不運の連続でなく必然の連鎖だった…ミッドウェー海戦

今日６月４日は昭和17年(西暦1942年)のこの日、ミッドウェー海戦があった日です。
ただし時差や戦闘の開始をいつとするかで差があり、本格戦闘開始は日本時間では5日になります。

ミッドウェー海戦と言えば日本側に不運が重なったとされることが多いが、不運の連続より必然の連鎖を直視すべきでは？

この年の４月18日にはドーリットル本土空襲があり、５月８日には珊瑚海海戦、そしてそれから１か月経たないうちにミッドウェー海戦。
ドーリットル空襲から数えても２か月経っていません。
ドーリットル空襲とミッドウェー作戦は直接関係ないが、本土空襲にはまったく無防備なのをドーリットル空襲で見せつけられたプレッシャーの下でミッドウェーに向かった。
そして引き分けなどと言われる珊瑚海海戦ですが、日本側には相当の被害がありそれが未回復な状態でミッドウェーにのぞむことに。

こうして余裕のないままミッドウェー海戦に突入し結果は敗北。
仮に負けても余裕があれば第二次・第三次のミッドウェー作戦を敢行して本土空襲の脅威を退けられたでしょうけれども、それも不可能に。

大東亜戦争の日米戦はミッドウェーで一気に形勢逆転したのでなく、ドーリットル空襲から既に傾いていて、しかもそれに歯止めがかからなくなったととれるがサテどうか？