大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

ハ-バ-ドMBA留学記

2006-12-30 08:40:47 | Weblog
 著者は東大を卒業し、司法試験にも合格し、ハ-バ-ドMBAに留学し、上位0・5%に選ばれたという輝かしいキャリアを歩む若者である。その体験記をブログで紹介したところ大変な人気を呼び、発刊されたという経過がある。
 2000万円という高い代償を払いながらも、かけがえのない多くのものを得たと言う。リッチな教材、一流の教授陣、80カ国から集まった精鋭たちとの出会い、大量の情報へのアクセス、日々行われる実際の企業や投資の分析や討論によるすばらしい授業、志の高さなど。
 年収1000億円稼ぐヘッジファンドとの出会い。世界中から情報を集め、分析し、投資ししているヘッジファンドの内状がよくわかった。彼らは、多大な利益の一部をNPOなどに多く貢献している。プロ中がしのぎをけずっている投資の世界と比べれば、個人投資家は、竹やりで戦っているものだと著者は言う。また、改めて多くの日本のよさ(給食、医療等)にも気づく貴重な機会になったようである。
資本主義の仕官学校といわれるMBAの現場が体験できる興味深い本である。 
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日記ブログで夢をかなえる

2006-12-28 13:20:02 | Weblog
 超人気「女性企業塾」主催、人気社長ブログ「人生を味わい尽くす」を書く経沢香保子の本である。6年間書き続けたブログを通して得たこと、ブログのすばらしさが描かれている。
 会いたい人に会える、さりげなく想いを伝えることができる、スピ-ディ-に関係が深まる、ブログで社内マネジメントできる、社内ブログで部下の悩みを吸い上げる、人脈が広がる、会社の業績が広がった、常に高いモチベ-ションが保てる、何よりも精神的に安定して穏やかな日々を過ごせるなど。
 毎日15分書くだけで、人生がすばらしくなる。自分の人生の魅力が加速度的に上がっていく。ブログの楽しい活用方法、有効的な使用方法が体験的に綴られてとても参考になる。
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アマゾンのロングテ-ルは、二度笑う

2006-12-28 10:23:19 | Weblog
「50年勝ち残る会社」を作るには、戦略が必要であると著者は言う。第1の基本の戦略は、自分のいる場所、つまり市場を分析し、再定義し、それから自分が戦うのに都合のよい市場を選ぶ能力である。第2にロ-マ人がフェニキアと戦かい勝った「集中の力」である。
 実際に、これらの戦略を見事に実践している8つの企業を紹介している。印象に残ったのは、ロングテ-ルを使って躍進を続けているアマゾンの戦略や、インタ-ネットを駆使し、4日で生産し、在庫0を達成している企業である。格差社会の到来に対し、早くも上流顧客層への戦略を成功させているトヨタのレクサスやインドや中国での下流層への販売対策に成功している企業の紹介である。
 台湾から経営者を導入して、社員の教育に成功し、掃除の行き届いた店作りに成功した事例「なぜロ-ソンとファミマは上海のコンビニに勝ったのか」は、大変おもしろかった。
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タ-シャからの贈り物 NHK

2006-12-26 07:41:36 | Weblog
 NHK の「タ-シャからの贈り物・魔法の時間の作り方」には、心癒された。タ-シャのひ孫、孫、息子たちが一同に会し、手作りで行う暖かいクリスマスは、タ-シャの絵本そのもので美しかった。タ-シャの絵本の登場人物をみんなで白いクリ-ムで大きなクッキ-に描きツリ-に飾り、手作りのろうそくを飾り、最後にツリ-のてっぺんに黒いカラスを飾って仕上がりだ。長年、タ-シャが自分の家族に心を込めていつも幸せな魔法の時間と美しい庭と絵本をプレゼントしてきたからできたことだろう。
 91歳のタ-シャは、言う。「自分の思うように生きれて幸せだ。」こんな手作りの心豊かな家族が世界中に増えれば、世界は幸せだ。
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青春とは

