多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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背後に組織がないからかえって潜伏成功?…昭和の左翼連続爆破テロ容疑者

2024-01-30 | 政治つぶやき 令和6(2024)
昭和の左翼による連続爆破テロの容疑者が半世紀ぶりに見つかりました。

これで案の定出てきたのが、「これだけの長期間潜伏できたのは背後に強力な支援組織があったから」という推測です。
安倍暗殺テロでも「暗殺に成功したのは単独でなく背後に強力な支援組織があったから」と、似たような推測がありました。

いずれも真相を知る由はありませんが、こうした推測には共通の心理がある。
それは「自分には到底できそうにない大それたことをやったからには、背後で組織が助けていたに違いない」との思い込みです。

しかしヘタに組織でやるより、完全に単独で行動する方がテロや潜伏に成功しやすいこともある。
組織で行動すれば足跡が残りやすいし、関与者が仲間割れしないとも限らないから犯行が露見しやすい面もあります。

特に捜査関係者が「あんなヤツにできるわけがない」と悔しさ半分で複数犯と思い込めば真相を見失う危険があるかも?

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