ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「ああ、これがお母さん!?」生まれて初めて見えた母の顔・・・

2016年05月07日 03時13分03秒 | 障害者の自立

視力障害者用ハイテク眼鏡

   アメリカのある母子の感動話が取り上げられた。バージニ州に住むクリストファー・ハックリー君(12)は目の神経が未発達な状態で生まれる先天性の視神経形成不全で、ほとんど物が見えない。母親のマキータさん(32)は「息子が生後3か月の時に目の異常に気づいたんです。医師からは難病で治療できないと言われました」と話す。

   それでも、幼い時から点字はもちろん、障害にも負けずいろんなことにチャレンジしてきた。「息子はこれまで不満を口にしたことはありません。もちろんできないこともありますが、何とかして自分のやりたいことを実現させてきたんです」

カメラ映像を特別なソフトウェアで変換

   クリストファー君が最もやりたいことは「いつもそばにいてくれるお母さんの顔をみたいということ」だった。マキータさんも「息子に私が見えたらどんなにいいか、ずっと思ってきました」と語る。そんなとき、ある特殊な眼鏡を知った。カナダのメーカーが開発した視力障害者用のハイテク眼鏡「eSight」だった。眼鏡に装着されているカメラが撮影したものを特別なソフトウェアで微弱な視力でも認識できる映像に変換し、その映像を眼鏡の内側のレンズに映し出すというものだ。

   「この眼鏡のことを聞いたときは半信半疑でした。医師から視力を治すことはできないと言われ続けてきたこともあり、一度試してみようと思ったのです」と母親は語る。

   そして先月、「eSight」を試すことになった。クリストファー君はまだ見ぬ母に焦点が定まらず、検査技師などに「もう少し顎を上げて」などと指示を受ける。すると、「髪の毛が見えた」。今度は母親が息子の顎に手を当てて優しく促す。すると、「あっ、お母さんだ。見えた!」

2016/5/ 6   J-CASTニュース


熊本市 市営住宅入居の被災者に引き渡し始まる

2016年05月07日 03時09分38秒 | 障害者の自立

一連の地震で多くの住宅に被害が出た熊本市で、被災した人への市営住宅の提供が6日から始まり、高い倍率の抽せんで選ばれた入居者への説明会や鍵の引き渡しが行われています。

熊本市は住宅が被害を受けた人を対象に市内の5つの区にある市営住宅合わせて250戸を無償で提供します。被災者からは3949件の申し込みがあり、平均で15.8倍という高い倍率の抽せんで入居者が決まり、熊本市役所では6日、入居者への説明会と鍵の引き渡しが行われています。
市の担当者は、無償で入居できる期間は当面は半年とすることや、り災証明書で住宅の被害が確認された人は期間が1年まで伸びることなどを説明していました。11歳の娘を連れて説明会に訪れた40代の女性は、「自宅が傾き、実家に避難していました。もうすぐ学校が再開しますし、安心した生活が半年間は確保できるのでほっとしています」と話していました。70代の女性は「ペースメーカーをつけていて地震が心配で車で寝泊まりしていました。安心して寝られるかはまだ分かりませんが、ちょっとは落ち着けるかなと思います」と話していました。
熊本市は空き家になっているほかの市営住宅の内装工事などを急いでさらにおよそ80戸を確保し、介護が必要な高齢者や障害者などを対象に提供することにしています。

5月6日   NHK ONLINE


ハリル監督が熊本の被災地訪問 「A代表で勇気づける」

2016年05月07日 03時02分21秒 | 障害者の自立

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が5日、熊本地震で被災した熊本県の各地を訪問した。滞在約8時間で7カ所を巡る分刻みのスケジュールに、最後まで笑顔を絶やさず合計1000人近い被災者を激励。厳しい被災地の状況を見て日本国民の団結を訴え、自らはロシアW杯アジア最終予選の突破で被災地を勇気づけることを誓った。

 こどもの日に急きょ実現した日本代表監督の訪問に、多くの笑顔が生まれた。日本サッカー協会の田嶋会長とともに地震後初めて熊本を訪問したハリルホジッチ監督。新幹線到着直前には震度4、午後にも震度3と余震が相次ぐなか「ここに来られてうれしいと同時に悲しい気持ちも深い」と複雑な表情で語った。

 自らが熱望した分刻みのスケジュールだった。まずはJFAアカデミー宇城で地元の子どもたちを激励すると、約800人が暮らす避難所も訪問。今後の住宅対応など担当者に質問もぶつけ、鹿島DF植田の父親に会うと、「植田はかなり能力がある。早くA代表に入ってほしい」と語りかけた。熊本県庁では蒲島知事と会談。「代表監督として、団結を見せないといけない」と誓うと、熊本での日本代表戦の開催を要望された。

