ポートフォリオに入れる資産は、債券と日本株式とします。
ファンドは、次の二つを選択するkとにします。
◆債 券 は⇒野村国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合
リターン:1.24%、リスク:1.74%、手数料:0.618%
◆日本株式は⇒トピックス・インデックス・オープン(確定拠出年金向け)
リターン:6.88%、リスク:19.62%、手数料0.5985%
利回りを3%(手数料は考慮しない)とする場合、どのような配分となる
でしょうか?
債券ファンド=Aは、70%
日本株式ファンド=Bは、30% となります。
念のため、検算してみます。
1.24×0.7+6.88×0.3=2.932・・・約3%
次にリスクはどうなるでしょうか?
ファンドは二つなので、次の式にあてはめます。
・資産A、B、
・ウエイト(=資産割合):WA、WB
・リスク:σA、σB、
・相関係数:ρAB
(σABC)^2=WA^2*σA^2+WB^2*σB^2
+2*WA*σA*WB*σB*ρAB
リスクの計算には、相関係数が必要です。
ファンドAとファンドBの相関係数は、-0.53でした。
σ^2=28.53 なので、σ=リスク=5.34となります。
手数料(信託報酬)は、0.168%×0.7+0.5985×0.3=0.29715%
企業型DCの想定利回りは2%~3%なので、その範囲に収まる
ポートフォリオとなります。
但し、あくまでも計算の一例ですので、お勧めしているわけでは
ありません。