ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

気になるお店―Cafe MOMO 日替わりランチ500円ワンコイン

2016年05月13日 09時58分02秒 | 障害者の自立
 天満屋岡山店前から表町商店街を南へ向かい、あくら通りを過ぎてしばらくすると、「Cafe MOMO(カフェ モモ)」(岡山市北区表町)に到着。ボリューム満点の日替わりランチが500円のワンコインで食べられる。

 訪ねた日はチキンのグリルと、カップに入れたオニオンスープ、サラダをワンプレートに載せており、ライスのお代わりは自由。新鮮な食材を使い、洋食を中心に、多くの人が親しめる料理を提供している。

 社会福祉法人・あすなろ福祉会(中区浜)が運営し、社会復帰を目指す精神障害者が働く施設でもある。もともとは北区内山下にあったが、現在地に移転し、2015年3月に開店した。

 調理を担当する男性スタッフは「来ていただいたお客さんに、おいしいものを食べてもらいたい一心」と説明する。常連客が多いのも自慢だ。

 ケーキとドリンクのセット(500円)も人気がある。障害者が手作りしているマフィンやクッキーといった焼き菓子(100~200円程度)も販売している。

 営業は午前11時半~午後3時半。土、日曜と祝日は休み。086―201―1718。
 
人気の500円の日替わりランチ(手前)。かごに入っているのは障害者手作りの焼き菓子
 
 (2016年05月11日  山陽新聞 

災害に備え個人情報カード 福島さん提案

2016年05月13日 09時51分02秒 | 障害者の自立

熊本地震の発生から約1カ月。依然として多くの被災者が困難な避難生活を強いられる中、助け合いや平常時からの取り組みの重要性があらためて見直されている。紀の川市西三谷の福島信博さん(59)は、障害のある人が災害時に理解と協力を得やすいよう、自分の状態を知ってもらう工夫があるとよいのではないかと、オリジナルの個人情報カードを作成している。

交通事故とその後遺症により、視力など身体に重度の障害がある福島さんが作成したカードは、表に身体障害者番号や名前、顔写真を載せ、裏には糖尿病を患っていることが書かれている。カードを首からかけていると、食品を買うときのレジなどで店員が即座に親切に対応してくれ、周囲の客も理解してくれるという。カードは不要なときは胸のポケットに収められるサイズにしている。

福島さんは26歳の時、深夜に車を運転中、対向車線から突然センターラインをオーバーしてきた車と正面衝突。飲酒運転だった相手ドライバーは死亡、福島さんは16日もの間、意識不明に陥った。当時の診断は「脳挫傷硬膜下血腫両眼硝子体出血」だった。

意識が戻り、話ができるまでに回復したときには「体のどこかが不自由でも構わない。これまでの記憶と事故前に身に付けたノウハウを生かして、これからどのように生きていくか考えなければならない」と強く思ったという。

個人情報カードの作成を思いついたきっかけは、21年前の阪神淡路大震災の報道の中で「トリアージ」が紹介されていたこと。トリアージは、大事故や災害などで同時に多数の傷病者が出たときに、手当ての緊急度に従って優先順位をつける作業。医師や看護師が一人ひとりに聞き取りを行って緊急度を見極めている様子を見た福島さんは、障害者が自分の状況を表現できる準備をしておけば、作業がスムーズではないかと感じた。

カードに記した基本的な情報に加え、同じ病気でも患者により薬や服用の量などが異なることを考え、災害や緊急時に支援する人が対処法をスムーズに理解できるよう、自分のスマートフォンには服用薬とかかりつけ医を入力している。

近い将来、和歌山が経験するであろう大地震や津波への備えの一つとして、障害のある人、体調の優れない人、地域にとけ込めていない人などのための準備が必要と感じている福島さん。こうした人たちが過ごしやすい避難所の環境づくりについても意見交換ができるよう、ホームページの作成を計画している。

福島さんの趣味は古墳時代の郷土史の研究。フィールドワークなどに出掛け、その成果や自分の考えを本紙に投稿したこともある。

障害を抱えていても、日々の生活の質を高めるため、もしもの災害時のために準備できることが確実にある。一人ひとりにできることを福島さんは呼び掛けている。

個人情報カードと服用薬などを記録したスマホを手にする福島さん

個人情報カードと服用薬などを記録したスマホを手にする福島さん

16年05月11日  わかやま新報オンラインニュース


子育てや介護環境整備 政府が「骨太方針」骨子案

2016年05月13日 09時47分56秒 | 障害者の自立

 政府は11日、経済財政諮問会議を開き、本年度の経済財政運営の指針「骨太方針」の骨子案を示した。子育て支援や介護の環境整備、障害者等の活躍支援といった社会保障分野の充実を強調する項目が並んだ。財源は景気回復による税収増を「アベノミクスの成果」と位置付けて活用する方針だ。