 さらに甲佐町では約400人の熱烈な歓迎を受け、J2熊本の元日本代表FW巻に促されて子どもたちのミニゲームに飛び入り参加。PKを決めるなど盛り上げ、ほぼ全員にプレゼントを渡し、サイン攻めと写真攻めにも可能な限り応じた。

 そして最も甚大な被害の益城町へ。車内から倒壊した街並みを視察した後に避難所を訪問し、お年寄りや、地元の小学生チームと女子チームら約200人と触れ合った。最後に空港近くで精神障害者サッカーチームとも交流した。

 「一人の人間として、そして代表監督として、絶対に来なければならなかった。ユーゴの内戦では私の家も益城と同じような状況で、戦争の悲しい記憶がよみがえった。ただ人生は続いていく。A代表はみなさんを、特に若い世代を勇気づけなければならない」。子どもたちの前では決して疲れた表情は見せず、別れ際には何度も両手を合わせて感謝を表しながら、熊本訪問を全力でやり抜いた。

JFAアカデミー宇城で地元の子どもと触れ合うハリルホジッチ監督

2016年5月6日   中日スポーツ


9条だけじゃない護憲・改憲主張「個人の尊重・生存権守ろう」「天皇中心明記すべき」

2016年05月07日 02時58分18秒 | 障害者の自立

  憲法への関心がこれまでになく高まっている。NHKが行った世論調査で「今の憲法を改正する必要があるか」聞いたところ、「必要がある」が27%、「必要ない」は31%、「どちらともいえない」が38%だった。護憲派も改憲派も運動を活発化している。

   改正に向けて1000万人の署名活動を続けている「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は、「日本の伝統文化の明記。自衛隊の軍隊としての位置づけを明確にすること。家族を国家の基礎とすること」などを主張している。東北6県で開かれた会合では、「世界は変わった 日本の憲法は?」というタイトルの映像が紹介された。制作の総指揮をとったのは作家の百田尚樹氏だった。会議に参加した人はこういう。

   「今の憲法が日本の国柄、日本人の国民性に本当に合っているかがもともとの問題提起です」(日本青年会議所憲法意思確立委員会の松原輝和委員長)、「原発がテロリストによって攻撃されるかもわかりません。これをその場しのぎの解釈論で進めていくのには限界があると思います」(「頑張れ日本!全国行動委員会」福井県支部の方橋助次郎代表)

   憲法を守ろうという人たちも2000万人署名に取り組んでいる。中心となっているのは「9条の会」だ。2004年6月に設立され、会員の高齢化で一時活動が停滞していたが、去年(2015年)の安全保障関連法の成立が大きな転機となって、各地で9条の会が再び作られるようになった。現在、会の数は全国で7500以上になる。3月29日に作られた「9条の会 山形」代表の城山大賢さんは、「9条の条文は、殺さない、殺させないという人間性の原理ということだと思っています」と語る。会員たちは国家の権力を縛る現在の憲法を今こそ大切にと考えている。

「もっと憲法を考え議論したい」世論の6割

   伊東敏恵キャスター「どちらも議論の中心は9条です。しかし、議論の幅も広がっているます。たとえば、生存権、表現の自由、愛国心や家族主義などです」

   全国およそ8万社を包括する神社本庁も憲法改正の署名活動を続けているが、ポイントは9条とはちょっと違っている。師岡熊野神社の石川正人宮司は「この国のかたち、天皇様がこの国の中心にあるんだということなども明記して欲しい」と話す。主婦の白洲夏さんは「家族が国家の基礎であると明記すること」を訴えている。

   憲法を守ろうという人々も思いもさまざまで、「芸人9条の会」の古今亭菊千さんは「もともと落語っていうのは上の者に対する風刺だったり、庶民の考えを代表するようなところもあります。これからもおかしいものはおかしいと言ってかなきゃならない」と、表現の自由の重要性をいう。個人の尊重が大切という若者もいる。「9ジョンの会」の平間徹也さんは「僕は四季は美しいと思っているけれど、違う人は思わないかもしれないし、美しい基準は千差万別なわけだから、国が決めることではないと思います」と語る。「障害者・患者9条の会」の松田春廣さんや有路良平さんは「生存権」の観点から、「憲法25条の最低限度の生活を守りたい」としている。

   NHKの世論調査では「憲法を話し合う機会を増やすべきか」についても聞いていて、「大いに増やしたい」10%、「ある程度増やしたい」50%、「あまり増やしたくない」24%、「まったく増やしたくない」6%だった。

