年金大崩壊 岩瀬達哉

なぜ、日本の年金が危機に陥ったのか。そしてその要因はどこにあるのかがわかり、憤り大爆発になる本である。一刻も早く舛添大臣には、この本を読んでいただいて、この要因を作った年金閣僚や元厚生大臣、利権に巣食って自腹を肥やし続けた自民党国会議員や不動産屋たちに責任を取らせてもらいたい。
一番の要因は、掛け金を腐食続ける年金資金運用基金にある。サラリーマンや国民が灯をともすようにして納めた年金を、３７８０億円も失ったグリーンピア事業や、高い事務費、施設費、海外視察と称した海外旅行などにあてたからだ。
自民党の宏池会の有力議員たちを中心に事業展開されたグリーンピア事業には、年金官僚が年金掛け金を多く供与していたという。採算があいそうにもない僻地の土地が高く売り飛ばされているという土地ころがしもあったようである。
また、社会保険事業など施設の設置は、官僚ＯＢの天下り先になっていた。ほとんど仕事をしないのに、信じられないような高額な給料と退職金。だから、共済年金より、厚生年金が低く需給されていることになったのだ。国会議員の年金の高さゆえ、国会議員は国民の年金問題になかなかとり組まないという要因にもなっているという。
国民は早くこの真実を知り、監視を強め、よりよい社会保障制度の確立を進めてもらいたいものだ。

ＮＨＫＢＳＨ 赤い翼シルクロードを飛ぶ２

矢野健夫氏がモーターパラグライダーで時空を超え、国境を越えて撮影した映像が
すばらしかった。
最初は、世界一を誇るドナウデルタに生息する生物や、１４０００羽のももいろぺりかんの飛翔するさまはとてもきれいだった。
次は、ワイン発祥の地グルジアのグレミ村のぶどう収集の労働者との交流も心温まった。
次はクリミア半島の美しい海や古都パクチサライの要塞や夕日を浴びる教会がとてもきれいだった。
最後は、ウクライナの２０００万本のひまわり畑は圧巻だった。平和の象徴ひまわりと自給自足の豊かな小さい村の生活。しかし、ひまわりの大地には、第２次大戦中の悲しい歴史が眠っていたのだ。
次回が楽しみである。

大品山

快晴の日、夫と大品山へ登った。立山のゴンドラのリフトの駅の頂上から、大品山目指して歩き始めた。歩道は整備されていたが、うっそうとした木立が続き、展望は今いちだった。
熊が出そうでとても怖かった。しっかり、熊よけの鈴を鳴らして歩いた。向こうを見ると葉陰に小熊が立ち上がったように思えたので仰天。「キャー」と叫んで、せっかく上った２０段を駆け下りた。
「熊じゃありませんよ～」と笑い声が聞こえた。先行した夫婦だった。大笑いした。
ようやく、瀬戸蔵山についた。剣、立山などの展望がきれいだった。トイレもあった。
一服してから、大品山めざして歩き始めた。またまた、眺望は悪い。ようやく１４０４ｍの大品山についた。大品山広場にはブナの林が広がっていた。お弁当を食べた。眺望のすばらしい２０９０ｍの桑崎山へは、これから険しい道が続くというのであきらめて降りた。
近くのサンウエル立山は、いろんなお風呂があり、露天風呂もあり、疲れがとれてよかった。

パソコン講座

講座「プレミア・エレメンツでＶＴＲ編集」に参加した。蜃気楼の動画と音楽と静止画を組み合わせて編集した。タイトルの入れ方や、いろんな映像の出方の工夫の仕方などがわかって、とても参考になった。
ＤＶＤも簡単に作れるんですね。驚き！
映画監督になったみたいでおもしろかった。
次に、「ホームページビルダーを使ってみよう！」に参加した。２時間で２ページの美しいホームページができて、とてもうれしかった。
本当に簡単にホームページができる時代になったんですね。メールの設定、リンクの仕方、写真や文章の入れ方なども体験できてとてもためになった。