2006-12-25 18:40:01 | Weblog
美しい写真と美しい言葉が綴られている。「強い意思、ゆたかな想像力、燃え上がる情熱があれば青春といえる。勇気ある60歳がある 青春のまっただなか。
 年を重ねただけで人は老いない。夢を失った時、初めて老いる。心のアンテナを青空高くそびえ立ち、命のメッセ-ジを受信しつづける限り、人は青春だ。
 感動する心、好奇心、胸をときめかせ、未知の人生に挑戦する喜びがあれば、人は青春だ。」高齢者にとても勇気を与えてくれる本である。
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浅田真央、15歳

2006-12-21 20:02:07 | Weblog
 今一番輝いている浅田真央の秘蔵の写真とエピソ-ドが綴られている。誕生のころから天使のようにかわいい。姉とのツ-ショットは、特に美しい。      「小さいころから、好きなことを好きなだけやって好きなものに囲まれて大きくなった。あの子は、本当に幸せだと思う。」といわれた真央。彼女の家族は、現在には、まれなくらい濃密なやさしい関係で、互いにいたわりながら、喜び合いながら、愉快に生きている家族だ。アメリカンスク-ルの中で彼女の才能は、思いっきり花開き始めた。彼女は、スケ-タ-として必要なすべての才能を持っている。卓越した技術と柔軟性のある豊かな表現力、整った容姿に愛らしい笑顔。そして現在では、落ち着いた判断力まで身に付けるようになってきた。
 16歳になり、一段と身長も伸び大きな演技が期待されているが、ロシアでは、後一歩に終わってしまった。更なる試練も待っているかもしれないが、ぜひ乗り越えて、大輪の花を咲かせてほしい。
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千の風になって

2006-12-19 19:12:51 | Weblog
 とてもやさしい気持ちになれる詩だ。人は死ぬと風になる。大地の中、木々の間を吹き渡る。「だから悲しまないで」とささやく。「命の循環」だ。生者は、死者の中で生きている。そして、だんだん死に近づいている。そして死者になる。千の風になってあの大きな空を吹きわたっています。秋には、光になって、畑に降り注ぎ、冬には、・・・・・・
 懐かしい死者たちに会えたような、死も怖くないようなやさしい気持ちになれるすばらしい本だ。CDもぜひ聞きたい。
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正月フラワ-アレンジメント

2006-12-19 18:47:31 | Weblog
 お正月のフラワ-アレンジメントに挑戦した。柳や黒松を後ろに立て、前に葉牡丹、千両、松ぼっくり、黄色のシンブジウムなどを添えた。金の水引をあしらって完成した。2007年、平和で楽しい年になりますように。
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インテリジェンス 武器なき戦争

2006-12-18 23:58:45 | Weblog
 今話題の手嶋氏と佐藤氏の対談である。北朝鮮の核実験という緊迫した国際関係の中で、ブッシュが東アジアでどのような針路を取ろうとしているかをいち早く見抜くことは、今後の日本の針路にとって、とても大切なことと言える。歴史上の重要な事件の中で、インテリジェンスの育成に成功して国の首脳部が正しい判断を下し成功した例が多く描かれている。特に、テロ防止に成功したイギリスのインテリジェンスのすばらしさを日本は、早急に学ばなければならないと言っている。
 少数精鋭で育成したほうがよい。東京、早稲田、慶応大で育成した方がよいという。
 北朝鮮の核実験の時、イラン人20人が見に来ていたとか、イランや中国に6機
の潜水艦が売られて、それがどこへ渡ったのだろう。?などのスク-プが報告されて、驚かされた。情報戦を生き抜いて国家が正しい判断を下せるようなインテリジェンスと人材の育成が急がれる。
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戦う動物園

2006-12-17 19:12:39 | Weblog
 今、全国から注目されている旭川動物園の秘密と市民の熱意により閉園間際の動物園がみごとによみがえった到津の森公園の物語である。この二つの動物園の再生の原動力になったのは、両動物園の園長であった。
 子供たちの教育にとって動物の命を感じることができる動物園が大切であることを熱心に問いかけ、再生に努力を尽くした二人。いろんな苦難や反対を乗り越えてお客さんが動物に魅せられ、夢中になる、日本一の動物園を作ろうとした過程が描かれておもしろい。特に旭川動物園の奇抜な展示方法や施設の独創性は、すばらしい。北の動物園を一度是非訪れたいものである。
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