先週のブログで、
厚生労働省が10月14日開いた社会保障審議会・企業年金部会
(厚労相の諮問機関)に、確定拠出年金・個人型に専業主婦や
と公務員、企業年金がある企業に勤める従業員も加入できるように
するという改革案が提出されました。
年末までに具体案をまとめ、年明けの通常国会に関連法案を提出、
早ければ2016年度にも施行される予定です。
と書きました。
この通りいくのかと危ぶむ声もあるのですが。。。
確定拠出年金・個人型の加入者は8月末現在で、
(1)第1号加入者 59,466人
(2)第2号加入者 136,102人
(3)合 計 195,568人(資格喪失者を除く)
(4)事業所登録 121,148事業所
となっています。
少ないんですね。
今現在、確定拠出年金・個人型に加入できるのは、自営業者等(1,864万人)
と厚生年金保険の加入者(3,472万人)のうち企業年金制度がない企業に、
勤務する者や企業年金の対象外の者となっています。
これを、公務員や専業主婦、企業年金の対象者まで広げると、6,376万人が
加入対象となり、今の倍以上にはなる計算です。