サンフォルテで、リランバクレーさんの映画「ザ・思いやり」がありました。
彼は、ある時アフガニスタンの青少年が2人、アメリカ兵によって銃を撃たれたシーンを見てショックを受け、3日間寝れず、どうしてこのような国になったのか調べはじめこの映画を作った。彼はいつかこの殺された息子の母親に謝りに行きたいそうです。
日本はアメリカ軍のために、8911億円もの予算を出している。米軍44000人のための土地代、学校、ゴルフ場、格納庫、マクドナルド、原子力空母のためのふ頭、駅まで作られている。福島の被災地の仮設住宅とは比べようのないほど豪華である。
彼は、カリフォルニアへ行き、いろんな国の人にアンケートを取る。フランス人は「むだです。フォアグラを食べたほうが良い」インド人「なぜ、日本は米軍にいてほしいの?、他にそのようなクニはあるの?国際関係の向上に使えばよい、ホームレスのために使えばよい」と答え、みんな信じられない顔である。
基地問題は、アメリカの国内問題である。軍需産業がもうけるために、世界中に基地を作っている。人類の人権を破壊する基地はいらない。フィリピンもパナマも拒否し、今高江でのみ、ジャングルの訓練がおこなわれている。
楽しくユーモアあふれる表現力で、大切なことを教えてくれる映画と講演でした。
この映画は一人500円で上映できるそうです。是非多くの人が見て考える場が広がればよいです。