多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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ケタが違う独裁者誕生?…習近平

2018-02-27 | Weblog
中共、憲法を改正し国家主席の任期を廃止しました。
習近平が終身国家主席でいられるようにしたわけです。

安倍くらいで独裁者だと左翼がワメく日本からすれば、ケタが違う本物の独裁者誕生です。
中共と根は同じ日本の社会主義政党の首領の志位や枝野や蓮舫などからすれば、自分らもこうなりたくうらやましい限りでしょう。

そしておそらく習近平、この先も中共の最大権力者であり続ける可能性大です。

しかし問題はその後。
これで終身独裁は確立かもしれませんが、かつての清朝までのような専制世襲支配体制が復活したわけではありません。

習近平が準拠しているであろうあの毛沢東すら一代限りでした。
話を広げれば清朝崩壊後、袁世凱・蒋介石から中共までの間、世襲支配につなげるのに成功した支配者はいません。

変な感心の仕方ですがその点北朝鮮の方が早々と社会主義世襲支配体制を確立しました。
整理すれば清朝後の中国大陸には共産党独裁は出現しても世襲支配は復活しなかった。

ところで習近平が死ぬまで権力を握り続けるとすれば、その晩年にあたるのがちょうど中華人民共和国建国100周年の節目。

あえて予想するなら共産党独裁に名を借りた個人独裁は習近平以降も続く気がしますが、この重大な節目を赤い皇帝は果たしてどう乗り切るか?

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