地域の支援者の輪を作る会「名瀬塾」(瀬崎忠雄塾長)が4月22日、ほほえみの郷東戸塚(名瀬町)で開催された。
高齢者や障害者、地域の支援者の学び場として立ち上げられた。初回の講師はNPO法人「障害者地域活動ホームあさひ」の中里誠理事長が務め、「障がい者が助けてほしいこと」をテーマに講演。中里さんは障害者の就労や結婚などについて、実体験をもとに語った。「本人たちの思いを受け止めることが大切。どんなに重い障害があっても、自分の思った通りの人生を送るべき」と本人の意思を尊重することを強く訴えた。
瀬崎塾長は「参加者からの関心も高かった。改めて、こういった場の必要性を感じた」と話した。
2016年5月12日 タウンニュース