パラソル花飾り ドアスワッグ

ブリザーブドフラワーでパラソル花飾り、ドアスワップを作った。秋らしい色で、花束を作った。パラソルにするのが難しかった。

北朝鮮はなぜ潰れないか 重村智計

国際政治としての北朝鮮への視点から、北朝鮮の現状がリアルに述べられていて、興味深い。
北朝鮮が崩壊しなかった理由として
①中国と韓国が崩壊を望まなかった。
②儒教的価値観が体制を支えた。
③軍事優先でクーデターを防いだ。
④徹底した秘密警察の取り締まり
⑤金大中政権の太陽政策が助けた。

・北朝鮮はいずれ崩壊する。5～10年後。
・朝鮮半島で戦争が起きる可能性は、限りなくゼロに近い。
・核開発は死んでも手ばなさない。
・金正日には4人の影武者がいる。
・金正男は後継者になれない。異母兄弟の金平日ポーランド大使が急浮上している。
・北朝鮮は、日本の福井県ほどの経済力。過大評価しすぎ。
・多くの拉致被害者は生きている。（そうだと本当にいいですね。）
著者のようにリアルに北朝鮮を見る視点は、とても参考になった。

花束アレンジ ブリザーブドフラワー

材料　器、サハラ、リボン、シャリーポピー、ブラッケンファン、ベアグラス、ラメカールワイヤー、ダリア、グンゼア（アジサイ色）など。


　

教師格差 尾木直樹

「ダメ教師はなぜ増えるのか」と言う副題である。現在の教師がおかれている過酷な現状と教育再生会議の問題点がわかりやすく描かれている。
最近病める教師や定年を待たず退職する教師が増加しているという。教師を目指す学生数の減少もおこっているという。いじめ、学級崩壊、教育パッシング、劣悪な労働環境、教育評価の導入、管理強化、子どもを教師から奪う改正教育基本法、教育免許の10年制などがその要因だろう。
教師再生のためには、職場の同僚性や共同性を増し、子どもにとって楽しい学校を作り、行政は、十分な予算を与えればよいという。教育再生会議は、現在のような一般的な提言を押しつけるのでなく、もっと教育専門家を入れ、競争でなく、みんなでよりよく生きるための「共創」をめざすものであって欲しいという著者の提言に賛成だ。

映画 川の流れのように

森光子主演の映画。乳ガンを患い、余命3ヶ月の女流作家が最後にふるさとにもどって幼なじみの友と再会し、ふるさとの桜を見たいという願いを、幼なじみの仲間の力を借りて達成するという心温まる映画だ。
子ども達から危ないと、船や畑や生きがいを奪い取られ、病院の片隅で将棋や世間話に興ずるしか無かった、この小さなさびれゆく漁村で老いてゆこうとしていた幼なじみの老人達は、東京からきた彼女の出現に驚き、しだいに惹かれていく。
映画は、彼らが、彼女の家の壁をピンク色に塗ったり、明るい色のファションを着たり、自分のやりたかったことに果敢に挑み出す姿をとてもユーモラスに描いている。
最後は、若者達との和解もあり、高齢者が仲間を大切に、明るく自分達の生を輝かせていくというとてもよい映画だ。「川の流れのように」の歌詞のように、一人一人が、地図さえない人生という道を一秒たりとも無駄にせず、大切に生きていきたいものだと痛感させられる映画です。
多くの人に見てもらえるとよいですね。

パソコンクラブ

今日もパソコンクラブがあった。23人も参加。午前中は、ワードでフルーツ盛り合わせを作った。パイナップル、リンゴ、ブドウを透けるお皿の中へ入れて無事完成。
透けるお皿がとても涼しそうに出来、とても満足。
家でバナナやスイカなど、他の果物もワードで作ってみたい。
午後からは、花火のアニメに挑戦した。インターネットで大きな花火の写真を一つ選び、アニメで打ち上げの様子を作ってみた。他のアニメも作ってみたい。