西洋人は忠臣蔵がお好き？

この時期、忠臣蔵のシーズンでもあります

この忠臣蔵、タイトルみたいに西洋人に意外と好まれるようです

例えばベジャールのバレエの『カブキ』

バレエと歌舞伎なんてどう考えてもミスマッチなのだが、それでもどうしてもバレエ化したくなるほど魅力的なのでしょう

登場人物の心情・信念が魅力と言っても、所詮は私闘・復讐の殺伐なバイオレントのお話です

インテリさんなら、こんなもの恥ずかしくて西洋人に見せたくない、とすら思うかもしれません

西洋でも私闘・復讐物の芝居はありますが、復讐ストーリーの映画みたいに品のいい作品はあまりない

強いて理屈をつければ、武士道には任侠道と同じ、こうした「暗い血」が流れているのを西洋人が鋭く見てとって魅力を感じたとなるか

ご意見・お問い合わせは→　golijaf○mail.goo.ne.jp
○をアットマークにしてどうぞ