   伊東キャスター「これまで憲法をめぐっては政治や学問の場など、私たちの暮らしからは少し遠いところで議論されてきたように思います。しかし、今回の取材を通して、その議論が日常に近づいてきているように感じました。それは主権者が私たちであることを考えれば、あるべき姿だと思います」

ビレッジマン*NHKクローズアップ現代+(2016年5月2日放送「密着ルポ~わたしたちと憲法~」)


銀座にテニスコートが突如出現! 〜NO LIMITS CHALLENGE〜

2016年05月07日 02時36分58秒 | 障害者の自立

東京銀座の中央通りで5月2日午後、東京都パラリンピック体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」のスペシャル・イベントとして、「NO LIMITS SPECIAL GINZA &TOKYO」が開催された。世界トップとして活躍するパラアスリートのスーパープレーを、一般の人々が体験できた。

会場は、中央通り口から2丁目交差点までの車道を歩行者天国にし、テニスコートやバスケットコートなどを設営。
1丁目エリアのメインコートでオープニングセレモニーが行われ、舛添要一東京都知事が挨拶。

パラスポーツのデモンストレーションは、トップパラアスリートの相手役をオリンピック出場経験のある選手がつとめていた。

車いすテニスのデモンストレーションでは、史上最年少で車いすテニスダブルス年間グランドスラム達成の上地結衣が、元女子プロテニス選手・杉山愛氏と夢の車いすテニス対決。その横で、ロンドンパラリンピック車いすテニス金メダルの国枝慎吾が競技解説を行った。国枝は4月に右うでの手術をしたばかりだという。手を使わず、体幹で車いすを操作するなどチェアワークのパフォーマンスも好評だった。

ウィルチェアーラグビーのデモンストレーションで、リオ2016大会に出場が決定している世界ランキング3位のウィルチェアーラグビー日本代表チーム。池崎大輔、池透暢、今井友明、山口貴久らのリオパラリンピック日本代表選手が参加し、(健常者の)ラグビー日本代表の山田章仁、元日本代表の廣瀬俊朗氏らにタックル!その様子を、司会の久保純子氏、2015年世界マスターズ陸上4×100mリレー金メダリストの武井壮、シドニーオリンピックマラソン金メダリスト高橋尚子氏がリポートして会場を盛り上げた。

一方、銀座2丁目エリアでは、パラリンピック競技の体験会が行われた。
オープニングステージでは、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞の記者が選手とトークショー。記者たちの目線で各パラスポーツの魅力を熱く紹介。
陸上競技のブースでは前日まで鳥取で陸上選手権に出場していた選手らも登場。走幅跳で活躍する大西瞳、村上清加が義足の裏技も紹介、車いす中距離走の鈴木朋樹、車いすマラソンの土田和歌子がレーサー体験を指導した。
カーリングに似たフロアスポーツ・ボッチャを日本代表キャプテンの廣瀬隆喜が、パワーリフティングを宇城元が、車椅子バスケットボールを根木慎志が、ブラインドサッカーを寺西一が、ウィルチェアーラグビーを日本代表チームが指導。・・・といっても、あまり知られていないが、みな日本を代表するパラリンピアンである。銀座の有名ブランドショップの前で、一般の人々と選手たちの交流が繰り広げられた。

友人のフェイスブックでこのイベントを知ったという、体育大学に通い射撃で学生1位を目標としているという女子大生は「今度実習で養護学校へ行くときに、このようにスポーツで交流したい。友人たちも誘って、一緒に試合会場へ応援に行ってみたい。」と語ってくれた。

友人のSNSを見て、それぞれ一人で体験会に来た。ウィルチェアラグビー体験を待つ列で意気投合した。左の女性はスポーツ系大学の学生。右の女性は障害者の親友がいるという。

友人のSNSを見て、それぞれ一人で体験会に来た。ウィルチェアラグビー体験を待つ列で意気投合した。左の女性はスポーツ系大学の学生。右の女性は障害者の親友がいるという。

GWの合間の平日であり、休日だったらもっとよかったということ、2020へ向かう東京と大手メディアと障害者スポーツ関係者との内輪の盛り上がり感は否めないが、マスメディアが盛り上がり、それがやがて一般へと広がっていくということなのだろう。実際、銀ブラする来場者が、模擬試合を観戦、体験し、障害のある選手との会話でパラスポーツの楽しさを知った。きっとこれらの人々は家に帰り、家族や友人たちに語ってくれるに違いない。

「NO LIMITS SPECIAL」は、次回は、23日から日本で初めての開催が決まっている車いすテニスの国別対抗戦『BNPパリバ ワールドチームカップ』でイベントが行われる予定。

 普段は体育館でやる車椅子バスケットやウィルチェアラグビーも、屋外で体験。

 パラリンピックムーブメント — 2016年5月6日