ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者支援施設「青葉園」がリニューアル

2016年05月17日 02時25分06秒 | 障害者の自立

佐賀コロニー移譲先に

 今年3月に新装開設された鳥栖市弥生が丘の障害者支援施設「青葉園」(横尾英彦理事長)の落成式と施設見学会が14日、関係者約120人が参加して現地であった。

 青葉園は1991年に知的障害者授産施設(入所50人、通所20人)として開園。2年前、佐賀市大和町の県立佐賀コロニーの民間移譲先に選ばれてコロニーの利用者98人を受け入れることになり、定員を175人(入所140人、通所35人)へ大幅に増やすため園舎を建て替えていた。

 式では、横尾理事長が「これからも利用者、家族、職員が一つの大きな家族のようになって運営し、安心して豊かに暮らせるように一層努力していきたい」とあいさつ。利用者を代表して小柳律子さん(58)が「3月に入園したが、コロニーを離れるときは少し悲しかった。でも今は友達もできて楽しく暮らしていきたい」と抱負を述べた。

 新園舎は敷地面積7000平方メートルに鉄筋コンクリート造り3階建て(延べ床面積約6300平方メートル)を建設。クリーニングなどの作業部屋も備え、総事業費は15億6000万円。

新装開設された障害者支援施設「青葉園」

2016年05月16日   佐賀新聞


被災した障害者支援 文京で19日、コンサート

2016年05月17日 02時22分01秒 | 障害者の自立

 自然災害で被災した障害者を支援しているNPO法人ゆめ風基金は19日、コンサート「いのちを祈る音楽」を文京区春日の文京シビックホールで開く。収益を被災地の救援金に充て、会場で熊本、大分地震被災地への募金も行う。

 基金は阪神大震災をきっかけに1995年、タレント永六輔さんや歌手小室等さん、障害者、支援者が呼び掛けて発足。これまで国内外43の被災地に3億2000万円の救援金を届けるなどしてきた。

 コンサートは活動を広く知ってもらおうと開かれ、今回が11回目。ゲストにサックス奏者坂田明さんを迎え、小室さんや、こむろゆいさんが演奏とトークを行う。熊本地震での支援活動も報告される。

 開演午後6時半。参加費2000円(介助者は1人まで無料)。定員370人。申し込みは、インターネットで「カタログハウスの学校」を検索。または住所、氏名、電話番号、参加人数とともに「ゆめ風であいましょう参加希望」と書き、ファクス=03(5365)2298=か、〒151 8674 カタログハウス「カタログハウスの学校・事務局」係あてにハガキで。問い合わせは事務局=フリーダイヤル(0120)545450=へ。

2016年5月16日   東京新聞


障害者への思いやりがない韓国社会の素顔

2016年05月17日 02時11分34秒 | 障害者の自立

韓国ネット「障害者に対してだけではない」「お年寄りはひどいが若者は大丈夫」

2016年5月10日、韓国・ソウル新聞によると、韓国社会の障害者に対する思いやりの無さが浮き彫りになる騒動があった。 

先月29日、視覚障害者であるユン・ソヒャンさん(25)は、フェイスブックに盲導犬・ルーシーと地下鉄に乗った際の出来事を掲載した。車内でユンさんがルーシーをなでていると、1人の高齢者が「犬アレルギーがあるから犬をいじるな」と声を荒らげたという。隣にいたユンさんの母親が「盲導犬と主人は指定された車両にいなければならない」と丁重に説明したが、返って来たのは「非常識」「間違いを指摘したのだから素直に聞くべき」といった反論だったそうだ。 

実際に韓国社会では、盲導犬が主人と共に公共交通機関や飲食店に入るのを妨害したり、嫌がったりすることも少なくない。ソウル新聞は、「ルーシーのように視覚障害者を守る盲導犬に対する認識は、いつになったら改善するのか」と訴えかけている。なお、ルーシーはユンさんと共に大学に通い、2年前に韓国初の大学卒業証書を授与された盲導犬として知られている。 

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。 

「犬アレルギーがあるなら、隣の車両に移ればいいのに」 
「犬の方がよっぽどお利口さん」 

「盲導犬をペットだと勘違いする無知な人が多いという証拠」 
「犬は苦手だけど、盲導犬は補助者として認めるべきだと思う」 

「最近、無礼なお年寄りが多い」 
「昔は貧しい時代だったから学ぶ余裕がなかったのだろう。自分たちは年取ってもあんな非常識な行動はとらないようにしよう」 

「会社帰りに地下鉄内に視覚障害者と盲導犬がいたけど、周りの人はドア近くに移動して邪魔にならないようにしてたし、盲導犬を触ったり写メを撮ったりする人もいなかった。若者はまだ大丈夫」 

「障害者への思いやりだけ(が足りない)?全般的に思いやりが足りない社会」 
「韓国はまだまだ。政府は障害者の人たちに福祉充実や差別のない社会を作るべき。みんな同じ国民であり韓国社会の構成員なのだから」