 安倍晋三首相は「経済再生に向けた取り組みと合わせ、聖域なき歳出改革を行わなければならない」と述べ、関係閣僚に骨太方針策定に向けた作業を加速させるよう指示した。政府は今後、骨太方針の素案をまとめ、今月末に閣議決定する。

 骨子案には、低迷する個人消費の拡大も盛り込んだ。賃上げの継続や可処分所得の引き上げ、額面を上回る買い物ができるプレミアム付き商品券の発行などで消費のてこ入れを図る。

 子育て支援などの新たな政策は、政府が近くまとめる「1億総活躍プラン」の内容を反映させる。経済的な理由で進学を諦める若者を減らすため無利子型の奨学金制度の拡充や、保育士と介護職員の賃上げも素案に盛り込む方針だ。

 民間議員は、歳出削減の必要性を強調。コンパクトな町づくり、国の交付金の配分見直しを求めた。

05/12   北海道新聞


介護用ロボHALを授業で初活用

2016年05月13日 09時40分52秒 | 障害者の自立

旭川荘厚生専門学院生が効果体験

 筑波大発ベンチャーが開発した介護用ロボットスーツが旭川荘厚生専門学院吉井川キャンパス(岡山市東区西大寺浜)に導入され、11日の授業で初めて登場した。ロボットスーツが将来、福祉施設で普及すると想定し、実践的に活用できる人材の育成を目指す。

 ロボットスーツは、サイバーダイン社(茨城県つくば市)社長で筑波大大学院の山海嘉之教授(岡山市出身)が開発した「HAL(ハル)介護支援用」。介護者が腰に装着すると、ベッドから車いすへの移動など体の不自由な高齢者や障害者を支える動作をサポートし、腰の負担が軽減されるという。

 授業は介護福祉学科の1、2年生56人が出席。HALが脳から筋肉に送られる「生体電位信号」を読み取って作動する仕組みを学んだ後、装着した生徒が22キロの重りを持ち上げたり、要介護者役の生徒をベッドからストレッチャーへ移したりして効果を体験した。

 実際に活用した2年の女子生徒(19)は「人を持ち上げる動きがすごく楽。しっかり使い方を学び、実践に生かしたい」と話した。

 旭川荘厚生専門学院がサイバーダイン社と5年間のレンタル契約を結んで導入した。年間約40回の授業で活用するほか、社会福祉法人旭川荘の障害者支援施設「竜ノ口寮」(同市北区祇園)の介護現場でも活用する予定。
 
 
授業でロボットスーツ「HAL介護支援用」の効果を体験する生徒

「リオへの出場権取りたい」パラカヌー日本代表監督・千歳の鳥畑さん

2016年05月13日 09時33分09秒 | 障害者の自立

 千歳市蘭越で「バイエルンの風カヌー学校」を運営する鳥畑博嗣さん(59)が、肢体不自由者のカヌー競技「パラカヌー」の日本代表監督として、17日からドイツのデュイスブルグで行われる世界選手権に臨む。今夏開催されるパラリンピックリオ大会の出場権が懸かった大一番。鳥畑さんは「何としても出場権を取ってきたい」と力を込める。

 パラカヌーはリオ大会からパラリンピックの正式種目となり、世界的に競技普及が進んでいるが、他の障害者の競技と比べて競技人口はまだ少ない。

 鳥畑さんはドイツで5年間、カヌーの指導を学び、コーチの資格を取得。1988年に帰国し、千歳でカヌー学校を開いた。これまでカヌーの世界選手権やワールドカップで日本代表監督を務めた経験があり、現在は日本カヌー連盟のパラカヌー強化委員長、日本障害者カヌー協会の強化責任者としてパラカヌーの競技普及と選手育成に携わっている。

 今回の世界選手権は男子選手1人、女子選手2人が出場する。男子選手はリオ大会には採用されていない「ヴァー」という種目に出場。実質的にパラリンピック出場を狙うのは「カヤック」の種目に出場する女子選手2人となる。

 「2人とも十分にチャンスがある。2020年の東京大会でメダルを狙うためにも、リオ大会に出られるかどうかは今後の強化に非常に大きく影響する」と語る鳥畑さん。日本ではまだ知名度、注目度が低い障害者競技の選手たちが、自身の競技人生を切り開くためには「日本中の注目が集まるパラリンピック東京大会が最大のチャンス」と捉えている。

 「これから競技を始めても20年には間に合う。できれば千歳や苫小牧の小中学生でやってみたいという人が出てきてくれれば」と、地元での普及にも熱意を燃やす。

 7月には千歳で日本障害者カヌー協会の主催による選手発掘のトライアウトも行うという。

パラカヌー日本代表監督としてパラ五輪リオ大会を目指す鳥畑さん

2016年 5/11   苫小牧民報