人生終末期の心構えが書いてあり、とても参考になりました。
・1年365日あるので、毎日一つずつ処分していくと身辺がすっきりする。
・心をかけてあげたこと、心をかけてもらったことが多いほど幸せな人生である。
・平凡でも、個を大切に最後まで生きることが大切。
・生物と同じで、新しい命のために滅びていくこと。
・精一杯生きる日がもう一日与えられていることは、なんと幸せなことだろう。
病んでいる人は病んでいるままに、悲しんでいる人は悲しんでいるままに、今日を精一杯生きるだけ。
・尊厳生ができたとき、尊厳死も可能になる。
・食べなくなった時が命の尽き時
著者は、アフリカに出かけたり、毎日畑をし、料理をしたり、本を執筆している。さすがです。