10日、韓国・ソウル新聞によると、韓国社会の障害者に対する思いやりの無さが浮き彫りになる騒動があった。これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。盲導犬の資料写真。

2016年5月16日   Record China


佐渡疾走 視覚障害者も…ロングライド

2016年05月17日 02時05分24秒 | 障害者の自立

 自転車で佐渡島を疾走する国内最大級の自転車イベント「佐渡ロングライド210」(佐渡市など主催)が15日、同島で開かれた。11回目となる今回は初めて、視覚障害者が2人乗りのタンデム自転車で参加し海岸沿いを走った。

 大会は島を1周する210キロのほか、130、100、40キロの計4コースに、7歳~77歳の計約3800人がエントリー。パラリンピックの公式種目でもあるタンデム自転車は2014年4月に県内で公道走行が認められ、この大会でも15年から40キロコースで参加可能となった。参加者は昨年は6組、今年は4組だった。

 20歳代は自転車が趣味で、佐渡島にも来たことがある長岡視覚障害者福祉協会の藤田芳雄会長(68)は、視力を失ってから自転車に乗ることをあきらめていた。しかし、タンデム自転車が県内で解禁されたことを受け、「風を切って走る感覚をもう一度感じられるかもしれない」と出場を決めた。

 朝7時前に島西部の佐和田地区を出発した藤田さんは、会社員時代の同僚が運転手を務めるタンデム自転車の後部座席で海岸沿いをさっそうと走り抜けた。沿道では島の住民が「いってらっしゃい」と応援していた。藤田さんは「佐渡の潮風を40年ぶりに感じて、安心して走ることができた。視覚障害者は家にこもりがちだが、タンデム自転車を通してスポーツに参加する機会が増えてほしい」と話していた。

佐渡ロングライドの40キロのコースを疾走する藤田さん(手前後部席、佐渡市で)

佐渡ロングライドの40キロのコースを疾走する藤田さん(手前後部席、佐渡市で)

2016年05月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

図書館流通センターやボイジャーなど4社

2016年05月17日 01時55分32秒 | 障害者の自立

大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社図書館流通センター(TRC)、日本ユニシス株式会社、株式会社ボイジャーは16日、視覚障がい者向け電子図書館システムの開発を発表した。

 今回発表された電子図書館システムは、DNP、TRC、日本ユニシスがボイジャーの協力の下、4月1日現在で全国36の図書館に提供している「電子図書館サービス TRC-DL」に、音声読み上げとキーボード操作で書籍を検索・閲覧できる機能を追加したもの。

 4社では2014年より、立命館大学の視覚障がい者向けに電子書籍の普及を目指す研究プロジェクト「電子書籍普及に伴う読書アクセシビリティの総合的研究(Integrated Research of accessible ebooks: Interfaces & Services:IRIS)」に参画。その活動の1つとして、兵庫県の社会福祉法人三田市社会福祉協議会と「公共図書館で働く視覚障害職員の会」の協力を得て、図書館で視覚障がい者が独力で書籍を検索して貸し出しを受け、音声読み上げで読書を楽しむために必要な要件や課題を抽出し、追加機能を開発したという。

 電子図書館サービス TRC-DLは、音声読み上げ可能な電子書籍6000タイトル、オーディオブックが1500タイトルを収録する国内最大規模のクラウド型サービス。ウェブアクセシビリティ規格「JIS-X8341」ガイドラインに配慮しているが、健常者向けの画面構成で、視覚障がい者の多くが利用するPCやスマートフォンの画面読み上げソフトに適合しないことが主な課題となっていた。

 このため、TRC-DLに電子図書館サイトに画面読み上げソフト「スクリーンリーダー」に対応した検索用画面を追加し、読書用ビューアーには、タイトルや著者名の表示/読み上げ機能、自動音声での読み上げによる再生や停止、ページ送り/戻しの機能とこれらへのショートカットキー設定機能を追加したという。

 DNPでは電子図書館システム全体の企画と運営、TRCでは電子書籍の書誌データベース「TRC MARC」の制作やコンテンツの企画、システム販売を、日本ユニシスはシステム開発と保守を、ボイジャーはビューアーの企画と開発を行っている。

 2016年4月に施行された「障害者差別解消法」では、全国の公共・大学図書館で情報へのアクセスのしやすさを確保することが求められていることから、4社では、今回開発された電子図書館システムにより、視覚障がい者が読書を自立的に楽しむことができる環境を提供するとしている。

 この電子図書館開発システムは、2016年4月から三田市立図書館で検証実験が行われ、夏にサービスを開始する予定。今後は、利用者や図書館からの要望に基づいて機能の拡充を進め、3年間で200図書館以上への導入と、30億円の売上を目指す。

 2016/5/16   電子図書館サービス TRC-DL