。④が作る胸に抱くスピーカーは振動を肌に伝え、聴覚障害者らの手助けにもなる。⑤はビー玉とワイヤを組み合わせた美術品、⑥は学生が岩手をテーマにデザインした木彫りのブローチを販売する。

 3~5日に同市内丸の県公会堂などで開かれる工芸イベント「大日本市岩手博覧会」(中川政七商店主催)に連動した企画。販売会には同市のさわや書店も協力する。

【写真=家族連れや観光客らが買い求めている商品販売会「岩手のモノづくり」】

(2016/05/01)   岩手日報