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投資信託を具体的に見てみましょう。

2016-04-19 10:33:01 | 確定拠出年金・個人型

個人型DCでの掛金・積立金の運用では、預貯金以外の有力な選択肢は
投資信託です。

掛金・積立金を増やすために、専門家を利用するということです。

先週も書きましたが、投資信託には、
・投資家から資金を集めて運用する。⇒スケールメリットがある。
・いろいろな商品に分散投資する。⇒リスクが軽減される。
・ファンドマネージャーが運用する。⇒専門家=プロが運用する。
という特徴があります。

どんな投資信託があるのか、具体的に見てみたいと思います。

SBI証券の個人型DCの投資信託は、26本あります。

見やすく、分かりやすい簡単な説明文が付いています。

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_other&cat1=other&cat2=personalpension&dir=personalpension&file=derivative_pen_list.html

この26本の中から選ぶんは大変!?

選ぶ時のポイントは?
⇒この問題は、次週以降に。

その前に、ちょっと苦言を。。。

今国会に確定拠出年金の改正法案が上程されています。
「個人型DCに誰でもはいれるように」ということで期待されている
法案です。

その法案には、企業型DCに関する改正事項も盛り込まれていて、
その一つが運用商品の抑制です。

10本程度にするという内容で、投資教育の軽減が目的のようです。
投資教育で、運用商品の説明には一つ2分かかるそうで、20本
の運用商品があると、それだけで40分。
10本にしたら、20分短縮され、その時間をほかの説明に回せる
ということだそうです。

確かにそうかもしれませんが、本末転倒していると思います。

浮いた20分は、運用についての他の説明に回ったりしませんよ!
単に、投資教育の時間を短くするだけだと思います。

運用商品をいくつにするかは、金融機関に任せたらいいのでは。

その上で、どの金融機関を選ぶかは、事業主の判断ですから。

運用商品は、少なくていいという考えもあれば、多様性があったほうが
いいということもあるのですから。