ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「本人の思い受け止めて」

2016年05月13日 11時17分50秒 | 障害者の自立

 地域の支援者の輪を作る会「名瀬塾」(瀬崎忠雄塾長)が4月22日、ほほえみの郷東戸塚(名瀬町)で開催された。

 高齢者や障害者、地域の支援者の学び場として立ち上げられた。初回の講師はNPO法人「障害者地域活動ホームあさひ」の中里誠理事長が務め、「障がい者が助けてほしいこと」をテーマに講演。中里さんは障害者の就労や結婚などについて、実体験をもとに語った。「本人たちの思いを受け止めることが大切。どんなに重い障害があっても、自分の思った通りの人生を送るべき」と本人の意思を尊重することを強く訴えた。

 瀬崎塾長は「参加者からの関心も高かった。改めて、こういった場の必要性を感じた」と話した。

2016年5月12日  タウンニュース


パーキングパーミット制度、相互利用広がり

2016年05月13日 11時14分44秒 | 障害者の自立

佐賀発の取り組み

 身体に障害のある人たちなどに駐車スペースを確保するパーキングパーミット(身障者用駐車場利用証)制度で、長野県が利用証の相互利用を始めた。佐賀県発の取り組みは全国に広がり、長野県を含めて35府県1市で制度の相互利用が可能になった。

 長野県は4月20日から相互利用を開始した。佐賀県が3月31日現在で把握している全国の協力施設は約3万4900施設あり、利用証の新規発行数は延べ約71万6300件に拡大している。県内では1796施設が協力し、利用証は延べ4万1783人に発行している。

 制度は2006年7月、全国に先駆けて佐賀県が導入した。自治体が歩行が困難な障害者や高齢者、妊産婦、けがや病気の人に利用証を交付し、提携している協力施設が専用の駐車スペースを確保する。県は全国に取り組みを呼び掛け、昨年10月には全国協議会の初会合が開かれた。制度開始以降、09年に長崎、熊本両県で相互利用が可能になり、12年以降は毎年拡大。西日本は沖縄県を除いてカバーしている。

 今年7月には制度開始から10年になる。利用者の利便性は高まる一方で、狭い都市部での専用スペースの確保や、健常者が不正に駐車するなどの課題も出ている。県福祉課は「全国共通の悩みでもあり、制度が広がることで協力施設を増やし、理解を広げたい」としている。

パーキングパーミット制度で歩行が困難な人たちのために確保した専用駐車スペース

2016年05月12日  佐賀新聞


障害の悩みを共有、室工大教育研究会が初会合

2016年05月13日 10時58分02秒 | 障害者の自立

 発達障害などで悩む市民と課題を共有する、室蘭工業大学シェアリング教育研究会(世話人・今野博信同大非常勤講師)の初会合が11日、同大で開かれた。参加者は発達障害や知的障害がある子どもとの関わり方や自身の体験などを語り合い、悩み、苦しみの緩和に向けた方策を探った。 

 午前と午後の2回開催。午前は同大の教員や障害がある子どもの保護者ら8人が参加した。

 今野世話人はあいさつで「発達障害や不登校などで困っている人たちの声に耳を傾ける研究会が今までなかった。当事者から意見を聞く場もつくりたい」と設立理由を説明。続いて、参加者同士の意見交換を行った。

 子どもが小学校の特別支援学級に通っている参加者は「学校との関わり方で困っている」と打ち明けた。今野世話人は「担当教員に子どもの学校生活の在り方を相談できますか」と質問。これに「相談する機会はほとんどない。話ができたときには、『早く養護学校に転校した方が良い』と考えている印象を受けた」と答え、親と教員との溝の深さを指摘した。

 知的障害がある娘を持つ参加者は「子どもが中学生のときに、家庭訪問で教員から『勉強ができない子どもの気持ちは分からない』と言われて傷付いた」という体験を吐露。障害に無理解な社会の現状を憂えた。

 今野世話人は「研究会のメンバーが社会生活を送る上で当事者が抱える違和感を聞き取り、アドバイスできる力を身に付けていきたい」と研究会の方向性を示した。今後は市子ども発達支援センター(あいくる)や室蘭心理療法研究会、発達障害者でつくる団体「ユルスコトカラ」などとの連携を進めていく。

写真=参加者が発達障害がある子どもとの関わり方などを語り合ったシェアリング教育研究会

2016年5月12日   室蘭民報



ALS患者、厚労委に出席できず 「差別することなく意見を聞いて」

2016年05月13日 10時51分48秒 | 障害者の自立

5月10日の衆院厚生労働委員会で、当初予定されていた難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者の出席が実現しなかった。委員会側から「コミュニケーションに時間がかかる」などとして断られていた。11日、NHKなどが報じた。

10日の質疑には、一般社団法人「日本ALS協会」の金沢公明・常務理事が代わりに出席。「福祉に最も理解ある厚労委員会で、障害があることで排除されたことは深刻な国のありさまを示している」などとする男性のメッセージを代読した

当初、委員会に出席する予定だったALS患者の岡部宏生さんは、テレ朝newsに対し、当事者なのに「差別をすることなく、広く意見を聞いてほしい」などと以下のようにコメントした。

岡部さんは「参考人として障害者総合支援法のことは、自分は当事者としてピッタリなのに拒絶されて大変ショックなことなので、どうしても対応を変えてもらいたい。差別をすることなく、広く意見を聞いてほしい」と話した。

【報ステ】ALS患者が参考人出席できずより 2016/05/11 23:30)
 
出席が実現しなかった理由について、自民党側は「他の法案の審議との関係で、出席を提案した民進党が(呼ばないことに)方針を変えた」と説明した。民進党側は「参考人として呼ぶと、やりとりに時間がかかるとの指摘が自民党からあり、他の法案と取引する話ではないので別の人に来てもらうことにした」としている。朝日新聞デジタルが報じた。

11日、障害者総合支援法などの改正案は委員会で可決された。この法案は会話ができない難病患者がコミュニケーションを図りやすくするための施策などが盛り込まれている。

 2016年05月12日  ハフィントンポスト


視障者補助グッズ展示

2016年05月13日 10時45分40秒 | 障害者の自立
 日常生活の「見えにくさ」を補助する器具の展示会が5月25日(水)、平塚盲学校2階会議室で開かれる。午後2時から4時まで。

 視覚障害者やその家族へ、補助器具を周知することが目的。時刻を音声で知らせる時計などの生活便利グッズや遮光眼鏡、携帯型の拡大読書器などを展示する。

 事前申し込みは不要。問い合わせは、同校(追分10の1)【電話】0463・31・1341廣瀬さんへ。

弱視レンズ・拡大読書器等視覚障害者支援器具の展示会

2016年05月25日〜

14:00開始 〜 16:00終了

神奈川県平塚市追分10-1 神奈川県立平塚盲学校 2階会議室

費用:無料

問い合わせ先:広瀬・リーサー

TEL:0463-31-1341

5月25日  タウンニュース